諫早から島原へ ショートカットで日帰り旅

約8㎞の諫早湾干拓堤防道路は、長崎県諫早市高来町と雲仙市吾妻町とを結ぶ広域農道で2007年12月開通しました。諫早市北東部小長井町方面より島原半島へ移動するには、通常諫早中心部まで戻らなければなりませんが、諫早湾干拓堤防道路を利用すると時間短縮で島原半島へ移動することができます。
時間短縮した分、島原のまちをゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
- 所要時間:日帰り
- 交通手段:車・徒歩
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諫早駅から車で3分
9:00 眼鏡橋(諫早公園内)
日本で一番美しい石橋 諫早眼鏡橋

諫早眼鏡橋は、天保10年(1839)に当時の領主、諫早茂洪公と領民が永久不壊の願いを込めて、それまで大きな橋がなかった本明川に架けた石造りのアーチ橋です。
現存する諫早眼鏡橋は、昭和32年の大水害後、戦国時代に築かれた高城(山城)跡を公園とした諫早公園内へ移築復元したものです。架橋当初と変わらない美しいアーチと重厚感漂う石造りは、今なお人々を魅了します。
昭和33年に全国の石橋の中ではじめて、国の重要文化財として指定されており、平成30年で重要文化財の認定60年を迎えます。
住所 | 〒850-0016 長崎県諫早市高城町770-2 | |
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電話番号 | 0957-22-1500(諫早市緑化公園課) |
諫早市街地から車で30分
10:30 白木峰高原
一面の花々と眼下に広がる景色は絶景!

標高1,057mの五家原岳の中腹に広がる白木峰高原は、約10,000㎡の広さに、春には10万本の菜の花、秋には20万本のコスモスが咲き乱れます。
遠目には諫早平野や雲仙岳、有明海を一望でき、その景色は格別です。
見頃:菜の花:3月下旬~4月下旬 コスモス:9月下旬~10月下旬
駐車場:有
住所 | 〒859-0307 長崎県諫早市白木峰町828-1 | |
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電話番号 | 0957-23-9003(コスモス花宇宙館) |
白木峰高原から車で15分~30分
12:00 楽焼うなぎ
江戸時代からの伝統をもつ名物料理

江戸時代からの伝統を持つ諫早の名物料理。
諫早は、街中を流れる清流「本明川」と有明の海、そこで採れていた良質のうなぎを使った美味しい「うなぎ料理」により、鰻処として江戸時代から近隣に知られていました。諫早のうなぎの蒲焼は、『焼き』のあと、2重底になった京都の楽焼きの独特な器を使い、仕上げにその器で蒸すのが特徴です。楽焼きの空洞部分にお湯が入っているので、うなぎがほどよく蒸されてふっくらとし冷めにくく、とろけるような独特な舌触りが生まれます。
住所 | 長崎県諫早市内店舗 |
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諫早市街地から車で15~30分※食事をするお店により移動時間も異なる
13:00 諫早湾中央干拓地
初夏、360度見渡せるパノラマスポットのひまわり畑は圧巻

約580haの中央干拓地は、農地が延々と続き、多良岳や雲仙岳が見渡せる360度のパノラマは圧巻。堤防には、休憩所や駐車場、トイレもあり、車椅子マラソンや自転車レースの練習をする光景も。
冬には多くの野鳥たちが訪れ、バードウォッチングを楽しむこともでき、初夏は、約300万本栽培されている広大なひまわり畑は初夏の風物詩となっています。
ひまわり見頃:7月~8月上旬
駐車場有
問:諫早市商工観光課 TEL:0957-22-1500
住所 | 長崎県諫早市小野島町 |
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諫早湾中央干拓地から車で5分
13:30 諫早湾干拓堤防道路
諫早湾を横断する海上道路「諫早湾干拓堤防道路」

約8kmある干拓堤防道路の中間地点には、有明海と調整池を望める展望歩道橋や、干拓事業の看板が設置され、諫早湾の干拓の歴史や諫早湾干拓事業について学ぶことができます。
干拓堤防道路は、メンテナンスのため、通行止めになることがあります。事前にHP等でご確認ください。
・駐車場:有
住所 | 長崎県諫早市高来町金崎 | |
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電話番号 | 0957-22-1500(諫早市商工観光課) |
諫早湾干拓堤防道路から車で20分
14:00 島原城
島原市のシンボル島原城

