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長崎で文房具を買うならココ!お土産も見つかります♪ まるでテーマパークのような文具店「石丸文行堂」の魅力

私は幼いころから手紙を書いたり、手帳に色々と書き込んだり、絵を描いたりすることが大好きで、それにまつわる文房具を集めることにも夢中になって。文房具屋さんはただ単に必要なものを揃える場所ではなく、足を踏み入れるだけでワクワクするような特別な場所でした。
今ではもう絶滅危惧種かもしれない町の文房具屋さんから始まり、学生時代は東急ハンズやロフトの文具コーナー、ソニプラ(懐かしい響き!ソニープラザ、現:PLAZAのこと)の海外製のステーショナリー、大人になっても銀座の伊東屋や新宿の世界堂に足繫く通うような、そんな感じ。
長崎に引っ越すことになったときも、楽しい文房具ライフを送ることができるお店はあるかなぁ?と心配したものですが、完全に杞憂でした。
ありました!ステキな文具店が長崎にはちゃ~んとありました!
掲載日:2025年07月14日
ライター:ACO
明治16年(1883年)創業の老舗「石丸文行堂」
「石丸文行堂(いしまるぶんこうどう)」は、明治16年(1883年)創業の老舗です。
店内に掲げてある看板や写真が歴史を物語っています。
長崎で文房具と言えばココ!と言われるほどの豊富な品揃えを誇り、私も石丸文行堂なら大抵のものは何でも揃うよ!と教えてもらったんです。
長崎市民に「浜んまち」の愛称で親しまれる浜町(はまのまち)アーケードにお店を構え、地下1階を含む7階建てのビル。
大抵のもの・・・どころか!
【B1】レター・カード・雑貨・クラフト
【1F】長崎マルシェJimo・シーズン雑貨
【2F】文房具・ペン・ノート・ファイル
【3F】高級筆記具・万年筆・インク・手帳・革小物
【4F】画材・書道・額縁・印鑑
【5F】ランドセル・学童用品・ぶんちゃんランド
【6F】レンタルイベントホール
取り扱っている商品は文房具にとどまりません。フロアごとに定番アイテムから専門性の高いアイテムまで幅広く取り揃えてあることに加え、ちょいちょい気になるワードがありませんか?(長崎マルシェJimo、ぶんちゃんランドなど・・・)
それらがまるでテーマパークのようなお店だと思う所以でもあるのですが、もうちょっと後に触れることにして、まずは石丸文行堂だけのオンリーワン!ご当地モノのオリジナルアイテムをご紹介♪
長崎旅のお土産にも◎ご当地文房具がスゴイんです!
大人気!長崎っていいね♪が詰まっている長崎限定「そえぶみ箋」
ちょっとした気持ちを気軽に伝えることができる「そえぶみ箋」は以前から愛用しているのですが、石丸文行堂のオリジナルそえぶみ箋が相当カワイイ!
しかも、なんとその数20種類以上!
カステラ、ミルクセーキ、角煮まんじゅう、路面電車、軍艦島、眼鏡橋・・・など長崎の名物や観光地がモチーフとなっています。
長崎名物の代表選手なのにないのかなぁと思っていたモチーフが最近仲間入りしていました~!
待望の「長崎ちゃんぽん」柄が新登場~♪
そえぶみ箋は二色刷りで、ちゃんぽんは色味の表現が難しかったそうですが、とっても美味しそう!
そういう意味では「トルコライス」も難しいのかも?
印刷物ならではの味のある良さと言いますか、同じモチーフでもよく見ると印象の違いも。
特に「ツシマヤマネコ」のお目々にはそれが顕著に出ているようです。
どうですか?比べてみると違いがよくわかります。私は上目遣いにキュン♡
ツシマヤマネコは下の部分にもイラストがあって他のそえぶみ箋より特別感があります。
5個セットのミニサイズもあります。店内には、何が出てくるのかお楽しみ、ミニサイズのそえぶみ箋のガシャポン(1回300円)もありました!
20種類もあるからあまり被ることはなさそう?
(シークレットがあったらさらに面白いと思うけど、シークレットの長崎モチーフをどうするか?勝手に悩んでいます笑 難しいですね・・・)
サイズ順では、そえぶみ箋>そえぶみ付箋>そえぶみ箋ミニサイズ
3バージョン集めたくなっちゃうよね。
オリジナルグッズは他にもたくさん!※スワイプして見て!
実用性があって日常で使えるものばかりです。それでいて使うたびに長崎を思い出す。
お土産にはもちろん、自分用にもいろいろ欲しくなってしまいます。
長崎のまちを歩けば猫に当たる?猫のまち長崎ならではの猫文具
長崎はしっぽが曲がった「尾曲がり猫」をはじめ、猫をあちこちで見かけることが多く、言わずと知れた猫のまち。
そんな猫ちゃんたちと、長崎の風景やおいしい食べ物が文房具になっちゃった!
