長崎観光をおトクに楽しむアプリ「STLOCAL」。まずはダウンロード[PR]

【雲仙・小浜】ディナー・ランチ・カフェ?どんなシチュエーションで楽しむ?島原半島の贅沢な味わいに包まれる至福の時間

【雲仙・小浜】ディナー・ランチ・カフェ?どんなシチュエーションで楽しむ?島原半島の贅沢な味わいに包まれる至福の時間-1

長崎県の中でも続々と小商いのお店や、こだわりの個人飲食店が増えている雲仙市・小浜温泉街。

今回は、そんな小浜での一泊二日旅をご紹介。小浜生まれのワインとともに楽しめるイタリアンや、築100年を超える古民家カフェ&ショップ、温泉の湯気で蒸す蒸し釜体験など。

五感が喜ぶ、ココロオドル味わいの旅へ。

【夕食】小浜発のワインがいただける「小浜温泉ワイナリー Shop&Restaurant」

2021年、小浜温泉街にオープンした「小浜温泉ワイナリー Shop&Restaurant」。
店名のとおり、長崎県内では珍しいワイナリーが営むレストランです。

店主の川島さんはイタリア料理人、ソムリエ、醸造家という三つの顔を持つスペシャリスト。それなのに、かしこまらず、アットホームな雰囲気で食事を楽しむことができるため、地元客にも観光客にも愛されています。

ワインは、長崎県時津(とぎつ)町の巨峰を使ったワイン「紅桔梗(べにききょう)」や、島原半島産みかんを使った「雲仙蜜柑ワイン」をボトルやグラスで。毎年11月には、すべて長崎県産のブドウを使用した「長崎ヌーヴォー」も解禁され、年ごとの味の違いを楽しみにしているファンの方も多いのだそう。

早速、食事と一緒にいただきましょう。

豊かな島原半島を感じられるイタリア料理

県内でも食材の宝庫である島原半島でとれた、味と香りの濃い野菜や、種類豊かな魚。シンプルに素材の持ち味を活かす形で調理されるイタリア料理の数々に、ついどれを頼もうか迷ってしまいます。

メニューは、季節や仕入れにより異なり、訪問時「今日から鮮魚店に並びはじめた」というワタリガニを使ったパスタや、魚種の豊富な橘湾でとれたコショウダイのカルパッチョなど、その日その時の島原の旬をまるっといただけるラインナップ。

フライドポテト一つとっても、侮るなかれ。
島原産のジャガイモが数種ミックスで揚げられており、品種ごとに違う味に感動します!豊かな島原の食を堪能できる夕食、ぜひ訪れてみてください。

【昼食】小浜ならではの蒸し釜体験も!

翌日のお昼は、小浜の蒸し釜体験へ!
日本一長い足湯「ほっとふっと105」にやってきました。足湯は何度か体験したことがあるのですが、隣接する蒸し釜は初めてです。


ちょうど宿泊した諸山宿舎に、小浜の蒸し釜生活についてまとめた冊子が置いてあったので、今回こそは…!とチャレンジしたくなりました。
近くのスーパーで、カット野菜や、卵、鶏肉などを買い込んで、挑戦!蒸し釜は全部で6つあり、食材を入れる竹籠は持参するか、200円でレンタルも可能です。フタをご開帳したら、もくもくと蒸気が上がりました。早速、竹籠をIN!「空」のフダを「使用中」に裏返し、しばし待ちます。

地球の力で蒸せば、いつもの何倍もおいしい!

食材にもよりますが、10〜15分程度待てば、大抵火が通るはず。火の通りにくい食材がまだ固そうなら、ポジションを変えたり、お箸で裏返すなどすれば安心です。好きな食材を、お気に召すまま並べて、ときどき様子を伺って、おいしい頃合いを見極める。必要なのは腹ペコなお腹と食材選びのセンスのみ!なんて自由な昼食!

いい頃合いに蒸しあがった野菜をいただくと、ほんのり硫黄の香りと、塩気がついて、普通に蒸したものより何倍もおいしい!潮風を浴びながら、季節問わずできるバーベキューのようなスタイルも好みです。観光客の方も気軽に楽しめるので、ぜひ体験してみてくださいね。

【カフェ】築約80年の古民家カフェで、癒やしのひととき

お昼を満喫した後は、草木染め体験を行った「アイアカネ商店」からすぐの場所にある、「刈水庵」へ。築約80年の古民家をリノベーションした建物で、1階がギャラリースペース、2階がカフェスペースになっています。外には、お庭と納屋があり、ここにも烏骨鶏が!(宿泊した「諸山宿舎」にも烏骨鶏がいたんです^^)

おしゃれで洗練された1階のギャラリーには、2020年に急逝した、刈水庵の初代オーナーでデザイナーの城谷さんがデザインしたKINTOの商品や、そのほか地元作家の作品、国内外の工芸品、雑貨が販売されています。

開放的な空間でデザートセットを

窓が開け放たれ、気持ちよい風が通り抜ける2階のカフェスペースへ。坂の上にある建物だからこその眺望です。小浜の街を一望しながら、季節により内容が異なるデザートセットをいただきました。

この日はブルーベリーのタルトケーキとゼラニウムのアイス。ドリンクは、アイスコーヒーをチョイス。すっきりとして飲みやすく、華やかな香りが閉じ込められたコーヒー、絶品でした。

