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甘藷翁原田三郎右衛門の碑 (カンショ)

陶山訥庵の教えに感銘し、苦労して海を渡り薩摩から種芋(甘藷)を持帰り、対馬全島に奨励普及させたと言われます。

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1605年、野國 總管によって中国福建省から琉球にサツマイモが持ち込まれました。
サツマイモはやがて、薩摩・長崎・関東などで広く栽培されるようになり、
飢饉の際に多くの人々を救うことになります。

上県町久原(くばら)の農家の次男である原田三郎右衛門は、
少年時代に厳原で陶山訥庵の教えを聞いて感銘を受け、
苦労して海を渡り、薩摩(鹿児島)に侵入し、藩外持ち出し禁止の種芋を
対馬に持ち帰り、対馬全島に奨励普及させたと言われます

サツマイモは山がちで耕地の少ない対馬の食糧事情を大きく改善させ、
コウコイモ(孝行芋)と呼ばれるようになり、さらに朝鮮に渡って
コグマ(孝行芋の発音がなまったもの)と呼ばれるようになります。

この碑は明治38年に三郎右衛門の功績を称え建てられました。


 


基本情報

住所 〒817-1512 長崎県対馬市上県町久原
電話番号 0920-54-2341(対馬市教育委員会 文化財課)
アクセス 対馬空港から約1時間23分
ウェブサイト 公式サイトはこちら

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