【雲仙普賢岳登山】初心者にも登りやすい!妙見岳・国見岳周回ルートをレポート
春のミヤマキリシマ、登山でも人気の雲仙普賢岳。
池の原から仁田峠、妙見岳、国見岳を経由し、雲仙岳の主峰・ 普賢岳 を目指す登山コースを紹介しています。
前回の記事では、駐車場から妙見岳山頂までを紹介しました。
今回は国見岳山頂から普賢岳山頂、汗をかいた後のお楽しみの温泉をご紹介します!
掲載日:2026年05月28日
ライター:Miyako
妙見岳山頂まで行くと国見岳が見えてきます!
この頃の妙見岳、国見岳のミヤマキリシマは7分咲きでした。
妙見神社から吹越分かれを過ぎ、国見分かれの看板を曲がって、国見岳の頂上を目指します!
国見分かれから国見岳の頂上までは急斜面の岩場と鎖場の難所があります。
国見岳を下から眺めていると岩場の斜面を登っている登山者が見え、「あーあれを登るのか…」となりますが、覚悟を決めて登りましょう。
山頂へは登山道も狭く、頂上付近も広くはないので、シーズン中は譲り合いを。
国見岳登頂!
頂上は標高1347m。頂上の岩場からの景色も絶景です!
妙見岳から国見岳山頂まで30〜40分ほどでした。
頂上が少し混んでいたので、写真を撮り小休憩をしたらすぐに来た道を国見分かれまで戻りました。
国見分かれまで戻ったらその先の登山道を進み、普賢岳を目指します!
国見分かれから鬼人谷口までの登山道に注意
国見分かれから普賢岳へは鬼人谷へ向かうルートを通ります。
国見分かれからは下りの傾斜が続き、途中に迂回ルートがあったりと、足場が悪く滑りやすいので十分注意してください。
ストックをお持ちの方は活用するといいでしょう。
鬼人谷口からのルートは2つ
鬼人谷口まで行くと、鳩穴分かれと紅葉茶屋へのルートの分岐点があります。
鬼人谷口から紅葉茶屋へ進むと、ショートカットで普賢岳の山頂に行くことができます。
一方、鳩穴分かれの方へ向かうと、西の風穴、北の風穴を通り、立岩の峰を回って今も噴煙を上げる火山「平成新山」を間近に眺めながら普賢岳を目指す周回ロングコースです。
風穴、立岩の峰を巡る周回コース
途中に通る風穴は天然の冷蔵庫として、かつて養蚕用の蚕の卵の保存倉庫として使われていた場所。
ひんやりした冷気がでているのが感じられます。
北の風穴近くにベンチもあり、暑い日はここで休憩しながら涼んでいくのもいいですね。
木々に囲まれ、野鳥のさえずりに癒されながらトレイルを進んでいきます。
西の風穴、北の風穴を通り、鳩穴分かれから立岩の峰へ。
「平成新山」が間近!【立岩の峰】
木々に囲まれた登山道を登り切った先は立岩の峰。開けた場所からは「平成新山」が間近に現れます。
平成の噴火活動でできた「平成新山」は普賢岳よりも高い標高1483m。
長崎県の最高峰の山ですが、火山ガスや崩落等の危険があるため、立ち入り禁止です。
いつか平成新山から安全に眺望を楽しめる機会があれば…と思ってしまいます。
PickUp
一言アドバイス
この先の普賢岳山頂でランチや休憩を取る方が多く、シーズン中は込み合う可能性があります。立岩の峰がスペースが広いので、「平成新山」を間近に眺めながら、この辺りでランチ休憩を取るのもおすすめですよ。
立岩の峰を少し進むと、こんもりと木々に覆われた山が見えます。
ここは、冬に木々に氷の華が咲く「霧氷」の名所として知られている霧氷沢です。
霧氷沢分かれから行くことができますが、ここは冬の霧氷の季節に行ってみたいですね!
また、5月中旬頃、この辺りの谷の斜面に白色のヒカゲツツジが一面に咲くそうなのですが、気づかず見逃してしまいました…おそらく咲いていたはず。
鳩穴分かれから立岩の峰を経由し霧氷沢分かれまでは登りのみの一方通行です。
普賢岳方面からは立岩の峰へは回れないのでご注意を。
いざ、普賢岳山頂へ!
霧氷沢分かれから15分ほどで普賢岳山頂と紅葉茶屋へ分かれる分岐点があり、そこを曲がって少し登ると普賢岳山頂です!
標高1359mの山頂からは大パノラマの絶景が広がります。
平成新山がバックに見える普賢岳の頂上碑は絶好の撮影スポット。
反対側の岩場にはゴジラの横顔のように見える「ゴジラ岩」もあるのでぜひ探してみてくださいね。
これで雲仙岳の妙見岳、国見岳、普賢岳の三峰縦走達成!
ちなみに今回のルートでは普賢岳の頂上に来るまでに登山スタートから4時間ほどかかりました。
なかなか長かったです…
下山は紅葉茶屋から鬼人谷口へ
普賢岳を後にし、紅葉茶屋へ。
現在、紅葉茶屋からあざみ谷を経由して仁田峠へとつながる登山コースは土砂崩れの影響により通行止めなので、鬼人谷口へ戻り、来たルートで下山します。
(※あざみ谷へのルートが再開されれば、紅葉茶屋から下りて仁田峠まで周回や仁田峠ー普賢岳のピストンも可能。)
仁田峠に戻り、そのまま池の原の駐車場へ下りて登山終了です!
PickUp
参考までに
今回、池の原から出発して仁田峠、妙見岳、国見岳、立岩の峰経由の周回コースでは、普賢岳まで登って帰るまでに6時間半ほどかかりました。ペースや休憩時間や回数などで個人差はありますが、ご自身のコンディションでロープウェイを使ったり、登山ルートをご検討ください。
また、仁田峠の駐車場から往復30~40分ほどで野岳(1142m)に登ることも可能ですよ。
登山後は温泉でリフレッシュ!
登山後は、雲仙温泉で汗を流して帰るのがおすすめ。
硫黄の香り漂う雲仙温泉街には、日帰り入浴可能な施設も点在しています。
また、島原半島には雲仙温泉だけでなく島原、小浜など泉質が異なる温泉エリアもあります。
島原半島の温泉についてはこちらの記事で紹介していますのでこちらもどうぞ。
雲仙の自然はミヤマキリシマの季節以外にも、初夏の新緑やヤマボウシ、秋の紅葉、冬の霧氷と四季折々の自然が楽しめ、一年中登山が可能です!
火山が生み出したダイナミックな地形と、四季折々の自然が広がる雲仙岳。
ミヤマキリシマの季節だけでなく、季節ごとに表情を変える雲仙の山旅をぜひ楽しんでみてくださいね。
この記事を書いた人
o#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎の魅力を県外や海外の方に知ってもらいたい!
長崎県大村市出身。インバウンドを得意とする旅のコンテンツクリエーター。海外・東京などでの生活を経て、2018年の暮れに長崎にUターン。その後、長崎の歴史や文化を学び直し、その魅力にはまる。個人のSNSやフリーランストラベルライターとしても複数メディアで長崎の魅力を発信中。



