思切橋跡 (オモイキリバシアト)
思案の果て、決意を固めて渡った橋
- エリア
- 長崎
- テーマ
- 歴史・文化財・日本遺産
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路面電車の思案橋電停、道路をはさんだ両側に橋の欄干を模した思案橋跡の碑が建てられている。この付近にはかつて川が流れ、花街時代、遊廓へ“行こか戻ろか”と思案したので名付けられたという思案橋が架かっていた。
そして、“行こか戻ろか”と思案しながら思案橋を渡り、人々は花街の入口・大門(二重門)が見える場所にあったこの橋の前で決意を固めた。そのため、この橋の名前は “思切橋”。思案橋とバランスをとって架かっているのが何とも洒落ている。
今は、少し移動した見返り柳の下に置かれているが、かろうじて読み取れる欄干に刻まれた“思切”の文字が、迷いを打ち消し、思い切ってこの橋を渡った男達の光景を偲ばせる。
基本情報
住所 | 長崎県長崎市本石灰町(もとしっくいまち) | |
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アクセス | 思案橋電停(バス停)から徒歩約2分。 路面電車/長崎駅前電停から正覚寺下行きに乗車し、思案橋電停まで約10分。 長崎バス/長崎駅前東口バス停から早坂・風頭方面行き、または長崎駅前南口バス停から田上・茂木方面行きに乗車し、思案橋バス停まで約8分。 車/長崎駅前から約10分。 |