北原白秋歌碑 (キタハラハクシュウカヒ)
悲しい物語への思いを綴った白秋の歌
- エリア
- 長崎
- テーマ
- 歴史・文化財・日本遺産
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北原白秋は亡くなる前の昭和17年(1942)、多摩誌上に「伊王島」として長歌一首と反歌を発表。これを記念して昭和25年(1950)、元長福寺跡地の瀬戸屋敷に歌碑が建立されている。
歌碑には「いにしへの 流され人も かくありて すゑいきどほり 海を睨みき」とある。流され人とは平安末期に後白河法皇の近習であった俊寛僧都のこと。俊寛は平家討伐の陰謀を行うが、失敗し翌年には藤原成経、平康頼らとともに伊王島に流刑となる。のちにこの二人は許されたが、首謀者である俊寛だけが許されず37歳、伊王島で死没する。
白秋は伊王島を訪れ、無念な俊寛の思いを歌に託した。現在は俊寛の墓碑の隣に歌碑が建てられている。
基本情報
住所 | 長崎県長崎市 | |
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電話番号 | 095-898-2211(伊王島行政センター) | |
営業時間 | 見学自由 | |
駐車場 | あり | |
アクセス | 伊王島港より徒歩約10分。(島内は自由乗降のコミュニティバスが1日10便往復:100円) フェリー(長崎汽船)/大波止ターミナルから伊王島港まで19分。 (竹島丸)/元船岸壁から伊王島港まで17分。 |