【五島・半泊】絶景秘境で贅沢な時間を過ごす一棟貸し宿「めぐりめぐらす」

五島のインフルエンサー「アオブ」さんの案内で巡る五島のしま旅。五島市福江港から車で約25分。全国で話題のお酒「GOTOGIN」の蒸溜所がある半泊(はんとまり)集落へ行って来ました。
今回は、半泊集落にある「めぐりめぐらす」に宿泊し、日常の喧騒から解放される贅沢なひとときを過ごしてきました♪
・名建築で大人の癒し旅がしたい方
・自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい方
・慌ただしい日常から解放されたい方
・周りの目を気にせず子どもを連れた家族旅行、親しい仲間と楽しみたい方
はぜひ記事をご覧ください★
掲載日:2025年02月04日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
どんな場所にあるの?
「めぐりめぐらす」は、五島市の半泊集落に位置する、山と海に囲まれた一棟貸しの宿。エメラルドグリーンと深い群青色が美しく溶け合う海の景色と、波が玉砂利に絡み合いながら「カラカラ」と響く心地よい音に、自然と心が癒されます。
「めぐりめぐらす」には、この美しい海岸に転がる玉砂利を巧みに取り入れた工夫が随所に散りばめられているので、ぜひ見つけてみてくださいね♪
廃校となった小学校を改修した一棟貸し宿「めぐりめぐらす」
半泊集落を観光した後は、お宿にチェックイン!!ここは、世界各地を旅した建築家・中村好文氏が、かつての廃校であった小学校の分校を、歓楽的な場所ではなく、内省的な時間を過ごせる空間へと再生した宿です。「九州観光まちづくりアワード2024」で特別賞に選ばれました。
五島の静寂に包まれた入り江の自然環境で、「日常の喧騒から離れ、心と向き合いながら自分自身と対話できるひとときを作りたい」という思いから、この場所は生まれたそうです。
心静かに過ごすだけでなく、私たちのように親しい友人や大切な家族と共に、穏やかな時間をゆっくりと楽しんでもよし★様々なニーズにあわせた時間を、過ごすことができるんですよ。
※チェックイン(鍵の受け渡し等)は、島内の系列のビジネスホテル「セレンディップホテル五島」(長崎県五島市武家屋敷1-7-12)で手続きをしてくださいね。 |
自分と向き合える「思索するための1人部屋」
この宿の最大の特徴は、カマボコ型の天井と、「ル・コルビュジエ・カラー」と呼ばれる柔らかな色合いが施されたシングルルーム。ここでは、のんびり読書をしたり、お手紙を書いたりと、自分のためにゆっくりとした時間を贅沢に堪能することができるのです。
他にも、2名で宿泊できるバス・トイレ付きのツインルームが1部屋あるので、小さな子ども連れの方や大切な人との時間を楽しみたいという方にもおすすめです♪
ドアのカラーが部屋によって異なるので、自分の好きなカラーのお部屋を選ぶのも楽しいですよね★
自分の好きな部屋が選べるのも一棟貸しだからこそできる贅沢!
名建築家こだわりのキッチンでクッキング
キッチンは、この宿の推しポイント!
300軒以上の住宅を手がけてきた料理好きの建築家・中村好文氏が知恵と工夫を注いで設計されたそうで、用途にあわせて使える波佐見焼の食器や調理道具なども引き出しの中にズラリっと揃っていました★
静寂な半泊の夜を五感で楽しむ!
半泊集落には夕食を提供する飲食店がないため、五島の食材を使って鍋作り!地元の方が利用する福江港近くのスーパーで、五島の食材を調達!!みんなでワイワイしながら、野菜を切って調理する時間も楽しいですよね♪
五島つばき蒸溜所で購入したお酒「GOTOGIN」をお供に、手作りの料理を味わいながら楽しむ五島グルメは、まさに至福のひととき・・・。最高の組み合わせで、美味しさが一層引き立ちました♪
「GOTOGIN」の飲み方はとても自由で、どんなスタイルにもよく合います。
普段ウイスキーをロックで味わう方はロックで。ハイボールが好きな方はソーダ割りがぴったりです。ジンなので定番のトニックウォーターで割っても美味しいですが、割るならソーダ水がおすすめとのこと。また、緑茶に少し加えて飲むのも、意外な美味しさを楽しめるそうです♪
ここには、オープンデッキでバーベキューが楽しめるBBQグリルセット(別途料金)も完備されているので、寒い時期には温かい鍋、暖かい時期にはバーベキューと、季節に合わせて異なる楽しみ方ができますよ★
この日はとっても寒かったので、お庭で焚き火を楽しみました♪火を囲みながら、マシュマロを焼いたり、焼き芋をしたりと、心温まるひとときを過ごすこともできるのです。薪やチェアは無料で提供されているので、利用したい方は宿泊予約時にお伝えくださいね。
優しい日差しに包まれる朝のひとときを堪能して
朝日の光が優しく差し込み、心地よく目覚めることができるのが大きな魅力の一つ。窓から注がれる温かな太陽の光に包まれ、穏やかな朝を迎えることができますよ。
朝食は、五島の名物「かんころもち」と食パンをBALMUDA(バルミューダ)で焼いていただきました。さらに、宿の水道からは半泊山麓の湧き水が湧き出ており、自然の恵みを感じながら、美味しいコーヒーを淹れて楽しむこともできます。この水はGOTOGINにも使われているんですよ。
自然の中で”ととのう”贅沢な体験を。
「めぐりめぐらす」では、別途料金でお庭にフィンランド式の薪ストーブを使ったテントサウナを設置してくれるサービスもあります。ロウリュ水や水風呂、リクライニングチェアが完備されており、サウナ好きにはぜひおすすめしたい贅沢な時間です♪
1回120分のゆったりとした時間を楽しむことができますよ。
いかがでしたか。
「めぐりめぐらす」で過ごすゆっくりとした時間は、この上ない贅沢なひと時で、様々な名所を見てまわる旅もいいけど、心静かに過ごすという旅もいいものだな、と感じた半泊ステイでした。
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!