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大宝寺(日本遺産) (だいほうじ(にほんいさん))

空海が布教をした西の高野山(日本遺産追加認定)

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大宝寺は、701年(大宝元年)に三論宗の道融和尚が創建したと伝えられる五島最古の寺であり、第41代持統天皇の勅願寺です。
その後、806年(大同元年)に、遣唐使に随行していた空海が唐から帰国の際に大宝寺の付近に漂着し、国内初となる真言密教の講釈を行ったとされています。このことから、三論宗を真言宗に改宗させたといわれ、真言宗総本山の高野山に対し、大宝寺を西の高野山と呼ぶようになりました。

また、五島八十八ヶ所巡拝の八十八番札所でもあり、境内には「弘法大師霊場 祈願お砂奉安 四国八十八ヶ所巡拝御砂踏處」と書かれた大師堂があるほか、長崎県指定有形文化財の梵鐘もあります。本殿には、最澄が寄進した十一面観音や左甚五郎作の猿の彫刻があり、2022年には日本遺産の構成文化財として追加認定されました。

基本情報

住所 〒853-0413 長崎県五島市玉之浦町大宝631
電話番号 0959-87-2471
営業時間 8:00~18:00
料金 無料
駐車場 あり
アクセス 福江港より車で約40分
ウェブサイト 五島八十八カ所札所巡り

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