大宝の砂打ち(国選択無形民俗文化財) (だいほうおのずなうち)
無病息災、豊作大漁祈願祭。
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玉之浦町大宝郷、事代主神社の秋まつりは、地元で「ずなうち」と呼ばれています。
御神幸行列の最後尾に、砂鬼と呼ばれるサンドーラ(藁の浅蓋)をかぶった者がいて、砂をだれかれかまわず打ち付けて回ることに由来します。
祭事は旧暦9月28日から29日にかけて行われます。
初日は18時30分頃から夜神楽、2日目は9時頃から村回りが行われます。
村回りの一行は地区内を一巡し、辻々で農作業の所作をします。
浜の真砂を集落中に打ち撒き、悪霊・悪疫を払うとされている奇祭です。
砂打ち(ずなうち)という仕草を演じるのは、砂鬼(サンドーラ)と呼ばれる若者たち。
行列から離れ、見物客や家々をめがけて砂を打ちまきます。
一行が通過するときに、追いかける砂鬼と逃げ回る見物人、子どもたちで賑わいます。
昭和54年12月8日に国選択無形民俗文化財となっています。
基本情報
住所 | 長崎県五島市玉之浦町大宝一帯 | |
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電話番号 | 0959-72-2963(五島市観光協会) | |
開催期間 | 毎年10月下旬~11月上旬開催 |