重厚感のある落ち着く調度品や什器、壁にかけられた幾何学的なランプ。洗練された空間なのに、昔ながらの日本の田舎の空気が流れていて、どこか懐かしい気持ちになるカフェタイムでした。

雲仙・小浜温泉の一泊二日旅。
ゲストハウスでゆっくり過ごすのも、体験も、そしてグルメを味わうのも、どれもおすすめです。
日帰り旅のご参考にもしてくださいね。

今回訪れた場所

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

この記事を書いた人

カマサキことぐらし 
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎出身のカメラマンの夫と、県外出身のライターの妻&白いもふもふの犬マル。2人&1匹の「気になる」スポットやお店、見逃されがちな「いい!」を発信します。長崎の美しい自然や美味しいごはん、そしてあったかい人たちが大好きです。
記事一覧はこちら

SHARE

同じテーマの記事

【車なしでOK!】路面電車だけでめぐる長崎の定番観光スポットまとめ!-1

【車なしでOK!】路面電車だけでめぐる長崎の定番観光スポットまとめ!

長崎の街を観光するなら、路面電車がおすすめ!「路面電車一日乗車券」を使えば、慣れない道を運転する不安や駐車場代も気にせず、のんびりと観光を楽しむことができますよ。

長崎ランタンフェスティバルでおすすめ食べ歩き!大人気のほっかほか中華街グルメをチェック!-1

長崎ランタンフェスティバルでおすすめ食べ歩き!大人気のほっかほか中華街グルメをチェック!

きれいな色とりどりのランタンと合わせて楽しみたいのが、あつあつほっかほかフードの食べ歩き!長崎ランタンフェスティバルでぜひ食べてほしい!おすすめの食べ歩きグルメをご紹介します...

五島市が舞台に!『劇映画 孤独のグルメ』ロケ地を巡ってみた!-1

五島市が舞台に!『劇映画 孤独のグルメ』ロケ地を巡ってみた!

松重豊さん演じる主人公・井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る映画『劇映画 孤独のグルメ』の舞台に、長崎県五島市が登場!五島市内のロケ地を巡ってみました♪

【長崎スタジアムシティ】初心者必読の体験レポート!交通アクセス・知っておくと便利な情報を徹底解説!-1

【長崎スタジアムシティ】初心者必読の体験レポート!交通アクセス・知っておくと便利な情報を徹底解説!

2024年10月14日のスポーツの日に長崎スタジアムシティが開業しました。はじめての来場でも、戸惑わずスムーズに楽しめる方法をお伝えいたします!

【ランフェスグルメ最新版】長崎ランタンフェスティバル直前!おすすめグルメをチェックして、ランフェスを楽しもう!-1

【ランフェスグルメ最新版】長崎ランタンフェスティバル直前!おすすめグルメをチェックして、ランフェスを楽しもう!

ランフェス(ランタンフェスティバルの略)はおいしいグルメがいっぱい! 食べ逃さないようにランフェスグルメを予習しておきましょう~!

まるでジブリの世界・長崎県の神秘的なパワースポット、岩戸神社-1

まるでジブリの世界・長崎県の神秘的なパワースポット、岩戸神社

海に囲まれ、火山や国立公園があり自然あふれる島原半島に、長崎県のパワースポットとして知られる、「岩戸神社」があります。 今回は私のお気に入りの神社でもある、雲仙の森の中に佇...

デミー博士と行く軍艦島上陸ツアー!行き方から見どころポイントまで徹底解説!【軍艦島クルーズ体験レポート最新版】-1

デミー博士と行く軍艦島上陸ツアー!行き方から見どころポイントまで徹底解説!【軍艦島クルーズ体験レポート最新版】

軍艦島の研究者、長崎大学の「デミー博士」と一緒に上陸クルーズに参加し、土木的な知見から「見どころポイント」を解説していただきました。軍艦島上陸クルーズ体験レポート最新版です!

【長崎のお正月の習わし】七つの山を参る「七高山めぐり」に行ってきた!-1

【長崎のお正月の習わし】七つの山を参る「七高山めぐり」に行ってきた!

つぎのお正月はぜひ長崎の七高山めぐりに出かけてみては?江戸時代、長崎のお正月には、長崎市中心部の七つの山を一日でめぐる「七高山(しちこうさん)めぐり」という習わしがあったそう...

「ふたつ星4047」予約方法から徹底解説|長崎⇒佐賀 大村湾コース乗車レポ-1

「ふたつ星4047」予約方法から徹底解説|長崎⇒佐賀 大村湾コース乗車レポ

「乗ってみたいけど、乗車料金が気になる」「予約方法をよく知らないから…」という方々に、何度でも乗ってみたくなる「ふたつ星4047」の魅力を、バッチリお伝えします!

【バス旅】まるでアトラクション!?運転手泣かせの坂道を走る「させぼバス」に乗ってみた!-1

【バス旅】まるでアトラクション!?運転手泣かせの坂道を走る「させぼバス」に乗ってみた!

「バスマニアの大学生やまち歩きガイドの達人がオススメする路線バスに乗って、ディープな佐世保観光を満喫!バスから降りた後は、映画『坂道のアポロン』のロケ地として有名な坂道を散策...

ランキング(1week)

#人気のタグ

テーマ

市町村

ライター紹介

ライター一覧
当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。