壱岐の郷土菓子かすまきを新感覚で楽しむ喫茶&旅先の1冊に出会える書店|旅の最後に立ち寄りたい!壱岐の新スポット
2026年8月、壱岐に新しいスポットが仲間入りしました。芦辺商店街にあるおしゃれな建物。芦辺港から車で約5分の場所にあります。
掲載日:2026年10月30日
ライター:misahana
1階は壱岐の郷土菓子かすまきを味わえる「カスマキッサ」、2階は「大福丸書店」です。
こちらは、もともとポップアップやワークショップなどに不定期で活用していた建物を、日常的に利用できるよう店舗に改装したもの。壱岐島内で設計や建築、空き家活用などに取り組む「LIGHTHOUSE」が運営しています。
【カスマキッサ】新感覚の郷土菓子かすまき
かすまきとは、鉄板で焼いたカステラ生地で餡を巻いた壱岐の伝統的な郷土菓子でお土産として人気です。
今回紹介するカスマキッサのかすまきは、ひと味違うんです!
こちらのかすまきは、同じくLIGHTHOUSEが運営するオーベルジュ「誰は彼(かわたれ)」のレストランで、コース料理のデザートとして提供されていたものを、お土産用に開発したのだそうです。
かすまきは「生キャラメル」「ラムレーズン」「あんキャラメル」の3種類。
しっとりとした口当たりで、焦がし生キャラメルとバターの風味が口いっぱいに広がります。洋菓子のような新感覚です。
夏季限定の「かすまきアイスクリーム 壱岐の塩キャラメル」も絶品!かすまきとアイスの相性も抜群で、我が子も大好きな一品です。さらに、秋限定でモンブランも登場予定だそう。こちらも楽しみです。
「壱岐を持ち帰る」風景を描いたお土産
カスマキッサのかすまきは、「壱岐を持ち帰る」をコンセプトに作られており、お土産用の箱も素敵なんです。
箱に描かれているのは、店舗近くの「清石浜」「原の辻遺跡近くの夕日」「レストラン『誰は彼』の個室から見える景色」の3種類。3個入りと6個入りの2種類から選べます。かすまきの味も自由に組み合わせられるのがうれしいですよね。
箱に描かれているのは、いわゆる有名な観光スポットではなく、壱岐の日常や、毎日眺める風景。夏の時期は「清石浜」、涼しくなってきて「原の辻遺跡近くの夕日」も人気が出てきているのだとか。季節に合わせて選ぶのも楽しそうです。
自分へのお土産にも、贈り物にもぴったり。どれにしようか迷ってしまいますね。みなさんも、壱岐を持ち帰ってみませんか?
光と風を感じる、開放的な中庭
こちらの店舗で私が好きなのが、東南アジアを意識して作られたという中庭です!細い小道をわくわくしながら進んでいくと、その先には心地よい風が吹き抜ける中庭が広がります。我が子もお気に入りのスポットです。
屋外で飲食を楽しめるように設計されているそう。光と影が美しく、気づけば長時間眺め、まったりと過ごしていました。時間や季節による変化も楽しめそうです。こちらの中庭では、以前ご紹介したYUGEのパンをイートインすることもできます。
中庭では、音楽やワークショップなどイベントが開催されることも。夜にはまた違った雰囲気が楽しめそうです。
【大福丸書店】船旅のお供に!旅先で出会う1冊
2階へ続く階段を上ると、リニューアルオープンした「大福丸書店」があります。
「本を中心に人が集まる空間を作り、街に新しい風を吹かせる」という思いから生まれた小さな島の本屋さん。店主の森下さんがセレクトした新刊や古本が約300冊並びます。店内には絵本もあり、子連れにはうれしいポイントです。
1階のカスマキッサの商品は、大福丸書店内でもイートインできます。商店街を眺められる特等席でいただきます。大きな窓から差し込む光と風が心地よく、静かな非日常感を味わえる空間です。
私も一人の癒やし時間を求めて、リフレッシュしに来ることもあります。
常設の棚に加え、季節ごとに内容を変える棚もあり、壱岐や長崎、食、文学など、さまざまなジャンルの本がそろっています。インドや韓国、台湾など、アジア各地の書籍や絵本も並びます。
季節の棚は1カ月ごとに入れ替え、小さくても変化のある店を目指しているそう。現在は古本の買い取りも行っています。
短歌の会や大人のおはなし会、絵本の読み聞かせなどのイベントが企画されることもあります。旅の途中に立ち寄って、地域の人や本との出会いを楽しむのもよさそうです。
壱岐ならではの「門名」から生まれた店名
縁起がよさそうな店名の「大福丸」は、森下さんの自宅の門名(かどな)から名付けられました。壱岐では、地域に同じ苗字が多いことから、門名がよく使われていたのだとか。屋号のようなものだそうです。
芦辺浦では「大福丸」は船名にもよく使われており、「外と中をつなぐ場所になれるように」という思いも込められています。
船旅のお供に本を選ぶのも楽しみのひとつ。旅先で選ぶ1冊は、普段とは違う視点で本と出会える特別な時間です。
壱岐で思い出の1冊を見つけてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
長崎の歴史や文化、人々の暮らし…心に残る長崎の旅の情報をご紹介生まれも育ちも長崎市のライターです。1児の母で、親子で長崎くんちを毎年心待ちにする「じげもん」です。
趣味は古民家カフェや史跡巡りで、普段から長崎の歴史や文化、人々の暮らしを取材しています。
現在は、壱岐市で島暮らしをしながら活動中。地域取材を通して、改めて長崎県の魅力を実感する毎日です。子育て中の母親ならではの視点も交えながら、おいしい、楽しい、そして心に残る長崎の旅の情報をご紹介していきます!

