映画「解夏」ロケ地さるく&モデルコース
原作を忠実に再現した感動のドラマ。 小学校教師・隆之は、視力を失っていくベーチェット病だと診断される。恋人の陽子に別れを告げ、故郷の長崎へ帰る。一方陽子は隆之が忘れられず、彼を追って長崎へ。美しい風景が二人を温かく見守る至極の恋物語。
原作/さだまさし 監督・脚本/磯村一路
出演/大沢たかお 石田ゆり子 ほか
そんな名作の舞台・長崎のロケ地をめぐってみましょう!
- 所要時間:日帰り
- 交通手段:車・徒歩
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JR長崎駅
長崎へようこそ!!
長崎県の県庁所在地、長崎市の中心駅であり、長崎本線の終着駅でもある。
住所 | 〒850-0058長崎県長崎市尾上町1 | |
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電話番号 | 095-822-0063 |
車で約5分
万寿山 聖福寺
黄檗宗(おうばくしゅう)寺院で長崎四福寺の一つ
1677年木庵の法子・鉄心道胖により創立され、寺の創建については鉄心の母方である唐通事・西村家から多大の寄付がありました。
1694年西村作平次により寄進され、1718年改鋳された梵鐘は鉄心の大鐘として有名です。1780年長崎異変のときには、佐賀鍋島藩が陣所として使用することを認め、1836年には境内の四休庵を遠見番所として使用する許可を与えました。1805年以降は異船襲来の場合、大鐘の左右につけた両撞木で早鐘をつくことになりました。
山門、天王殿、大雄宝殿は県文化財に、惜字亭、石門、梵鐘、黄三禅師次韻は市文化財に指定されています。境内には「ジャガタラお春の碑」「団十郎供養碑」「鉄心椿」などがあります。
当時のエピソード…この映画ではシナハン(シナリオハンティング)がとても思い出に残っています。監督やカメラマンなどと長崎駅裏から聖福寺、諏訪神社、桜馬場、寺町界隈など市内を2日間くらいかけて歩いてまわりました。スタッフの皆さんは、長崎の人でも相当きつい行程をよく歩いたと今でも感心しています。現場までは、機材はもちろん、どうやって登ろうかとシナハン初日から心配されていたことを思い出します。ロケ当日は人力で運び大変でした。 お勧めスポットは、ここ「聖福寺」。まちなかにありながら、静かで心落ち着く場所なので、映画のシーンを思い出しながら是非訪れていただきたい場所です。
住所 | 長崎県長崎市玉園町3-77 | |
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電話番号 | 095-823-0282 | |
営業時間 | 9:00~17:00 |
車で約10分
万寿庵
高野聡子が饅頭を買った店
シーボルト通りの老舗らしい店構えが落ち着きます。店内には、映画ロケのときの写真が飾られています。
住所 | 〒850-0015長崎県長崎市桜馬場2丁目4-1 | |
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電話番号 | 095-822-6526 |
車で約10分
小川ハタ店「長崎ハタ資料館」
年中行事として親しまれてきた凧資料館
風頭、稲佐山、金比羅山に唐八景。長崎市街を取り囲む山々では今も春と秋に盛大に行われているハタ揚げ。
高く揚げることを競うだけではなく、ガラスの粉を麻糸に塗り付けたビードロヨマ(糸)を使って他のハタと掛け合い、相手のハタを切って遊ぶのが醍醐味です。どちらかというと子供より大人が夢中になる遊びとも言えるでしょう。参加しているおじいさんに目をやるとさすがに年季が入っていて、軽々と2~3枚のハタを落としてしまうので見ているだけでも十分に楽しめる行事です。
長崎凧(ながさきはた)とビードロヨマは、伝統的工芸品として長崎県の指定を受けています。
住所 | 〒850-0803 長崎県長崎市風頭町11-2 | |
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電話番号 | 095-823-1928 | |
営業時間 | 9:00~17:00 |
歩いて約3分
風頭公園
坂本龍馬像が建つ自然豊かなハタ揚げ(凧揚げ)の名所
遊具や多目的広場などの施設に加え、春は約350本の桜、初夏には約2,500本ものあじさいが咲き誇り、四季折々の花々が楽しめます。春には「風頭公園桜まつり」が行われ、夜はぼんぼりが灯され幻想的な雰囲気に包まれます。
小広場には、腕組みをしてブーツを履き長崎湾を眺める「坂本龍馬之像」が建立されており、龍馬ファンの聖地とも呼べるスポットです。
