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全国でも珍しい「せり」に一般参加できる佐世保朝市に行ってみた★地元民熱愛グルメやオシャレカフェ、佐世保万津6区(よろづろっく)の楽しみ方をご紹介!(後編)

全国でも珍しい「せり」に一般参加できる佐世保朝市に行ってみた★地元民熱愛グルメやオシャレカフェ、佐世保万津6区(よろづろっく)の楽しみ方をご紹介!(後編)-1


万津6区(よろづろっく)に宿泊したらぜひ足を運んでほしいのが、佐世保朝市。
毎月第2・4土曜日限定で、破格の値段で商品が競り落とせるイベントが開催されているんです!

 

佐世保朝市は、安さとバツグンの鮮度が一番の魅力★

早朝3時の静けさの中、万津町「朝市」はスタートします。
モデルの「亀さん」はまだまだお眠のご様子、、、笑

ここでは、獲れたての魚介類、旬の地場野菜、植木や花、海産物の加工品から衣料品などの店舗が並び、魚介類や野菜、青果を、市場に出回る定価より2割~3割安く買えてしまうのです(°_°)

以前は40店舗以上集まっていたそうなんですが、高齢化による担い手不足により、現在の出店者数は10店舗程。
当時のような賑わいを見ることは難しいかもしれませんが、昔ながらの市場の面影を今も残り続けている貴重な姿を見ることができます。

市場ならではの買い物スタイルを体験♪

まず訪れたのは、野田鮮魚店のブース。
九十九島牡蠣や手のひらより大きなヒオウギガイなどの佐世保産の魚介類はもちろん、五島列島直送のカツオやあわびといった近海物など、ついさっきまで海で泳いでいた新鮮な魚介を購入することができます!

 

スーパーやコンビニで欲しいものをカゴに入れて、レジで買い物をするのが当たり前になっていますが、佐世保朝市では、売り手と買い手が顔を合わせて言葉を掛け合う・・・。
そんな昔ながらの買い物スタイルが今でも楽しめるんです♪

 

佐世保市民の台所として親しまれてきた佐世保朝市の歴史とは・・・?

朝市の歴史を代表の辻山さんにお聞きしました。

朝市の歴史は古く、戦前、現在のアルバカーキ橋付近の川沿いで自然と始まったのが発祥と言われているそうで、その後万津町に移転してから敷地内に各店舗が商品を広げる露店スタイルが定着し、食料品の他にも衣料品や陶器などの日用品まで販売され、多くの人が集まりとっても賑わっていたそうです!

その当時の写真は、朝市の敷地内に飾られているのでぜひ覗いてみてくださいね♪

市場のタイムセール!?オークション形式で値段を付けていく「せり」イベント★

名物おじさんである本村さんの掛け声でせり市がスタート!!
せり市は、毎月第2・4土曜日の6時半から開催されており、破格の値段で商品が競り落とせちゃう!と好評なんですよ★

企画者は、先程お話していただいた代表の辻山さん。
「もっと気軽に一般の市民へ足を運んでほしい!」という想いで、15年前に始められた赤字覚悟のサービスイベントなんだそうっ!

全国でも有名な西海産のみかんを150円でゲット!

名物おじさんである本村さんの掛け声でせり市がスタート!!
初めての経験でなかなか手を挙げられない亀さんでしたが、いつも参加されている常連の方が「ほら!今が買いやけん、手ば挙げり!」とばりばりの方言で教えてくれるので、通常200円以上する西海みかんを格安でゲットすることができました!


お次はきゅうり!
「もう少ししたら、値段の高こう(高く)なるけん、今が買いやけんね!」と、八百屋さんならではの旬の情報が知れるのもこのイベントの魅力♪

このように果物だけでなく、野菜や地元の鮮魚など次から次へと佐世保のうまかもんが登場していくんです!
しかもセリの商品はすべて、朝市の出店者が提供しているためどれも新鮮そのもの!!

 

セリが終わったら、参加賞をプレゼント♪

セリに参加するとなんと全員に参加賞がもらえるんです☆
ちなみにこの日の参加賞は、井手こんにゃくの商品でした♡

本村さんがおっしゃっていた市場の魅力とは、「この野菜どうやって調理したらよかと?」や「甘か果物はどれ?」など、食材の上手な選び方やおいしい食べ方、調理法など、お店の方との会話を楽しみながら、買い物を楽しめることだそうです。

こうやって色々な世代が交流できる場所があるのも万津町の魅力なんです☆

PickUp

2024年1月20日(土)「NEO朝市」開催!!

