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思切橋跡 (おもいきりばしあと)

思案の果て、決意を固めて渡った橋

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路面電車の思案橋電停、道路をはさんだ両側に橋の欄干の一部を復元した「思案橋跡の碑」が建てられています。かつてこの付近には玉帯川が流れており、そこに思案橋は架かっていました。花街時代、男達は遊廓へ“行こか戻ろか”と思案しながら渡ったので「思案橋」と名付けられたと言われています。

そこから思案橋通りを約150mほど歩いていくと、「見返り柳」と「思切橋跡の石碑」が見えてきます。遊郭の入口・大門(二重門)が見える場所にあった「思切橋」で立ち止まり、ここで思い切って花街へ繰り出す決意を固めて渡ったので「思切橋」と名付けられました。「思案橋」とバランスをとって架かっているのが何とも洒落ています。

現在は石碑は少し移設されて、見返り柳の下に、思切橋の欄干形の碑が置かれていますが、かろうじて読み取れる刻まれた“思切”の文字が、迷いを打ち消し思い切ってこの橋を渡り、背徳感を感じている男達の光景を思い浮かべることができます。

基本情報

住所 長崎県長崎市本石灰町(もとしっくいまち)
アクセス ・路面電車/「長崎駅前電停」から(崇福寺行き)乗車「思案橋」電停下車、徒歩約2分
・長崎バス/「長崎駅前東口」バス停から(早坂・風頭方面行き)または「長崎駅前南口」バス停から(田上・茂木方面行き)乗車、「思案橋」バス停下車、徒歩約2分
・車/JR長崎駅前から約10分
ウェブサイト 長崎Webマガジン「ナガジン」

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