龍馬本人に酷似していると言われるこの像は、1989年長崎在住の彫刻家である山崎和國氏によって製作され、市民の募金により建てられました。また司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』の文学碑も隣接。
周囲には日本最初の職業写真家「上野彦馬の墓」や「長崎ハタ資料館( 小川ハタ店)」もあり、歴史探訪も楽しめます。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林3-510-6 他 | |
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電話番号 | 095-829-1184(長崎市地域整備2課) | |
休日 | 無休 |
歩いて約10分
長崎市亀山社中記念館
坂本龍馬が結成した日本初カンパニー「亀山社中」跡に建つ記念館
また、険悪だった薩摩藩と長州藩の関係回復の仲介をし、薩長同盟の締結に大きな役割を果たしたと言われています。
当時活動の拠点として借りていた民家が、もともと亀山焼の職人の住居として使用されていたため、その地名の亀山と、仲間を意味する社中を合わせて亀山社中と呼ばれました。老朽化していた遺構を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。
記念館は内部は、10畳・8畳・3畳の部屋と土間に分かれており、隠し部屋と思われる中二階は、はしごを上って中を見学することができます。
また、龍馬のブーツのレプリカやピストル、書簡の写し、亀山社中の志士達の写真などゆかりの品々が展示されており、全国から龍馬ファンが訪れる人気のスポットです。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めています。
近くには、記念撮影スポットとして人気の龍馬のぶーつ像と、ボランティア団体亀山社中ば活かす会が運営する亀山社中資料展示場(土日祝のみ営業)もあります。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2-7-24 | |
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電話番号 | 095-823-3400 | |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館は16:45) | |
休日 | 無休 |
歩いて約5分
若宮稲荷神社
竹ン芸で有名な、龍馬や幕末の志士が参拝した勤皇神社
町役人・若杉喜三太が1673年、自邸に祀っていた稲荷大神を伊良林の地に移し、社殿を創建したといわれています。その後多くの人から敬われ、1736年長崎奉行の細井因幡守安明が新たに参道を開通し神殿を改築。以後歴代長崎奉行に崇敬され、鎮守の神として親しまれています。
「稲荷大神」は楠木正成の守護神と言われており、龍馬をはじめ、楠木正成を尊敬する幕末の志士達が参拝していたため「勤皇稲荷」とも呼ばれています。
長い石段が続く参道には約70もの朱色の鳥居があり、全国的に珍しい四角い柱が特徴の「方形の鳥居」も立っています。明治時代に築かれた巨大な岩の上に立つ本殿は迫力満点!
拝殿の横に立つ「坂本龍馬の像」は風頭公園の「坂本龍馬之像」の原型で、2009年亀山社中跡から移設されたもの。亀山社中の一層の発展を願って制作者山崎和國氏から寄贈されました。
毎年秋の例大祭(10月14・15日)に奉納される無形民俗文化財の“竹ン芸(たけんげい)"は、笛や締太鼓などのお囃子にのせて、高さ約10mの2本の青竹の上で、白装束に男狐・女狐のお面をつけた2人の若者が披露するアクロバティックな空中芸。中国の羅漢踊りを真似たとされ、観客は終始ハラハラドキドキさせられます。
龍馬御守や絵馬などが販売されている、龍馬ファン必見スポットです。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2-10-2 | |
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電話番号 | 095-822-5270 | |
休日 | 無休 |
車で約15分
東明山 興福寺
日本最古の黄檗宗寺院
禁教令下の江戸時代初期は中国からの来航者が多く、自分たちがキリスト教徒ではないことの証明と、海の守護神「媽祖(まそ)」を祀ることを目的に唐寺を建立し、菩提寺としました。
