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【長崎港発】平和とキリスト教~ローマ教皇訪問地を訪ねて~

【長崎港発】平和とキリスト教~ローマ教皇訪問地を訪ねて~-1
  • 所要時間:半日
  • 交通手段:車、電車、徒歩
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長崎港松が枝国際ターミナル

大型クルーズ船に対応できる長崎港ターミナル
長崎港松が枝国際ターミナル-1

客船が接岸する「松が枝岸壁」および「出島岸壁」は、いずれも市街地から近い所に位置しているため、観光や買い物へのアクセスが最適で、多くの乗客乗員の方々に喜ばれています。

屋上の芝生広場は入出港時の歓迎・見送りや、散歩や休憩に憩いの場として親しまれています。

  • 住所 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町7-16
    電話番号 095-801-2210
    営業時間 開館時間/9:00~18:00
    ※イベント等により時間が変更になる場合があります。
    休日 土・日・祝日
  • 詳細ページへ
住所 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町7-16
電話番号 095-801-2210
営業時間 開館時間/9:00~18:00
※イベント等により時間が変更になる場合があります。
休日 土・日・祝日

車で15分、路面電車で30分

長崎原爆資料館

「長崎を最後の被爆地に」原爆の脅威と平和の尊さを伝え、恒久平和を世界に発信
長崎原爆資料館-1
1945年8月9日 午前11時2分。
広島原爆投下から3日後、長崎市内の浦上地域上空で原子爆弾が炸裂し、付近は一瞬のうちに廃墟と化し約15万人の尊い命が奪われました。
この資料館では被爆の惨状をはじめ原爆が投下されるに至った経過や核兵器開発の歴史などを紹介し、被爆から現在までの長崎の復興の様子をストーリー性のある展示を交えながら、核兵器のない世界の実現に向けて平和を発信しています。

被爆直後と現在の長崎の風景写真を比較すると、目覚ましい勢いで復興した長崎の街と長崎市民の逞しさがひしひしと伝わってきます。
「原爆、戦争なんて遠い昔のこと」とはいえない現在の世界情勢。各展示物に正面から向き合うと同時に“悲惨な歴史”を受け止め、真の平和について考える意義深い時間を過ごせるでしょう。
原爆・平和関係の図書閲覧ができるほか、ビデオコーナーを設置した図書室も併設しています。
館内にある喫茶店(ピースカフェ)は、ドリンクや軽食・スイーツなど充実したメニューを提供しているので、見学後のリラックスタイムを過ごすことができます。
  • 住所 〒852-8117 長崎県長崎市平野町7-8
    電話番号 095-844-1231
    営業時間 8:30~17:30【1~4月、9~12月】
    8:30~18:30【5~8月】
    8:30~20:00【8月7~9日】
    ※入館は閉館時間の30分前まで
    ※図書室・ホールは上記と異なる時間です。詳細はお問合せください。
    休日 12月29日~12月31日
    ※図書室・ホールは12月29日~1月3日
  • 詳細ページへ
住所 〒852-8117 長崎県長崎市平野町7-8
電話番号 095-844-1231
営業時間 8:30~17:30【1~4月、9~12月】
8:30~18:30【5~8月】
8:30~20:00【8月7~9日】
※入館は閉館時間の30分前まで
※図書室・ホールは上記と異なる時間です。詳細はお問合せください。
休日 12月29日~12月31日
※図書室・ホールは12月29日~1月3日

徒歩5分

原爆落下中心地碑

悲しみの原点、グラウンド・ゼロ
原爆落下中心地碑-1
1945年8月9日11時02分。アメリカのB29爆撃機から投下された原子爆弾は松山町171番地の上空約500mで炸裂し、一瞬のうちに多くの尊い人命を奪いました。
現在、その地には落下中心地標柱として黒御影石の碑が立てられています。
園内には被爆当時の地層も残されており、そこには原爆によって壊された家の瓦やレンガのほか、約3,000度の熱で焼け溶けたガラスなどが今も大量に埋没しています。

原爆の爆風により、爆心地周辺のほとんどの樹木は倒れ焼き尽くされたことから70年は草木も生えないだろうという“70年不毛説”が流れましたが、1ヶ月後には約30種類の植物が次第に芽吹き始めました。今ではすっかり緑に囲まれ、かつての惨状を思い浮かべるとその逞しい生命力や復興を遂げる不屈の精神を感じることができます。