雑貨デザイナー・絵本作家であるShinzi Katoh先生が手掛けた『NAGASAKI OMAGARIchans(ナガサキ オマガリチャンズ)』シリーズ。
9匹のOMAGARIchans(尾曲がり猫ちゃん)と長崎市内の名所(グラバー園、眼鏡橋、長崎夜景、ランタンフェスティバルの中華街)のイラストがレターセット、付箋、ブックメモになっています。
OMAGARIchansは個性豊かでそれぞれ魅力的なキャラクターです。
私は常に何かを食べている食いしん坊なPEKORIちゃんが好きだな。カステラ、ミルクセーキ、チリンチリンアイス、よりより・・・おいしいもんねぇ。
こちらはイラストレーターの村田なつかさんとコラボした『尾曲がり猫と長崎のおいしい食べ物』シリーズ。
ふんわりとやさしいタッチで描かれた尾曲がり猫ちゃんと美味しそうな長崎グルメが描かれています。
「尾曲がり猫」と言えば猫好きの方!長崎市には「長崎尾曲がり猫神社」という猫好きの聖地と呼ばれる場所があるのでぜひ訪れてみてください。
インク沼の民をも唸らせる品揃え!ご当地インクも!
長崎の魅力は美味しい食べ物だけではありません。美しい景色の数々にも目を奪われます。
いつまでも守りたい、長崎の美しい景色を万年筆やインクに・・・という思いが込められた『長崎美景』シリーズ。
全16種類。インクから知る長崎の景色があるかもしれません。
2025年4月に発売された、長崎・対馬のみに生息する希少な動物「ツシマヤマネコ」をイメージして作られた万年筆とインクにも注目です。
カステラやちゃんぽんがインクに!? 長崎の美味しいものをモチーフにした『長崎デリシャスインク』
カステラ・ちゃんぽん・ミルクセーキ・あごだし・なまこ・・・などインクだとは思えない驚きのラインナップ。さらに驚くのは、ちゃんぽんとあごだしは香り付きだということ・・・!気になりますよね(笑)
カステラインクはラメ入り【ざらめあり】と、ラメなし【ざらめなし】(7/5発売)が選べます。ラメをざらめと表現してしまうユニークさよ~!
本物のカステラではざらめたっぷりのカステラが好きだけど、インクだとざらめなしもいいかなぁ。
7月5日(土)に発売されたアイテムがもうひとつ、これは相当カワイイです。
これまでも、限定販売されていた『カステラ万年筆』の最新作は『カステラ キャップレス』
PILOTのノックタイプの万年筆がこんなにかわいいカステラの姿に!カステラインクを入れて使いたいものですね。
変わり種としてはこれまた面白いインクがありますよ~!
栃木県の食品メーカー 岩下食品×石丸文行堂コラボ! 岩下の新生姜万年筆インク(香り付き)
『♪♪い~わし~たの~しんしょ~うが♪』は関東では聞き馴染みのあるCMソング。
ながさきっ子のみなさんはご存知でしょうか。岩下の新生姜を長崎のスーパーではあまり見かけない気がしますが・・・。取り扱っているスーパーもあるのかな?
ただ、岩下の新生姜風味の袋かき氷が売られていたことがあってビックリしました。これも長崎(壱岐)の会社、オランダフーズとのコラボ商品。九州のかき氷と言えば、カップに入ったかき氷ではなく、袋詰めされたかき氷が昔からの定番なんだそうです。
だいぶ話が逸れてしまいました・・・。岩下の新生姜インクのこと。
初めて目にしたのは、長崎に引っ越してきて間もないころ。思わずフッと笑ってしまったけれど、なんで岩下の新生姜がインクになって長崎で売られているの?と不思議に思いました。
誕生のきっかけは、SNSで石丸文行堂のスタッフの方の何気ないつぶやきだったそうで、そのような経緯も面白いですよね。(やりとりの様子は石丸文行堂のX公式アカウントを参照)
色と香りもそのまんまの岩下の新生姜インク、実は私が初めて買った万年筆インクでもあるんです。どうにも心惹かれてしまったんですよね。その頃万年筆は持っていなかったのに。
コラボは第二弾と続いていて、岩下の新生姜のガラスペンも誕生!インクはラメ入りが2種類仲間入りしています。欲しいっ(笑)
カラーバリエは90色以上!書いて味わう『カラーバーインク』
こちらも石丸文行堂のオリジナルインク。
『ピニャ・コラーダ』『ギムレット』『ブラッディ・メアリー』『ミモザ』・・・など
インクの名前はすべて実在のカクテル名。
メニューリストもステキ!
カクテルやインクについてコメントが書かれていて読むのも楽しい。カクテルの種類にもインクの色にも無限性を感じます。
本店3階ではすべての色の試し書きができます。色見本も置いてあります。
ここまで石丸文行堂のオリジナルインクをご紹介して来ましたが、インクの取り扱いは他にも。様々なブランドのインクが取り揃えてあり、出色のインクコーナーとなっています。
ご当地文房具やオリジナルインクで少々長く(熱く)なってしまいました。
伝えきれていない石丸文行堂の魅力がまだまだたくさんありますので【後編】に続きます!
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎暮らし新参者の目線で彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。
平日ひとり旅、週末かぞく旅。旅するように長崎に暮らす2児の母。
カメラ片手に街歩きと食べ歩きが大好き。
東京から福岡、長崎へと西へ西へとやって来て、長崎暮らしはまだまだ新参者。
長崎って面白い!長崎って不思議!
長崎って美味しい!長崎って美しい!
長崎のいちファンとして彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。