辻山さんや本村さん、そして朝市の出店者の皆さんが守ってきたこの佐世保朝市の姿を、万津の町に新しく風を吹かせる若者たちが受け継ぐイベント!
その名も「NEO朝市」。

朝市の姿をこれからも残していくために、おそらく日本で開催時間が1番早いであろうマルシェイベントが1月20日(土)に開催されます!
イベント情報はインスタグラムでチェックしてくださいね★

イベント情報はこちら

佐世保の業務スーパー「朝市フードセンター」

旅のお土産として佐世保の食材を持ち帰りたいなら、冷凍食品が豊富に揃う卸問屋直営の業務スーパー「朝市フードセンター」へ。
ここは朝市市場内にあり、朝4:30~夜6:00まで営業しています♪

スーパーとは違う、食品卸問屋の雰囲気も楽しめますよ!

創業40年以上の「ベーカリー コッペ」でモーニング

次は朝ごはんを調達しに、朝7:00からオープンしている老舗のパン屋さん「ベーカリーコッペ」へ!

私が特におすすめしたいのが、創業当初からある最高級の小麦を使用した「チーズブレッド」。
甘味のある食パンとチーズの塩味のバランスが絶妙なんです!
温めると濃厚なチーズがとろ~っと溶ろけて、さらに美味しい~!

マイクロホテル「RE SORT」でモーニングタイム♪

今回宿泊した「RE SORT」は、素泊まりスタイルのお宿。

地元民が通うグルメをテイクアウトして街並みを眺めながら食べたり、朝市などで仕入れた食材を使って部屋内にあるキッチンで料理をしてみたり。
そうやって市民の日常を体感できるのがこのホテルの醍醐味なんです★

 

お天気に恵まれたら、屋上で朝日を見るのもおすすめ♪

右側にあるアパートのような建物は、アメリカ海軍佐世保基地のもの。
緑色の線は米軍の物ですよ、という印なんです。

お隣さんが外国というのも、国際色豊かな佐世保ならでは★

海をイメージしたモダンな店内のカフェ「RE PORT (リポート)」でランチ♪

店名に「帰ってくる」という意味が込められたカフェ「RE PORT (リポート)」。

季節ごとに変わるシフォンケーキが有名なんですが、スパイスが効いたレモンカレーやオニオングラタンスープがセットになった冬季限定のプレートなど、こだわりを感じるランチもおすすめです。

店内は靴を脱いでゆっくりと過ごせます。
テーブル席やカウンター席の他に、ソファ席があるので、小さなお子様連れの方も安心ですよ(^^)

アニバーサリーケーキとフルーツサンドのお店「bonbons」の、絶品サンドと安納芋のバスクチーズケーキ♪

お次は甘~いスイーツをテイクアウト♡
私が最近ハマっている安納芋のバスクチーズケーキです!

お芋好きも納得の濃厚な風味となめらかな口溶けは、一度食べたら虜になっちゃいます♡
種類豊富なフルーツサンドは、種類によってはすぐ売り切れてしまうので、早めの来店がおすすめ♪

 

個性的なお店が集まる「BRICK MALL SASEBO」でブレイクタイム!

食品加工店舗だった築70年超えの建物をリノベーションした、ノスタルジックでモダンな空間。
おしゃれな衣服店や若者が営む古着屋、カフェなど小さいながらも個性あふれるお店が楽しめます。

ここは人気のスイーツ店「ジェニュイン」が手掛ける、焼き菓子専門店「LIttle Bake(リトルベイク)」。
旬の素材を彩りよく使用し、こだわりの製法で仕上げたタルトやパイなどの焼き菓子がショーケースに並びます。

口の中でほろっとほどけるクッキーは、お持ち帰りのギフトにぴったりですよ♪

あとは、スイーツのお供に珈琲があれば完璧!
ということで次に訪れたのは「CROSSROADS COFFEE(クロスロードコーヒー)」。

豆本来の美味しさを引き出すエスプレッソマシンで抽出された、バランスのとれた味わいのコーヒーを愉しめるお店。
オーナーの岩田さんにおすすめを聞いてみてくださいね♪

古いレンガのレトロな雰囲気の中、ゆったりスイーツタイム★

1階奥には、テーブルとソファが並ぶフリースペースがあり、おしゃれモダンな空間でゆったりと休憩することができるんです。
先程ゲットしたスイーツやドリンクを並べて、しばしスイーツタイム♪

ラストはセレクト洋服やヴィンテージ古着、雑貨などを販売する「torute(トルテ)」でショッピング♪

一歩お店へ入ると、アンティークなランプやドライフラワーなどが飾られたおしゃれ空間にビックリ!
フランスを中心にヨーロッパのヴィンテージ古着や靴、セレクト洋服、アクセサリーなどがセンスよく並び、見ているだけで楽しくなっちゃいます♪

万津町には魅力的なスポットがたくさん!
懐かしさと新しさが融合した、さまざまな顔を持つ“ニューオールド”なまちを楽しんでくださいね♪

今回訪れた場所

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この記事を書いた人

さやぶぅさやぶぅ( ・38・ )/
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!

生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!
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