旧出津救助院 (きゅうしつきゅうじょいん)
ド・ロ神父が困窮を極める村人達を救うため、私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設
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1879年外海地方に赴任したフランス人宣教師、ド・ロ神父が女性の自立支援のための作業場として1883年に設立した施設です。ここでは織物や縫物、食品加工などの技術を教え、人々の生活向上や拠点としてさまざまな活動が行われました。救助院の中心的建物「授産場」のほか、マカロニ製造を目的とした工場や鰯網工場(現ド・ロ神父記念館)があり、ド・ロ神父独自の工法で築かれた石積み壁(通称「ド・ロ壁」)と隣接しています。
施設の一部は、貴重な明治初期の授産・福祉施設の遺構として国の重要文化財に指定されました。
外海に生涯を捧げ今なお人々に慕われるド・ロ神父の想いを紡ぐため、現在では施設見学のほか料理や農作業の体験活動が行われています。また、ド・ロ神父の故郷と同名のカフェレストラン「ヴォスロール」が併設されており、家庭料理や手作りパン、自家栽培のハーブティーなどを提供しています。
基本情報
住所 | 〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2696-1 | |
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世界遺産 | 世界遺産候補 | |
文化財 | 国指定重要文化財 | |
内覧時間 | 火~土曜日9:00~17:00 日曜日・8/15・11/7・12/25 11:00~17:00 | |
休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3 | |
拝観料・入館料 | 大人400円、中・高生250円、 小学生200円 ※※障がい者割引:各料金より50円引き(障がい者手帳をご提示ください。) | |
アクセス |
JR長崎駅前からバス(板の浦行き)約1時間15分、「出津文化村」バス停下車 または、「桜の里ターミナル行」乗車、終点で「大瀬戸・板の浦行」乗り換え「出津文化村」バス停下車、徒歩約5~10分 JR長崎駅前から車で(国道202号線を北上)約50分 |
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ウェブサイト |
https://shitsu-kyujoin.com/ 外海観光サイト 長崎と天草地方のキリスト教関歴史文化連遺産群ウェブサイト |
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