1632年第2代住職・黙子如定(もくすにょじょう)は本堂である大雄宝殿(だいおうほうでん)を建立。その後火災や暴風で大破し、1883年に再建されました。中国工匠による中国南方建築の代表作で、緻密な彫刻やアーチ型の天井等があり、圧倒的な美しさを誇ります。黙子如定は眼鏡橋を架けたことでも有名です。
絵の才能に溢れる第3代住職・逸然(いつねん)は漢画を日本に伝え、のちの画家たちに影響を与えた人物。中国から高僧の渡来を切望していた逸然たちが1654年、日本黄檗宗の開祖・隠元(いんげん)を招き第4代住職となります。
隠元禅師はインゲン豆や野菜果物、印鑑に木魚、煎茶や普茶料理(ふちゃりょうり)などを中国から持ち込み、日本文化に多大なる影響を与えました。
境内には国指定重要文化財の大雄宝殿や旧唐人屋敷門、県指定有形文化財の媽祖堂や鐘鼓楼、三江会所門(さんこうかいしょもん)や山門などの文化財や碑がたくさんあります。
住所 | 〒850-0872 長崎県長崎市寺町4-32 | |
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電話番号 | 095-822-1076 | |
営業時間 | 7:00~17:00 | |
休日 | 無休 |
歩いて約5分
晧臺寺の梵鐘(こうたいじのぼんしょう)
市指定有形文化財
しかしこれは音色が弱かったので1702年当時8世重関了(亮)道が改鋳しました。
冶工は肥前佐嘉長瀬町住谷口安左衛門兼清でこれが現在の梵鐘です。
1677年寺内で鋳造され現存する大仏も,佐賀の冶工の作といわれていますが、佐嘉の鋳物師の造った梵鐘は、長崎ではここだけです。
住所 | 〒850-0872 長崎県長崎市寺町1-1晧臺寺内 | |
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電話番号 | 095-823-7211 |
歩いて約1分
ヘイフリ坂
名前の意味を誤解しがち?ヘイフリ坂
1638年当時寺町周辺にあった諏訪神社の大鳥居(現在の二の鳥居)を造るため、風頭山から石材を切り出して山のふもとまで降ろす際、あまりにも石が大きく重いので、人夫達はどうしたものかと思い悩んでいました。その時1人の宰領が突然石の上に乗り、御幣(紙を切り細長い木に挟んで垂らした神祭用具)を振って励ましたことに由来するとも言われています。
つまり「幣振り坂」。違う意味に考えた人も多いのでは?
東本願寺脇を真っ直ぐに上る石段坂も同じ意味でヘイフリ坂と呼ばれ、映画『解夏』の冒頭やラストシーンにも出てきます。
住所 | 長崎県長崎市大音寺と晧台寺の間 |
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歩いて約1分
大音寺
長崎三大寺のひとつ
皓台寺、本蓮寺とともに長崎三大寺といわれる大音寺。
白亜が印象的な本堂の裏手には、市指定天然記念物の樹齢300年は越えていると思われる樹高20mほどのイチョウの木があり、そのほかにも本堂に上がる石段脇にそびえ立つクロガネモチの大木などこの寺には見上げる程の大木が立っています。
長崎奉行とゆかりの深い地ということから文化5(1808)年に発生したフェートン号事件の責任を取り自害した長崎奉行松平図書頭康英の墓もあります。
長崎市の史跡に指定されている大きな五輪塔です。
また、本堂横の階段を上った後山の墓地には、16世紀末から17世紀初頭にかけて活躍した朱印船貿易商 荒木宗太郎の墓地(市指定史跡)があります。ここには、宗太郎がベトナムから妻として迎え、長崎の人々から「アニオーさん」として親しまれた王族阮氏の娘、王加久戸女(わかくとめ)が宗太郎とともに眠っています。
住所 | 〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町5-87 | |
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電話番号 | 098-823-2367 |
車で約10分
長崎新地中華街
日本三大中華街でグルメを堪能し、ショッピングを楽しもう!
JR長崎駅から路面電車にゆられて10分足らずで到着というアクセスも便利な定番の観光スポットです。江戸時代中期に中国からの貿易品の倉庫を建てるために、海を埋め立てて作られました。
東西、南北あわせて約250mの十字路に中華料理店をはじめ、中国菓子や中国雑貨など約40店舗が軒を連ねています。
異国情緒漂う街並みを楽しみながら見た目のキュートな中華スイーツや角煮まんじゅうの食べ歩きはいかがでしょうか?
