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南山手伝統的建造物群保存地区 (ミナミヤマテデントウテキケンゾウブツグンホゾンチク)

歴史と文化が刻まれる国の重要伝統的建造物群保存地区です。

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長崎市南山手地区は、 東山手と同じ居留地であり、主として住宅地に使われていた区域です。長崎湾を見下ろす眺望の良い丘の上に位置しています。
幕末から明治にかけての洋風住宅として、 旧グラバー住宅をはじめ、旧リンガー(弟)住宅、旧オルト住宅が現存しており、 松が枝町では、旧香港上海銀行長崎支店や旧長崎税関下り松派出所などが港に面して建ち、いずれも国宝や重要文化財に指定されています。
地区の中心から南側は、現在でも静かな住宅地で、 明治時代初期から中期にかけての洋風住宅建築が比較的良好に残っており、長崎市南山手の町並みは、 居留地の地割を示す歴史的風致とともに、初期の洋風住宅群などをよく残しており、価値が高いといえます。

基本情報

住所 長崎県長崎市南山手町、松が枝町、小曽根町の各一部
電話番号 095-829-1193(長崎市文化財課)
アクセス JR長崎駅から路面電車(崇福寺行き乗車、「新地中華街」電停乗換え、石橋行乗車)利用15分、「大浦天主堂」電停下車。
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