公園の周囲には桜の木が植えられ、春になるとその桜が見事に咲き誇ります。年間を通して四季折々に風情が変わる市民の憩いの空間として親しまれています。
住所 〒852-8118 長崎県長崎市松山町
電話番号 095-822-8888(長崎市コールセンターあじさいコール)

徒歩3分

平和公園

原爆犠牲者の冥福と恒久平和を願う祈りの空間
平和公園-1
原爆落下中心地公園北側、小高い丘にある平和公園は、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界恒久平和への願いを込めてつくられました。

長崎市民の平和への願いを象徴する平和祈念像。(高さ:9.7m 重さ:30t 材質:青銅 制作者:北村西望氏)

制作者は長崎出身の彫刻家で、この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いを込めました。
毎年8月9日の原爆の日を「ながさき平和の日」と定め、この像の前で平和祈念式典がとり行なわれ、全世界に向けた平和宣言がなされます。

「平和の泉」 (直径:18m)
原爆のため体内まで焼けただれた被爆者たちは「水を、水を」とうめき叫びながら死んでいきました。その痛ましい霊に水を捧げて冥福を祈り、世界恒久平和と核兵器廃絶の願いが込めて浄財を募り建設された、円形の泉です。1969年(昭和44年)に完成し、平和公園の一角、平和祈念像の前方に位置しています。
被爆し水を求めてさまよった少女の手記を刻んだ石碑が正面に設置されており、当時の惨状を重々しく映し出しています。
平和の鳩と鶴の羽根をイメージした噴水が舞い、平和祈念式典の前夜には数多くのローソクが灯され、犠牲者を悼む催しも行われます。
住所 〒852-8118 長崎県長崎市松山町
電話番号 095-829-1162(長崎市土木部土木総務課)

徒歩7分

浦上天主堂

弾圧に苦しんだ浦上信徒が築いた教会(浦上天主堂)
浦上天主堂-1

浦上教会(浦上天主堂)は、1873年、キリシタン弾圧の禁制をとかれ自由を得た浦上の信徒達によって建設が計画されました。

ところが資金がなかなか集まらず、20年余りの時を経た1895年にようやくフレノ神父の設計による教会の建設が開始され、1914年に東洋一のレンガ造りのロマネスク様式大聖堂として献堂式があげられました。

正面双塔にフランス製のアンジェラスの鐘が備えられましたが、1945年、原爆により建物は破壊され、アンジェラスの鐘も鐘楼とともに崩れ落ちました。

現在の建物は1959年に鉄筋コンクリートで再建されたもので、1980年にレンガタイルで改装し、当時の姿に似せて復元されました。

周囲には被爆遺構の石像などが配され、今も原爆の爆風に耐えたもう一方のアンジェラスの鐘が時を告げています。

住所 〒852-8112 長崎県長崎市本尾町1-79
電話番号 095-844-1777
営業時間 9:00~17:00
休日 無休

車で9分、路面電車で18分

日本二十六聖人殉教地

キリスト教弾圧の歴史を物語る聖人のレリーフと記念館が建つ丘
日本二十六聖人殉教地-1
西坂公園はJR長崎駅東側、NHK長崎放送局横の坂道を上り徒歩約6分の小高い丘に位置します。

豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により、1597年2月5日京阪地方へ伝導していたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された丘です。キリストが十字架に架けられたゴルゴタの丘に似ていることから信者達がこの地を処刑の場に願い出たと言われており、二十六聖人の殉教以降も多くの人々がこの地で処刑されました。

1950(昭和25)年には、ローマ教皇・ピオ十二世がこの地をカトリック教徒の公式巡礼地と定め、戦後、原爆からの復興を遂げた長崎県は1956(昭和31)年史跡に指定しました。
26人の殉教者が列聖して100年目の1962(昭和37)年には二十六聖人等身大のブロンズ像嵌込(はめこみ)記念碑と殉教した人々の遺志を紹介する記念館が建てられました。

2019(令和元)年11月に第266代ローマ教皇・フランシスコが長崎を訪れた際、この地で祈りを唱えられたことでも知られています。かつての日本に、信仰の自由が奪われた時代があったという現実を踏まえ再び繰り返してはならない歴史に思いを巡らし、平和を願う場所へ出かけてみてはいかがでしょうか。
住所 〒850-0051 長崎県長崎市西坂町7-8(日本二十六聖人記念館)
電話番号 095-822-6000(日本二十六聖人記念館)

