GOTOGINの蒸溜所を訪ねる~五島インフルエンサーと巡る冬のしま旅

五島のインフルエンサー「アオブ」さんの案内で巡る五島のしま旅。
現在多くのメディアが注目している半泊(はんとまり)集落へ行って来ました。
ここは、かつて潜伏キリシタンがひっそりと隠れ住んでいた歴史のある場所。
そのエリアに、2024年に登場し、瞬く間に全国的に話題となり、数々の賞を受賞しているクラフトジン「GOTOGIN(ゴトジン)」を製造している「五島つばき蒸溜所」があるんです!
掲載日:2025年02月04日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
長崎港から福江港へ!港の駐車場がお得になる方法★
今回は私が住んでいる佐世保市から長崎港まで車で向かい、駐車場は「長崎港ターミナルビル駐車場(大波止の県営駐車場)」を利用しました。
通常、24時間の上限料金は2,880円なのですが、福江港に設置されている認証機に乗船券を差し込んで認証を受けると、駐車場の料金が1,440円に割引されるのです!
長崎港ターミナルビル駐車場をご利用の際は、駐車券を持って島へ渡り、必ず行った島のターミナルにある認証機で認証を受けてくださいね♪
五島市・福江港に到着!
私が訪れた時は、五島市がロケ地となった『劇映画 孤独のグルメ』のポスターがあちらこちらに掲示されていました。早速、井之頭五郎さんの実寸大パネルの隣に立って遊ぶ私の記事ではおなじみの相棒・亀さん・・・。(笑)
腹を空かせた亀さんとともに、五島の旅がいよいよスタートです★
映画『劇映画 孤独のグルメ』のロケ地については、ナガサキタビブメンバーのRuriさんが詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
新鮮な激安寿司が堪能できる「奥浦海鮮直売所」
福江港から半泊エリアまでは車で約25分。車を15分ほど走らせると、海辺に「お寿司」の文字が書かれたのぼりを発見!
店内に入ると、牡蠣焼きを楽しんでいるグループがちらほら。こちらは20年以上続く鮮魚直売所で、10月から5月の土日限定でオープンしているそうです。幸運にも、絶好のタイミングで足を運ぶことができました♪
マグロや鮮魚のネタの厚さに驚愕!900円から楽しめる激安お寿司
ご覧ください、この艶やかで美しい刺身と、ネタの厚みを!
驚くべきは、その大きさだけではありません!なんと、マグロは1,400円、ミックスは900円(各6貫)という驚きの価格で楽しむことができるんです!
※2024年12月時点の価格
お店の方に伺うと、マグロは自家養殖しているため、この価格で提供できるとのこと。思わず「この値段で大丈夫なのかな?」と心配になってしまうほどでした。
実際に食べてみると、ぷりぷりの食感で食べ応えも抜群!とても美味しく、お腹も心も満たされました♪
山と海に囲まれた半泊エリア到着!
細い山道を抜け、ようやくたどり着いたその先には、エメラルドグリーンと群青色に輝く美しい海の景色が広がっており、その素晴らしさに感動!
この海岸は、自然の川や海によって長い時間をかけて波や水流に磨かれ、丸く滑らかな石がたくさん散らばっているのが特徴です。波が玉砂利に絡み、「カラカラ」と心地よい音を響かせています。
その音はとても心地が良いので、ぜひ景色だけでなく、耳を澄ませて自然の音にも耳を傾けてみてくださいね。
半泊までの行程や夏の様子についてはMiyakoさんの記事をご覧ください。
五島の魅力を世界へ届ける「GOTOGIN」の蒸溜所へ!
お酒好きの方なら一度は訪れたい「GOTOGIN」の蒸溜所にやってきました!
実は私、普段ジンをあまり好んで飲むことはないのですが、「GOTOGIN」は、毎日でも飲みたくなるほど美味しくて驚きました! 一度飲んだら虜になる「GOTOGIN」の魅力をお伝えします♪
PickUp

GOTOGINとは
東京の酒類メーカーで働いてきた3人が、世界遺産の島 長崎県五島列島に蒸溜所を立ち上げて造ったクラフトジンです。
令和5年度長崎県特産品新作展の農産加工品・酒・飲料部門において最優秀賞を受賞。
【予約不要】蒸溜所の説明ツアーに参加!
GOTOGINの蒸溜所では、ジンの作り方や半泊集落の魅力を学べるツアーが開催されています!
なんと、毎週土曜日に2回、11時と14時から予約なしで誰でも気軽に参加できるんです。
※お休みの日もあるため、公式サイトでご確認の上、お出かけください。
私が到着した時には、20人以上の方が見学に訪れていました。
お酒の説明だけでなく、半泊集落の歴史や暮らしについても詳しく解説していただけるので、お酒好きな方はもちろん、お酒の知識がなくても新たな驚きや発見があり、とても楽しむことができました★
50代からの挑戦!脱サラして世界に誇るクラフトジンを開発!!
元々大手酒類メーカーで働いていた門田さんは、50歳を前に「世界に誇れるようなお酒をゼロから作りたい」と強く思うようになったそう。その思いを胸に、務めていた会社を辞め、水の美しさと穏やかな景色に惚れ込んだ半泊に蒸溜所を建てられたそうです。
アロマのお酒?その作り方の秘密とは?
今回のツアーで私が最も驚いたのは、こだわり抜かれたジンの作り方。五島の象徴ともいえる椿の花をキーボタニカルに、17種類のボタニカルをそれぞれ独自に蒸溜し、丁寧にブレンドしているそうです。素材ごとに実の割り方や漬け込むアルコール度数を変えるなど、細部にまでこだわっていると聞き、深く感銘を受けました。
そのひとつひとつのアロマが織り成す優しい香りのハーモニーは、まさにこの”てまひま"が生み出しているのだと実感しました!
椿のタネをモチーフにしたチャンバーを持つ、世界にたった一つしかない、GOTOGINのための蒸留器も必見です!
GOTOGINが「ガラスびんアワード2023」で最優秀賞を受賞!
半泊の海をイメージして作られたガラス瓶は、なんと「第19回ガラスびんアワード2023」で最優秀賞を受賞しています。審査委員長を務めるリリー・フランキーさんが受賞理由として「手に持って気持ちいい」と語られており、その独特の手触りもぜひ注目してほしいポイントです♪
なんと俳優の土屋太鳳さんも絶賛!(Instagramに紹介されてます!!)
GOTOGINの美味しい飲み方については、次の記事で詳しくご紹介します♪名建築家が設計した宿「めぐりめぐらす」で、GOTOGINと五島グルメを存分に堪能しました♪
今回訪れた場所
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!