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西川如見の墓 (にしかわじょけんのはか)

市指定史跡

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西川如見(1648~1724)は、通称を治郎右衛門、 名を忠英、号を求林斎と称しました。

はじめは、南部草寿(なんぶそうじゅ)について儒学を学びましたが、後に小林謙貞(こばやしさだかね)について天文学や暦学を学び、当時、わが国を代表する天文学者と称されました。

享保3年(1718)将軍吉宗は特に如見を召して、天文学や暦学についての意見を聞き、それを参考にしたといわれています。

著書には、わが国最初の世界地理の書物といわれる「増補華夷通商考」や 「日本水土考」、「四十二国人物図」、「天文義論」など多数があり、また長崎の地誌として知られる「長崎夜話草(ながさきやわぐさ)」は、如見の談話をその子正休(忠次郎)が筆録したものです。

基本情報

住所 長崎県長崎市寺町 長照寺後山墓地

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