1616年、大和(奈良県)五条から島原に移封した松倉豊後守重政は、1618年から7年余の歳月を費やして島原城を築きました。
城は昔「四壁山」「森岳」などと呼ばれた小高い丘を利用して築かれたので別名を森岳城とも言います。南北に連なる連郭式平城で、外郭は周囲約4kmの長方形で塀をめぐらし、城門が7か所、平櫓が33か所ありました。
内郭は堀にかこまれた本丸・二の丸を設け、その北に藩主の居館である三の丸が続きます。本丸には安土桃山式建築の粋を集めた総塗り込めの五層の天守閣をはじめ、3か所に三層櫓がそびえ立つ豪壮堅固な城構えでありました。
城は松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏・松平氏と4氏19代253年間の居城でしたが、1874年に廃城となり、民間に払い下げられました。以来、文字通りの荒城となっていましたが、1964年に天守閣が復元されたのをはじめ櫓も復元され、次第に昔の面影がよみがえっています。
現在、城内の建物はキリシタン史料館(天守閣)、北村西望記念館(巽の櫓)民具資料館(丑寅の櫓)などに利用されています。なかでもキリシタン史料館は、有名なキリシタン大名有馬晴信(ドン・プロタシオ)時代に盛んであった南蛮貿易時代から、宣教時代・禁教時代・弾圧時代と続き、島原の乱関連の資料を展示しています。
住所 | 〒855-0036 長崎県島原市城内1丁目1183-1 | |
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電話番号 | 0957-62-4766 | |
営業時間 | 9:00~17:30(入館は17時まで) | |
休日 | 年中無休 |
島原城から徒歩5分
15:00 青い理髪店
レトロな佇まいの青いカフェ

大正12年に建てられた木造洋館は、1950年から1980年まで理髪店として営まれていました。その後老朽化のため解体されようとしましたが、「建物を保存しよう」と市民運動がおこり、町おこしに活用されるようになりました。現在は、1階がカフェ2階がギャラリーとして活用されています。
1階のカフェでは、理髪店時代のイスや鏡などそのまま利用されており、レトロ感漂う雰囲気はまさにフォトジェニック。
住所 | 長崎県島原市上の町888-2 | |
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電話番号 | 0957-64-6057 | |
営業時間 | 10:30~19:00(月曜のみ~17:00) | |
休日 | 木曜日(祝日を除く) |
青い理髪店から車で5分
16:00 鯉の泳ぐまち
鯉が清冽な流れの中で泳ぐさまは水の都島原のみどころのひとつです

島原は古くから水の都といわれていますが、中でも新町一帯は特に湧き水が豊富で、地面を50センチメートルも掘ると湧き水が出てくるほどです。
地域の町内会が中心となって、子供たちの感性をはぐくみ、豊かな湧き水を後世に残し、また観光に活かそうという趣旨のもと、町内の清流に錦鯉を放流しました。
「鯉の泳ぐまち」は地域住民の方々によって美しくたもたれ、紅白、三色、黄金等の錦鯉が清冽な流れの中で泳ぐさまは水の都島原のみどころの一つとなっています。
住所 | 〒855-0803 長崎県島原市新町二丁目 | |
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電話番号 | 0957-63-1111(しまばら観光課) |
徒歩すぐ
しまばら湧水館
湧水のせせらぎを聴きながらほっと一休み、散策途中に立ち寄りたい癒しのスポット

島原の湧水スポットである鯉の泳ぐまちの中になる無料の休憩所です。
湧水のせせらぎを聞きながらリラックス出来る、癒しのスペースとなっております。
◆島原名物「かんざらし」手作り体験を随時受付けています。
約30分程度でおいしいかんざらしができますので、ぜひ体験してみてください。
〈かんざらし手作り体験〉
料金:300円
時間:10時/11時/13時/14時/15時
所用時間:30分程度
※体験受け入れ人数:1~5名(6名以上は事前にご相談下さい)
実施状況確認・予約先:080-2790-2879
住所 | 〒855-0000 長崎県島原市新町2-122 | |
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電話番号 | 0957-62-8102 | |
営業時間 | 9:00~17:30 |
徒歩すぐ
湧水庭園 四明荘
1日1000トンの湧水を誇る池

明治後期に別邸(宅地187.8坪、木造瓦葺約40坪)として建築され、四方の眺望に優れていることから「四明荘」と名付けられました。
1日約1,000トンの湧水量を誇る池には色とりどりの鯉が泳ぎ、庭内には赤松や楓など様々な植栽が施されており、見るものすべてを魅了します。
座敷は正面と左側面の二方が池へ張り出して縁を廻しており、一段高い屋敷から庭園を見下ろすと座敷と庭園が一体となり、ここでしか見られない独特の美しい景観が広がります。
住所 | 〒855-0000 長崎県島原市新町二丁目 | |
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電話番号 | 0957-63-1121 | |
営業時間 | 9:00~18:00 |
FINISH
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