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平戸観光で絶対に外せない「松浦史料博物館」見どころはオリジナル展示と茶室!

平戸観光で絶対に外せない「松浦史料博物館」見どころはオリジナル展示と茶室!-1

平戸市を観光するなら絶対に外せないスポット「松浦(まつら)史料博物館」!

この松浦史料博物館の見どころは、
①建物自体が文化財!
②レプリカではなくオリジナルの展示が多い!(江戸時代のものも多数!)
③当時の茶室でお抹茶もいただける!

貴重な文化財がおさめられた松浦史料博物館では、歴史の教科書で出てきた「あの偉人」や「この偉人」にまつわるものもたくさん展示されていて、歴史に詳しくない人でも楽しめますよ〜!

後半には、平戸でおすすめのお菓子屋さんとご飯屋さんの情報も!


 

ナガサキタビブ

松浦史料博物館へと続く七十八段の階段!

松浦史料博物館は、明治26年(1893年)に建てられた、当時の平戸藩主・松浦詮(まつらあきら)の私邸を利用しています。
建物自体も文化財に指定されている貴重なものなんですよ。

場所は、平戸城のある丘から平戸港を挟んだ反対側の斜面。
博物館へと続くこの階段は、七十八段あります。
縁起のよい「七転び八起き」にあやかって、七十八段になったそうです。
数えながら登ってみて。

また、階段が中央に比べて左右が少し段が高くなっているのは、馬が登りやすいようにとのこと。


【松浦史料博物館の駐車場】
博物館の建物裏に無料駐車場あり。(台数に限りあります)

歩くのが苦でないなら、平戸港交流広場駐車場もおすすめです。
松浦史料博物館など有料施設を利用した際の、3時間分無料サービスあり。

【写真撮影】可(フラッシュ禁止)

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の本物が!

さっそく館内の散策スタート!
松浦史料博物館の展示品の多くは、
レプリカではなくオリジナル。

一緒に行った歴史好きの友人いわく、オリジナル展示が多いところが松浦史料博物館の推しポイントだそうです!

なんでも、「学芸大名」とも言われた江戸時代後期の平戸藩主・松浦静山の美術コレクションが本当にすごい!

あまり歴史に詳しくないわたしも、江戸時代の巻物や鎧に興奮しっぱなしでした!

どれもとても貴重なものばかりですが、展示の全部を紹介することはできないので、ここから先は、わたしカマサキが気に入ったポイントにお付き合いください^^ 

一つ目のおすすめ展示は、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の書です。

こちらは、第34代松浦静山が記した「剣談」の中に出てくる一節。

アスリートの方たちもよく引用しているこの有名な一文が、なんとなんと平戸のお殿様が残したものだったとは!!

取材日がサッカーワールドカップの期間中だったため、より印象に残りました!
勝負事を控えている方は、ぜひ一度見ておくといいかも!?

いま見てもデザインがおもしろい!華やかな陣羽織図

おつぎは、色とりどりの陣羽織図がおさめられた江戸時代の巻物!

マークや絵柄が入っていて、色使いもおもしろい!

蟹柄の陣羽織もあり、おもわず写真を。(スライド3枚目)
こんなパッケージや壁紙、いまでもおしゃれだな〜!

生月出身のお相撲さん「生月鯨太左衛門」の錦絵!

この巻物は、錦絵と言って、多色ずりの浮世絵版画でできています。

巻物のテーマは、平戸の西にある生月(いきつき)島出身のお相撲さん「生月鯨太左衛門」。
江戸時代のお相撲さんで、身長227cm、体重は169kgもあったそう!!
錦絵の中の手形は、驚きの大きさでした!

錦絵の作者は江戸時代の浮世絵師・二代目歌川豊国だそうですよ。

最近も平戸出身のお相撲さん「平戸海」が活躍しているので、「生月鯨太左衛門」に負けずこれからも頑張ってほしいですね^^

伊能忠敬が測量した平戸の地図も〜!!

なんとなんと伊能忠敬が測量した平戸の地図もあるんです!
歴史の教科書にでてくる偉人・伊能忠敬の本物の地図を見れるなんてすごすぎるっ!

人工衛星もない時代に、歩いて測量した地図がここまで正確だなんて、技術もさることながらその粘り強さがすごいなあ。

途方もない長さの海岸線がある長崎でも、諦めなかったんだなあ…!

近くには、平戸藩が所有していた当時の測量器具も展示されています。
こちらと似た装備で、伊能忠敬も測量をしたそうですよ。

吉田松陰が持ってきた萩焼の茶碗も!!

吉田松陰が平戸で山鹿流という学問を学んだ際、故郷の長州から持ってきたという萩焼の茶碗。
山鹿流を教える山鹿家に贈られたものだそうです。

貫入がたくさん入った、赤茶けた萩焼で、欠けた部分に金継ぎ修理のあともあります。
吉田松陰から茶碗をもらった山鹿家の方が、日用品として大切に使ってきたんでしょうね。

ほかにもほかにも…平戸藩の御用窯・三川内焼(昔は平戸焼と呼ばれていた)の展示や、源平合戦の屏風、松浦家の家紋の前で撮影できるフォトブースや、達磨太子の置物、キリシタン迫害の史料、天皇家と松浦家ゆかりの品などなど、見どころはつきません!

最後にはお土産スペースもありますよ!
(「生月鯨太左衛門」の手ぬぐいほしかったな…今度こそ買お)

来年(2023年)の1月下旬から4月上旬までは、松平定信の娘が松浦家に嫁いだときに持参したお雛様と雛道具が飾られるそうで、そちらも見逃せません。

敷地内の茶室・閑雲亭でお抹茶と茶菓子をいただく!