長崎名物「ちゃんぽん」や「皿うどん」は、店舗それぞれに個性豊かな味わいがあり、食べ比べに挑戦するのもオススメ!
中華食材雑貨店は上海や香港直輸入の食材など豊富な品揃えでお土産選びの時間も楽しくなりますね。
毎冬開催されるランタンフェスティバルでは約15,000個のランタン(中国提灯)が中華街を幻想的に彩ります。一般的な提灯の他に、芸術的な大型ランタンオブジェも展示され見応えたっぷり!また特設会場では本場中国の舞踊や、伝統的楽器の演奏が楽しめます。もともとは旧正月を祝う春節祭として始まった催しですが、今では長崎の冬の風物詩として知られる人気のイベントとなっています。
住所 | 〒850-0842 長崎県長崎市新地町 |
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車で約5分
オランダ坂
外国人居留地の名残で異国情緒あふれる東山手エリアの石畳の坂道
江戸時代日本で唯一貿易が行われていた長崎では、出島に住むオランダ人の影響か開国後も東洋人以外の人を「オランダさん」と呼んでいました。そのため当時「オランダさんが通る坂」という意味で外国人居留地にある坂はすべてオランダ坂と呼んでいたと考えられています。現在は、主に活水女子大学下の坂、活水坂、誠孝院(じょうこういん)前の坂がオランダ坂と呼ばれています。
オランダ坂の石碑のそばにある水色の洋館、東山手甲十三番館は入館無料で気軽に立ち寄れるスポット。明治時代に外国人住居として使用されていた建物で、当時の様子を伺うことのできる内装や調度品を見学できます。カフェスペースもあるので、散策途中の休憩にいかがでしょうか。
住所 | 長崎県長崎市東山手町 | |
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電話番号 | 095-822-8888(長崎市コールセンターあじさいコール) |
車で約5分
ナガサキピースミュージアム
長崎から世界へ発信する平和の玄関口
長崎出身のさだまさし氏の呼びかけで全国から集められた募金によって建立。名誉会長にグラフィックデザイナーの原田泰治氏を迎えボランティアスタッフが運営。国内外に広く公募した企画展やコンサート会場として利用されている。
「平和の素晴らしさを身近に感じられること」を展示の基本としているため、一般の人が写真展や絵画展を開くことも可能だということが何よりの魅力。平成13年(2001)4月の開館から現在まで、メッセージ性あふれる個性豊かな企画展を行ない続けている。建物の規模は小さいが展示内容は世界規模なのだ。
また、現在戦渦にある世界の国々をパネルで紹介。ほかに平和情報の提供、NPO、NGOとのネットワークづくり、平和学習の場、長崎情報の発信と、「戦争反対」だけではなく、人権、差別、環境、文化など、私達の身の回りで不安定となっている問題を考え、世界へ発信する21世紀平和文化型ミュージアムとなっている。
住所 | 長崎県長崎市松が枝町7-15 | |
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電話番号 | 095-818-4247 |
歩いて約1分
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館
長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム
正面は装飾が豊かで側面はシンプルな造り、典型的な西洋建築様式「ファサード建築」で建てられた石造3階建の建物は、明治から昭和初期に活躍した建築界の異才、下田菊太郎が設計した中で唯一国内に現存する作品。長崎市内に残る洋館の中で最大級の大きさを誇っています。
1階は、銀行として使われていた当時の様子を伝える展示と、休憩等気軽に利用できる多目的ホールとなっており、2階では、中国革命の父・孫文とその革命を支えた長崎出身の実業家・梅屋庄吉の国境を越えた友情の物語と長崎華僑の人々の活躍が紹介されています。3階では、楽しく学べる体験コーナーもあり、貿易港長崎の歴史や、日本の近代化に大きな役割を果たした上海航路と国際通信、居留地での外国商人たちのくらしや、建築家・下田菊太郎の業績を紹介しています。
住所 | 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町4番27号 | |
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電話番号 | 095-827-8746 | |
営業時間 | ミュージアム(2階および3階)9:00~17:00(最終入館は閉館の20分前まで) 多目的ホール(1階)9:00~17:00(日中)18:00~21:00(夜間) ※多目的ホールは現在新規受付を停止しております。 |
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休日 | 毎月第3月曜日(祝日の場合は翌日)※その他メンテナンスの為休館する場合有 |
歩いて約5分
大浦天主堂
世界の宗教史上に残る劇的な「信徒発見」の舞台
大浦天主堂は、幕末の開国にともなって造成された長崎居留地に、在留外国人のために建設された中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会で、現存するものでは国内最古となります。
