川棚の二大パワースポット!魚雷発射試験場跡対岸の洞窟に佇む海の神様「海神神社」、山の神様「岩屋神社」を訪ねて
川棚町の片島公園「魚雷発射試験場跡」の駐車場から海の向こうを望むとそこに鳥居が…
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海越しに眺めて気になったので、行ってきました!
今回は、大村湾の守り神「海神神社」と、同じ川棚町内にある「岩屋神社」を紹介します。
掲載日:2022年02月24日
ライター:朝永武志
海神神社とは
片島公園の駐車場から海向こうの断崖の下に鳥居を見ることができます。
そこが海神神社です。
公園に入ってすぐに案内板も設置してありました。(3枚目)
「江戸時代、筑前藩主黒田公が、大村湾を渡っている時激しい風雨に遭い、竜神に安全を祈って事なきをえたことから、この場所に八大竜王を祀った」とのことです。
干潮時に海岸沿いを徒歩で向かいます。
海神神社には、干潮時に海岸沿いを歩いて行きます。
海岸沿いに降りる場所は、海沿いの道をしばらく歩くといくつか出現しますが、場所によっては崩落している箇所もあって危険ですので、無理やり降りることはやめましょう。
さぁ、降りてからはかなり歩きますよ!
鳥居を目指して海岸沿いをひたすら歩きましょう
鳥居を目指してひたすら歩くのですが、岩や石がゴロゴロとしている海岸を歩くのは注意が必要です。
そして最も注意しなければいけないのは「潮位」です。
潮が満ちてくると歩けるところがほとんど無い箇所もありますので干潮時刻を確認して歩き始めましょう。
対岸から見た感じでは「すぐそこ」と思っていましたが、歩けども歩けども、なかなかたどり着きません…
途中からは鳥居も見えなくなるため、あとどのくらいで着くのか目安がわからなくなり不安になりますが、道中は羽を休める海鳥や近くを飛び回る小鳥に癒され、焦ることなく楽しんで歩くことができました。
20分ほど歩いてようやく鳥居が見えてきた!
歩き始めてから20分ほど経ったでしょうか。
視界をさえぎっていた岩陰から鳥居が見えて来ました!
普段は見ることのできない景色を目前にして、なんとも言えない神秘的な気分で、感動すら覚えます。
感動の瞬間!絶景の海神神社
しばらく鳥居越しに水面と海鳥を眺めていましたが、潮位の関係で長居ができません。
早めに参拝を済ませて帰路に着きます。
今回は公園を出発しておよそ1時間程の行程となりました。
※ご本尊は撮影を遠慮しております、ご了承ください。
参拝の際はルールを守り節度ある参拝をお願い致します。
山のパワースポット!「岩屋神社」
続いて川棚町の石木地区にある岩屋神社に行きましょう。
このまま進んでも本当にたどり着くのだろうか…と心配になるような、そんな場所にあります。
問題なく車で行けますのでご安心を。
199段もの長い階段が出迎えてくれます!
石造りのこの階段、なんと199段もあるそうです!
言い伝えによると『鬼が一夜で築いた』のだとか・・・
早速階段を登っていきます!
鳥居のわきにある案内板に紹介がありましたが、弘法大使も関わりがあるようです。
しかしながらそれ以外の詳しいことが分かっていないという不思議な神社です。
岩をくり貫いて築かれたまさに「岩屋」の神社
階段を登りきると不思議な光景が…「岩屋」という名のとおり、岩をくり貫いて築かれている神社です!
本来ならば斜面にある細い道を登るのですが、199段の階段を上った後でかなり疲れたため、横にある舗装された道を登ることにします。
神秘的な岩の中の神殿
驚きです!なんと岩の中に神殿があります。
しかし、本尊が見当たらないのですが・・・
なんと、さらに奥の小さな穴を潜った先に本当の神殿がありました!!
神殿と思ったのは前室のような所で、そこには言い伝え等を書き記した案内板もありました。
奥に神殿へと通じる『穴』があります。
奥に神殿へと通じる『穴』がありますが、人が通れるの?と思うほどの小さな穴です。
言い伝えでは親不孝者は入ると戻って来れない・・・のだとか。
ちなみに私はぎりぎり入れましたが、余裕が無くてドキドキしました。親不孝でなくてよかった!
ですが、親不孝かどうかを図るものではないので無理やり入るのはやめておきましょう。
また長い階段を降りて帰路につきます。
なかなかに身の引き締まる、そんな思いがした神社でした。
今回は、川棚町の「海の神様」「山の神様」という神秘的なスポットのご紹介でした。
どちらのスポットも、訪れる際は、歩きやすい靴や装備など、万全の体制で気をつけて楽しんでくださいね。
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
ドローン撮影で、ダイナミックな景色を見せます!
佐世保を拠点に、写真や動画を地上だけではなく上空からも撮影しながら活動しております。 四季折々の地元の名所を、色々な角度から切り取りお伝え出来れば!と思います。