東京のリトルナガサキ!? 旅行の相談もできる「日本橋 長崎館」で長崎を擬似体験!

東京の日本橋に長崎県のアンテナショップがあるのをご存じですか?
今回は、関東圏の長崎好きの方、あるいはこれから長崎に行こうと思っている方におすすめしたい「日本橋 長崎館」をご紹介します!
掲載日:2025年02月04日
ライター:Miyako
「日本橋 長崎館」とは
東京のハブ駅・JR東京駅八重洲北口から徒歩5分、地下鉄日本橋駅から徒歩1分の好立地にある「日本橋 長崎館」。
実は日本橋という地は長崎とゆかりのある場所なんです。
江戸時代にかつて日本橋に「長崎屋」という薬種問屋があり、出島のオランダ商館長が江戸参府の際に宿として利用していたという歴史があります。別名「江戸の出島」と呼ばれていたそう!
そんな日本橋に長崎県の文化・モノ・コトを発信するアンテナショップとして「日本橋 長崎館」がオープンしたのは2016年3月7日。私も東京に住んでいた頃、何度か足を運んだ場所です。長崎のお土産を買い忘れた時や長崎のモノがほしくなった時、また、長崎が懐かしくなった時などに行っていました!
「日本橋 長崎館」の中には、
・物販ゾーン
・イベントゾーン
・軽飲食ゾーン
・観光案内ゾーン
の4つのゾーンがあって、色々な楽しみ方ができます!
それでは、それぞれのエリアをご紹介しましょう。
長崎のうまかもんが見つかる、手に入る!【物販ゾーン】
入口正面は物販ゾーンとなっていて、定番のカステラやちゃんぽん・皿うどん、調味料や陶器、お茶やお酒など、選りすぐりの商品が並んでいます。
かまぼこやハム、角煮まんじゅうなど冷蔵や冷凍のものも置いてあり、保冷トートバッグも販売されているので、持ち帰りも安心!
お店の中央には船の形をした棚があり、長崎の島々のうまかもん(おいしいもの)がずらっと並んでいます。長崎らしいコンセプトで島のうまかもんを乗せて東京へやってきたかのようですね!
コーナーごとに雑貨や書籍なども合わせて様々なものが置いてあるので、お目当ての商品があれば探してみてください。見ているとついつい色んなものを買ってしまいたくなります。
ランチや喫茶、ちょい飲みも!長崎のうまかもんが食べたい方は【軽飲食ゾーン】へ!
店内入って左側奥には軽飲食ゾーンがあります。
カウンター席のみで、平日のランチには周辺のオフィスで働く人たちですぐに満席になっていました。メニューは曜日で異なり、この日は「皿うどん」が登場し大人気!皿うどんに欠かせない金蝶ソースも置いてありました。曜日によってはちゃんぽんも出しているそうですよ。
※メニューは変更になる場合があります。
ここで私もコーヒータイムの休憩を。カステラ2種食べ比べとコーヒーをセットで頂いてきました。
今回のカステラ2種は文明堂総本店の「カステラ巻き」と森長の「はちみつカステラ」でした。長崎は日本のコーヒー伝来の地でもあり、ポルトガルから影響を受けて長崎で独自に発展を遂げたカステラとのコラボは個人的にもアツいですね!そのぎ茶もメニューにあったので、日本茶と頂くのも良さそうだと思いました。
また、長崎の日本酒利き酒セットもメニューにあり、本日の日本酒3種とおつまみ3種付きが楽しめます。
今度は夕方にちょい飲みで来たい!軽飲食ゾーンのラストオーダーは18:30なので、仕事帰りや飲みに行く前の0次会で利用するのも良さそうです。
長崎の焼酎やクラフトビールもありますよ。
【イベントゾーン】の情報は公式サイトでチェック!
入口を入って左側、軽飲食ゾーンの手前側にはイベントスぺ―スがあります。
この日は長崎ランタンフェスティバル開幕目前だったので、ランタンの装飾やパンフレット、大型プロジェクターで映像を流して周知を行っていました。
そう、長崎の冬の風物詩・旧正月を祝う長崎ランタンフェスティバルは長崎くんちと並ぶ長崎の二大イベント!
ナガサキタビブのメンバーもたくさんランフェス攻略の記事を公開してますので、ご覧ください。
イベントスペースではカステラ試食販売、そのぎ茶試飲会、南島原産のみかん販売会などのイベントが行われます。長崎の生産者さんや販売者さんたちと出会えるチャンス!毎月様々なイベントが企画されているので、来店の際はイベント情報も公式サイトやインスタグラムでぜひチェックしてみてくださいね!
イベントに合わせて来店してみるのもいいかもしれません。
長崎に行こうかな?と思ったら!「旅の案内人」に相談できる【観光案内ゾーン】
そして、店内入ってすぐ右側には観光案内ゾーンがあります。
こちらには2名の「旅の案内人」が交代で常駐しており、長崎旅行の相談に乗っていただけます(基本はお一人30分程度)。
「旅の案内人」の一人、和久本さんは小浜出身。「日本橋 長崎館」のオープン当初から観光案内をされているベテランさんです。こちらの観光案内目当てで来店されるお客様もいて、とりあえず長崎行きの飛行機は取ったけど、土地勘がないので旅行のプランを相談したいという方もいらっしゃるそうです。
特に、世界遺産になった頃から増え、最近はTVドラマ「海に眠るダイヤモンド」などの影響から端島(軍艦島)が大人気!
また、しま旅も人気で、連続テレビ小説「舞いあがれ!」や『劇映画 孤独のグルメ』等の影響で、五島に行きたいという人も多いそうです。
希望を聞いてもらいながら、行程や旅程を一緒に考えてくれる強い味方がいるのはありがたいですね。関東圏で長崎旅行の情報や相談をしたいなら「日本橋 長崎館」へ行ってみてくださいね!
パンフレットコーナーには長崎県の21市町村のパンフレットを取り扱っているので、たくさんの情報が得られるはず!
そして、コーナーの片隅には、長崎の写真がカードになったものが置かれていて、我らが#ナガサキタビブのメンバーの写真カードもありました!(裏には各メンバーの写真に関連した記事のリンクあり)
こちらでも配られているとは嬉しい!数量限定でなくなり次第終了ですが、お立ち寄りの際はこちらもぜひチェックしてみてくださいね。
東京のリトルナガサキ「日本橋 長崎館」を機に長崎旅行へ!
東京にいながら長崎を感じられる「日本橋 長崎館」。
日本橋エリアには他の都道府県のアンテナショップも点在しているので、このエリアで長崎だけでなく日本各地を擬似旅行することもできて楽しいですよ!
そして、日本橋にある橋は長崎の眼鏡橋と並んで日本三名橋に数えられているという共通点も!
関東圏で長崎が恋しくなったら、また、長崎に興味を持って行ってみたいと思ったら、まず「日本橋 長崎館」に行ってみませんか。
それを機に、関東圏から飛行機に乗って長崎の地を訪れてみてくださいね。
羽田空港や成田空港から長崎空港への直行便が毎日運行していますよ!
みなさんを長崎県でお待ちしています!
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎の魅力を県外や海外の方に知ってもらいたい!
長崎県大村市出身。インバウンドを得意とする旅のコンテンツクリエーター。海外・東京などでの生活を経て、2018年の暮れに長崎にUターン。その後、長崎の歴史や文化を学び直し、その魅力にはまる。個人のSNSやフリーランストラベルライターとしても複数メディアで長崎の魅力を発信中。