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「波佐見陶器まつり」にバスツアーで行ってみた!やきもの好きにおすすめな楽しみ方レポート♪

毎年ゴールデンウィーク期間にあわせて、長崎県波佐見町で開催される「波佐見陶器まつり」。
私は移住前から、長崎に来るたびに波佐見焼を少しずつ買い集めてきました。その影響もあって、我が家の食器棚は今や波佐見焼だらけです。
これまで会場までのアクセスがネックであきらめていたのですが、長崎バス観光が陶器まつりバスツアーを催行していると知り、思い切って参加してみることに。
車がないから行けない…と参加を躊躇していた方に、バスツアーの紹介と、陶器まつり会場の様子をレポートします!
掲載日:2025年06月11日
ライター:森山ゆりこ
波佐見焼ってどんな焼き物?陶器まつりって?
「波佐見陶器まつり」は、波佐見焼の商社や窯元が集まって開催される長崎県内最大の陶器市です。
波佐見焼の歴史は古く、約400年の歴史があります。江戸時代には簡単な染付模様を描いた「くらわんか椀」が庶民の器として広まりました。
現在では、伝統的な技術と現代的なデザインを融合させた製品が多く生産され、和にも洋にも様々なシーンで利用でき、日常使いしやすいデザインが人気を集めています。
普段は、波佐見町内に点在する窯元やショップで購入できますが、陶器まつりではメイン会場となる「やきもの公園」に地元窯元や商社などのブースが所狭しと並びます。
アウトレットやB級品もたくさんあるので、宝探し感覚で楽しめるのも醍醐味。中には、サンプルとして制作された世界にひとつしかない食器も?!
通常よりもお得な価格で器が手に入るとあって、県内外から多くのやきものファンが集まります。2025年の来場者数は約26万人でした!
買い物はもちろん、見て回るのもとっても楽しいイベントです。
◎出発前に準備物や服装の確認です。
陶器まつりはたくさんの人が訪れること、休憩する場所があまりないことから動きやすい服装と歩きやすい靴がおすすめ。
やきもの公園内にひしめき合うブースを回るだけでもかーなーりーたくさん歩きます。笑
食器をたくさん見るので、リュックなどで両手が空くようにすることも大切。エコバッグもまた、たくさんの方が食器に触るので、気になる方は軍手持参がおすすめです。
5月は天候が良い日は気温も高くなるので、熱中症対策の帽子や飲み物も忘れずに持参しましょう。
そして一番重要なのは、買いたい食器のリストです…!
会場内は本当にたくさんの波佐見焼が集まっているので、事前にリスト化しておくと現地で迷わなくて便利です。
我が家は「カレー皿」「小さめのどんぶり」「鍋のときに使う取り皿(締めの雑炊まで使えるもの)」などをリストアップしました。
車なしでも行ける!バスツアーに参加して陶器まつり会場へ♪
今回は、長崎バス観光主催の「波佐見焼陶器まつりバスツアー」に参加しました。朝7時半に出発し、波佐見町までバスでゆったり移動できるというプランです。
ツアーの集合場所は、長崎市内中心部にある「ココウォーク長崎」1階のバス停留所前か新地中華街バスターミナル。
バス車内では、ガイドさんから波佐見焼の歴史や陶器まつりの歩き方について案内があります。
このガイドさんのお話がとても面白くて、勉強になりました!また、会場内の案内もしていただけるので、はじめて参加する方も安心です。
到着が近づくとシールの配布があるため、バッグなど見える位置にしっかり貼りましょう。
ツアーバスは、本会場の「やきもの公園」裏手にある専用駐車場に停まります。
バスを降りてから本会場までは歩いてすぐなので、本当に便利でした!
会場レポ①:本会場ブースめぐり
本会場では、波佐見焼の窯元や商社などたくさんのブースが並んでいます。
会場入り口で地図も配布されていますので、お目当ての窯元がある場合は人混みに気をつけて向かいましょう。
今回は初めてということもあり、迷わないように「芝生広場」のブースからスタートしました。
芝生広場ブースでは、職人さんと直接お話しできたり、こだわりの一皿を見ることができましたよ〜!
ちなみに「掘り出し物」狙いの方は、芝生広場以外のブースややきもの公園入り口に近くのブースから狙うのがおすすめです!
こちらは本当に人が多いので、荷物などが商品にぶつからないように、カバンを前で持つなど気をつけながら進みましょう。
ものすごい数の波佐見焼があるので、良さそうなやきものを見つけた場合はスマホで撮っておき、後から戻ってきて購入すると効率的です。
ただ、在庫が少なかったり一点物の場合は、戻ってきた時に既に売り切れていた…なんてことも(涙)
自分の直感を信じつつ、お買い物を楽しみましょう!
宅急便のブースもあるので、買いすぎて持ち帰れない場合は発送することもできます♪
会場レポ②:休憩するときは
バスツアー利用の場合、現地滞在時間は5時間。お昼も挟むので、途中でお腹も空いてしまいますよね。
本会場では、福祉会館前や公園内のメイン通り添いにグルメブースもたくさんあります。
スイーツ系からご飯系まで色んなグルメが並んでいました。中には、ちくわを焼いているブースも…!
私は歩き疲れて座りたかったので、公園内のcafeのZOE L'Atelier de Poterieにて休憩することに。呉須色(ごすいろ)ソーダとジンジャーエールをいただきました。
出店はどちらかといえば大人向けのメニューが多いので、子どもを連れていく場合はおにぎりなどすぐに食べられるものを持参するのがおすすめです。
公園内の階段を登った場所にある「世界の窯広場」は、テントのブース出店がないので人が少なく落ち着いています。
木陰に座って休憩したり、小さな子どもが駆け回るのにちょうどいいスペースになっています。
今回購入した器たちをご紹介します♪
それでは、陶器まつりで購入したやきものたちの紹介です。
どれも可愛くてお気に入りですが、中央のカレー皿(ピンクと黒で2色になっているお皿)は一点物でした!本当にたまたま見つけたお皿なので、思い入れもあり特別お気に入りです。
左上の大きめお茶碗はB級品で、よーーーく見ると模様が少し傾いていたり。でも、本当によーく見ないとわからないため気になりません。
たくさん購入したつもりでも、こうやって広げてみると意外と少なく感じてしまったり…悩んだけど見送った焼物を購入すれば良かったなーと未練を感じています(笑)
今までは自家用車がないため参加を諦めていた「波佐見陶器まつり」。バスツアーでもとっても楽しめました!
移住者であり長崎市民という立場から、はじめて陶器まつりに参加して感じたのは、「もっと早く来ればよかった…!」ということ。
私は長崎市内出発のバスツアーに参加しましたが、バス会社によっては福岡からのツアーもあるので、県外からの参加も可能です。
また、陶器まつり内では絵付け体験などもあり、体験プログラムも充実しています。
気になりつつも諦めていた方は、ぜひ来年の陶器まつり(例年4月29日~5月5日)に参加してみてくださいね!
波佐見陶器まつり以外の時期で波佐見焼を見たい方は、こちらの記事もおすすめです♪
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
フォトグラファー、移住者、働く女性の視点で長崎の魅力をお届けします!
神戸からの「移住女子」です。
祖母が佐世保出身なこともあり、長崎が大好きで年に1〜2回旅行に来ていましたが、好きすぎて移住しちゃいました。現在は、仕事も兼ねて長崎県内を広く旅しています。
フォトグラファーの視点、移住者の視点、働く女性の視点から長崎県内の魅力ポイントを広くお届けします!