映画『遠い山なみの光』登場人物になりきって映画のシーンを再現できる!劇中のロープウェイのモデルとなった『初代つる号』特別限定公開!
戦後の長崎が舞台として登場する映画『遠い山なみの光』はご覧になりましたか?
私は映画を観て、原作であるカズオ・イシグロ氏の小説を読みたくなり、読んだ後はまた映画を観に行って(2回目)
それでもまた観たいと思っていて、シナリオブックまで買ってしまうというハマりよう笑
掲載日:2025年11月06日
ライター:ACO
そんな私に、いえ!『遠い山なみの光』ファンの皆さまに朗報~!
映画の公開を記念して2025年11月9日(日)、劇中に登場した稲佐山展望台ふもとの「淵神社」にて1日限りの限定イベントが開催されます!
そんな特別なイベントをひと足早く体験させてもらいました!
1950年代の稲佐山展望台を再現し、木の柵が設置されました。
稲佐山へピクニックに出かけた広瀬すずさん演じる悦子と、二階堂ふみさん演じる佐知子が向かい合って会話をする印象的なシーン。
イベント当日には、2人が着用していた衣装をイメージした服やスカーフなどの小物類が用意されますので、自由に使って悦子と佐知子になりきって撮影ができちゃいますよ♪
さらに、劇中に登場するロープウェイのゴンドラのモデルとなった長崎ロープウェイの初号機『つる号』が特別一般公開されます!
長崎ロープウェイが開業した1959年10月から引退する1995年までの間、36年に渡って活躍していた『つる号』。
なんてレトロでかわいらしいの~!
この作品の監督であり、脚本を手掛けている石川慶監督は、シナハンで実際にこの場所を訪れて『つる号』を見たそうです!
しかも・・・今回このイベントでは1日限りで『つる号』の中に入ることができるのですが、石川監督が見に来た時にはどうにもドアが開かずに中には入れなかったのだとか・・・!
残念そうにゴンドラの中を覗き込む石川監督の姿を想像してしまいました(笑)
私はちゃっかりと中まで見学しちゃって『遠い山なみの光』のシナリオブックを読むという(もちろんロープウェイに乗る場面のところ)ファンにはたまらぬ行為を。
だって映画の舞台になった長崎で、モデルとなったゴンドラが現存されていて、それに乗っているってすごいことじゃないですか!
2025年11月9日(日)、この日1日限りのイベントです。この貴重な機会にぜひ淵神社へお出かけください。
映画『遠い山なみの光』の世界に浸りましょう~!
イベント会場の淵神社敷地内には、長崎ロープウェイの駅「淵神社駅」があります。
今なら窓口で『遠い山なみの光』の映画チケットの半券を提示すると往復券が割引となりますよ~!
この半券キャンペーンは2025年11月30日(日)まで。稲佐岳駅では映画『遠い山なみの光』パネル展も開催中です。
ちなみに現在稼働しているゴンドラは3代目で2011年から運行しています。
つる号を見たあとだと、あまりのスタイリッシュなデザインに驚いてしまうかも。
フェラーリやポルシェなどを手掛けた世界的デザイナーの奥山清行氏がデザインした総ガラス張りのオシャレなゴンドラに乗って空中散歩♪
イベントを楽しんだあとは、1950年代の長崎から現代の長崎へ、実際にロープウェイで稲佐山展望台へ行ってさらに映画の世界を体感してみてはいかがでしょうか?
悦子と佐知子が、現在の展望台からの眺めを見たら何て言うのでしょうね。
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎暮らし新参者の目線で彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。
平日ひとり旅、週末かぞく旅。旅するように長崎に暮らす2児の母。
カメラ片手に街歩きと食べ歩きが大好き。
東京から福岡、長崎へと西へ西へとやって来て、長崎暮らしはまだまだ新参者。
長崎って面白い!長崎って不思議!
長崎って美味しい!長崎って美しい!
長崎のいちファンとして彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。