松浦史料博物館の敷地内には、「茶室・閑雲亭」があります。
こちらの茶室では、第29代松浦鎮信がはじめた鎮信流の茶道を楽しめるんです。

茶菓子として、平戸銘菓のカスドース、または烏羽玉(うばたま)のどちらかを選べます。

鎮信流のお茶の嗜みは、
①お抹茶を一口飲んで、②その後茶菓子を、③そして最後にお抹茶を飲み干すという作法。

わたしも、そのようにいただいてみましたが、亭主の方いわくこだわりなく飲んでも大丈夫とのこと!
肩肘はらずにお茶を楽しめるのがうれしいですね。

足の悪い方や、正座は難しい外国人の方も、畳に腰掛けるようにしてお庭を見ながら飲んでも良いそうです。

さてさて肝心のお味はというと、お抹茶は苦味が少なく、飲みやすい!
茶菓子は烏羽玉をいただきましたが、ゴマの風味があり、すごくおいしかったです。
こちらの茶菓子も、とっても貴重なものなんですよ。

第35代松浦熈(ひろむ)が町のお菓子屋さんに命じて百種類の茶菓子を作らせ、それを収めた「百果之図」という書物を1845年に作ったそうです。
カスドースも烏羽玉もその中に書かれているお菓子。
茶道の文化があったから、おいしい茶菓子が生まれ、いまも平戸の人たちに愛されてるんですね。

こちらで食べたお菓子を買いたい方は、ぜひ蔦屋へどうぞ!

茶室・閑雲亭の素朴ながら工夫がこめられた建物にも注目!

素朴なつくりの茶室は、37代松浦詮によって建てられたもの。
1987年の台風で倒壊してしまったものの、折り重なるように倒れたため、創建当時の材木を一部利用して再建できたそうです。

室内には曲がった木を利用した柱があります。
亭主の方によると、おそらく曲げて育てたのではないか?とのことでした。
工夫を凝らしたつくりがとても印象的です。


【最後に松浦鎮信について】
鎮信は、松浦史料博物館内の展示でなんども出てくる、松浦家の歴史を語る上で欠かせないお殿様。
鎮信の時世に、平戸オランダ商館が長崎の出島に移転となり藩の経済は大打撃を受けたにもかかわらず、ほかの産業に力を入れるなど善政を施したことで有名です。
また、政治手腕だけでなく、禅や神道、茶道もたしなむ文化人で、山鹿流の祖・山鹿素行とも親しかったそう。
それがきっかけで、山鹿素行の孫たちが平戸藩に仕えることになり、幕末まで平戸の地で山鹿流が引き継がれ、吉田松陰の遊学の地に選ばれたのでした。
頭もきれて、政治以外のことも極める才能と余裕のある人物だったんだな〜という印象です!

PickUp

茶室・閑雲亭について-1

茶室・閑雲亭について

​料金:600円
営業日:週1〜2日程度(不定)※電話にて要確認
※前もって訪問日が決まっている日は、事前連絡で営業も可。
茶菓子:カスドースor烏羽玉 ※烏羽玉は数に限りがあるので、かならず食べたい方は予約推奨。
月替り菓子:月替り復元菓子を希望の方は3日前までに要予約(1,100円)
(2022年12月現在)

平戸漁協が経営する旬鮮館で新鮮な海鮮丼を。

腹ごしらえにおすすめなのが、平戸漁協が経営しているご飯屋さん「旬鮮館」。
松浦史料博物館から徒歩3分ほどの場所にあり、平戸でとれた新鮮なお魚が、お手頃価格で楽しめる人気のお店。

わたしたちは、刺身盛定食(800円)と海鮮丼(800円)、アジフライ(300円)を注文。

定食の白ごはんを、+150円であごご飯(トビウオの炊き込みご飯)に変更してもらいました。
海鮮丼も刺身盛も、どちらもお魚が新鮮でプリプリコリコリしていて、とってもおいしかったです!

そんなお刺身をしのいで、わたしが一番おどろいたのは、味噌汁に切り身がごろっと入っているところ!
いろいろな魚の切り身を入れているそうで、旨味がたくさん溶けだしたお出汁が体に染みわたりましたよ。

場所も平戸港交流広場からすぐなので、アクセスしやすい◎

お土産は、牛蒡餅の老舗・熊屋で調達!

お抹茶をいただいてから、お土産は和菓子だな〜と思っていたわたし。
「ごぼうもちがおいしいんだよ〜」と同行の友だちに教えてもらったので、牛蒡餅の老舗・熊屋へやってきました。

「牛蒡餅」って、あの野菜のゴボウ?を使ってるの?と思っていたのですが、ノンノン。
見た目がゴボウに似ているからそう名付けられたそうで、れっきとした平戸の銘菓。

その昔は黒糖を使ったものしかなく、長いままの餅(この見た目がゴボウのよう!)を茶席で亭主が切り分けて出していたそう。
現在ではカットしてあり、白・黒・抹茶など色も様々なので、なぜ「牛蒡餅」かぱっと見ではわからないですよね。

ほかにも、麩饅頭や花カステラも買って、家でお茶タイム♪
もっちりとした牛蒡餅は甘くておいしい〜!
麩饅頭も花カステラも、お茶によく合います。

松浦史料博物館で平戸の歴史を知って、茶室でお抹茶をいただいた後の平戸銘菓。
平戸の文化をつくったお殿様に思いをはせて、いただきました。ごちそうさまでした!

さて、平戸観光に外せない松浦史料博物館をめぐる今回の記事はいかがでしたか?
長崎県内や佐賀県など近隣の方のプチトリップとしてもおすすめですよ。

松浦史料博物館はじっくり見るともっと楽しいので、ぜひ時間をとって訪れてみてくださいね。

 

今回訪れた場所

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この記事を書いた人

カマサキカマサキ 
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!

長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。
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