聖堂内を飾るステンドグラスの中には、約100年前のものもあります。
また、建立直前の1862年に聖人に列せられた日本二十六聖人に捧げられた教会であり、天主堂の正面は殉教の地である西坂に向けて建てられています。
設計指導者はフランス人宣教師のフューレとプティジャンの両神父で、施工は天草の小山秀之進(のちに、「秀(ひいで)と改名」)です。
1864年末に竣工し、翌年2月に祝別されました。
この直後の3月に、浦上の潜伏キリシタンが訪れ、信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。
1875年と1879年の増改築により、平面形式と外観デザインも変容し、外壁も木造からレンガ造に変更されましたが、内部空間の主要部には創建当初の姿が保存されています。
1933年に国宝となりましたが、原爆による損傷の修復が完了した後、現存する日本最古の教会建築として1953年に再度国宝に指定されました。
また、2018年にユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつです。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3 | |
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電話番号 | 095-823-2628(大浦天主堂) | |
営業時間 | 8:30~18:00(最終入館17:30) |
歩いて約3分
グラバー園
偉人たちも魅せられた長崎港の絶景を体感!
国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅をメインに、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築し復元しています。居留地時代の面影を残す石畳や石段が、歴史や文化の香りを一層引き立てています。園内各所が花々で彩られており、いつどこを切り取っても絵になる空間ばかりです。
長崎市のランドマークである稲佐山を背景に長崎港を一望できる絶好のロケーションも自慢です。開港直後の偉人たちがこの絶景に魅せられたという話しも納得です。
訪れた際にぜひ探して欲しいのが、石畳の一画にあるハートストーンです。「この石に触れて願い事をすれば恋が叶う」 など恋愛成就にまつわる伝説があるパワースポットだとか。洋館群がライトアップされる7月中旬~10月初旬は、昼間とは違うロマンチックな雰囲気を味わえるのも魅力です。
レトロ写真館で気軽に衣装をレンタルして撮影するのもオススメ!マダム・バタフライにちなんだメイク用品や四葉のクローバーをあしらったオリジナルグッズも人気でお土産として喜ばれています。
園内は長崎特有の坂の多い地形のため、動く歩道やエスカレーターを設け、回遊道路をめぐらしています。それによりさまざまな年代の人々に親しまれており、年間を通して多くの観光客で賑わいます。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1 | |
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電話番号 | 095-822-8223 | |
営業時間 | 8:00~18:00(通常期間) ※夜間開園期間あり(詳細は公式Webサイトよりご確認ください) ※入園受付終了時間は、閉園の20分前となります |
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休日 | 年中無休 |
車で約1時間
遠藤周作文学館
外海が舞台となる小説『沈黙』を書いた遠藤周作の生涯や足跡を紹介する資料館
角力灘(すもうなだ)を見下ろして建つ文学館は瀟洒な建物で、エントランスホールには『沈黙』の文学世界をイメージしたステンドグラスが施されています。館内には生前の愛用品や遺品のほか生原稿や蔵書などが展示され、彼の生涯や足跡を紹介しています。常設展示のほかに2年ごとにテーマを変えながら企画展も開催されています。
外海エリアは夕陽の名所として知られており、文学館からも五島灘に沈む美しい夕陽を望むことができます。
住所 | 〒851-2327 長崎県長崎市東出津町77番地 | |
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電話番号 | 0959-37-6011 | |
営業時間 | 9:00~17:00(入館受付は16:30まで) | |
休日 | 12月29日~1月3日 |
車で約10分
出津教会堂
生涯を外海に捧げたド・ロ神父が、風の強い斜面の台地に、1882年、私財を投じて建てた質実剛健な教会。
住所 | 〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2602 |
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車で約1時間
JR長崎駅
ロケ旅、お疲れ様でした!
住所 | 〒850-0058長崎県長崎市尾上町1 | |
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電話番号 | 095-822-0063 |
FINISH
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください