【佐世保】こんなところに銭湯があるって知ってた?アパート2階にある全国でも珍しい銭湯『徳の湯』
長崎県佐世保市には、全長約1kmにも及ぶ日本一長いアーケード「さるくシティ4○3アーケード」。その賑わいから一歩入った場所に、今や「県北唯一」となった貴重な銭湯『徳の湯』があります。
創業70年の歴史があるこの銭湯は、現役のアパートの2階にあるというとっても珍しい構造!
今回は、観光マイスターの私が愛してやまないこの聖地と、湯上がりに絶対寄りたい居酒屋をご紹介します。
掲載日:2026年01月08日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
⓵商店街の路地裏に溶け込む「秘密基地」
三ヶ町アーケードの入り口付近、今も人が暮らすアパートの中に『徳の湯』はあります。
建物自体は築45年ですが、木造時代から数えて70年。2代目店主の上森稔さんが大切に守り続けている老舗銭湯です。
「本当にここにお風呂が?」と驚くような日常の風景の中に、銭湯への入り口が隠れています。
PickUp
営業案内
▸営業時間 15:00~22:00
▸定休日 水曜
②全国に2軒!?珍しすぎる構造と便利なアクセス
通常、水の重さや配管の関係で1階に作られることが多い銭湯ですが、ここは階段を上がった2階。全国でも2軒ほどしかないと言われる極めて珍しい構造です。
また、アパートの1階部分は駐車場になっており、最大8台まで駐車可能。アーケードでの買い物ついでや仕事帰りに、車でふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
③ 昭和の香りが漂う、懐かしの番台
階段を登りきり扉を開けると、そこには昭和の情景をそのまま切り取ったような番台が広がっています。こんなに可愛い番頭さん(私の記事でおなじみのモデル・亀さん)がいたら、毎日通っちゃいそうですね。笑
木の温もりを感じる下駄箱、そして手作りの温かみがある浴槽。驚くのは、下駄箱から脱衣所の間が「のれん一枚」で仕切られているだけという、昔ながらのスタイル!
現代のスーパー銭湯では味わえない、この少し「そわそわ」しちゃうような距離感とレトロな佇まいが、訪れる人を一瞬でノスタルジックな世界へと誘います。
④ 全国屈指の安さ!備品完備で手ぶらでも嬉しい
さらに石鹸30円、貸しタオル20円、シャンプー20円と、備品も非常にリーズナブル。
常連さんたちは、カゴにシャンプーやリンスをボトルで持ってくるスタイルが定番です。私もその粋な姿を真似して、撮影の後日にさっそく入りに行きました。笑
⑤ 心温まる「3種の湯船」と家族の風景
私が行ったときは、常連のご婦人やご家族連れなど様々。男湯と女湯が上部でつながっているので、お子さんが「パパ〜!」とお話ししている声が聞こえてきたりして、そのアットホームな雰囲気に心がほっこり癒やされました。
⑥ 70年ものの「あんま機」が現役!時が止まった脱衣所
脱衣所には、70年間現役で動き続けているマッサージ機(10円3分)が。実際に体験した亀さんも、思わず「こそばゆい〜!」と叫んでしまうほどの現役感です。笑
20円で3分使えるレトロなドライヤーもあり、昭和の空気をそのまま閉じ込めたような空間は、銭湯ファンならずとも心が躍るエモさ満点の光景です。
⑦ 湯上がりの一杯と、ゆったり流れる時間
平均滞在時間は40分。長い人では2時間も過ごすほど、居心地の良さは抜群です。
銭湯といえばお馴染みのコーヒー牛乳は残念ながら無いですが、冷蔵庫には冷たいドリンクが完備。
私はお風呂上がりにオロナミンCをぐびっと一本。火照った体に染み渡る、至福の瞬間です。
⑧ 47年続く地元の憩い場「いこいの店 久美子と・・・」の物語
湯上がりに最高の食事を楽しみたいなら、今年で47年目を迎える名店『久美子と・・・』がおすすめ。
店名の「・・・(てんてんてん)」には、お客様が帰る時の「帰りたくない、帰したくない」という切ない余韻が込められています。
久美子ママや息子さんの大将が紡ぐ温かな空気感は、多くのファンに長く愛され続けています。
⑨ 伝説の豚足と、心尽くしの家庭料理
必ず頼みたいのは、かつて1日100本売れた看板メニューを受け継ぐ「西九州一の豚足」。 ネギと一味がたっぷり効いたその味は、お酒との相性も抜群です。
他にも「ママのポテサラ」や「甘酢唐揚げ」、そしてスパイスの効いた「久美子ママのカレー」など、心もお腹も満たされるメニューが揃っています。
県北唯一の銭湯『徳の湯』で体を温め、余韻が残る名店『久美子と・・・』で昭和レトロに浸るひとときを過ごしてみてくださいね♪
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
さやぶぅ( ・38・ )/#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!