徒歩すぐ

日本二十六聖人記念館

ザビエル来日以降の日本のキリスト教の歴史文化を紹介した資料館
日本二十六聖人記念館-1
1597年2月5日、豊臣秀吉のキリシタン禁教令により日本で初めてキリシタン26人が処刑されました。殉教の地である「西坂の丘」に1962年、日本二十六聖人列聖100年を記念して建立された資料館で、世界的に知られるカトリック教徒の公式巡礼地です。

建物は記念聖堂と共に建築家・今井兼次氏の設計で、二十六聖人の等身大ブロンズ像がはめ込まれた記念碑は彫刻家・舟越保武氏の作品です。

京都から連れて来られ処刑されたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人の中には3人の少年も含まれ、「西坂の丘」がキリストが十字架に架けられたエルサレムの「ゴルゴタの丘」に似ていることから、この地を処刑の場に願い出たのだといわれています。

近年リニューアルされた記念館では、聖フランシスコ・ザビエルの渡来から明治時代までの日本のキリスト教の歴史、日本と南ヨーロッパとの出会いから生まれたキリシタン文化、二十六聖人をはじめとした殉教者のメッセージを紹介。『聖フランシスコ・ザビエル全書簡』や、踏み絵と同型の16世紀の「ピエタ」、潜伏キリシタンゆかりの絵画「雪のサンタ・マリア」やステンドグラスなどの貴重な展示資料と約3,000冊の専門図書があり、2階には建築家今井氏が手がけた特別展示室「栄光の間」があります。

2019年にはフランシスコ教皇が訪れ、2021年「ローマ教皇来訪記念碑」が設置されました。
住所 〒850-0051 長崎県長崎市西坂町7-8
電話番号 095-822-6000
営業時間 9:00~17:00
休日 12月31日~1月2日

車で10分、路面電車で30分

大浦天主堂

世界の宗教史上に残る劇的な「信徒発見」の舞台
大浦天主堂-1

大浦天主堂は、幕末の開国にともなって造成された長崎居留地に、在留外国人のために建設された中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会で、現存するものでは国内最古となります。

聖堂内を飾るステンドグラスの中には、約100年前のものもあります。


また、建立直前の1862年に聖人に列せられた日本二十六聖人に捧げられた教会であり、天主堂の正面は殉教の地である西坂に向けて建てられています。

設計指導者はフランス人宣教師のフューレとプティジャンの両神父で、施工は天草の小山秀之進(のちに、「秀(ひいで)と改名」)です。

1864年末に竣工し、翌年2月に祝別されました。

この直後の3月に、浦上の潜伏キリシタンが訪れ、信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。


1875年と1879年の増改築により、平面形式と外観デザインも変容し、外壁も木造からレンガ造に変更されましたが、内部空間の主要部には創建当初の姿が保存されています。

1933年に国宝となりましたが、原爆による損傷の修復が完了した後、現存する日本最古の教会建築として1953年に再度国宝に指定されました。

また、2018年にユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつです。

 

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住所 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3
電話番号 095-823-2628(大浦天主堂)
営業時間 8:30~18:00(最終入館17:30)

徒歩6分

長崎港松が枝国際ターミナル

大型クルーズ船に対応できる長崎港ターミナル
長崎港松が枝国際ターミナル-1
古くから大陸と交流があり観光資源の豊富な長崎には多くの客船が寄港します。現在の長崎港松が枝国際ターミナルは、大型の国際クルーズ船に対応できるよう整備され2010年にオープンしました。
ターミナルビルの屋根は芝生の緑地とウッドデッキなどデザイン性にも富み、太陽光発電を利用した地球環境に優しい造りになっています。また、長崎の歴史や文化、観光を紹介するインフォメーション機能も充実しているので客船から降り立った観光の方にも安心です。
路面電車の大浦海岸通電停に近く、グラバー園や大浦天主堂など市内屈指の観光エリアである南山手地区もすぐそばにあります。 
クルーズ船の寄港時以外は各種イベントなどに利用できるホールもあり、多岐にわたる催しの場としても利用されています。
近年、上海などを中心に日中韓を周遊する東アジアクルーズが注目されていることから今後さらなるニーズの高まりが期待される国際ターミナルです。
さまざまな船籍の豪華客船は、見ているだけでも圧巻の大迫力!停泊中、ライトアップされた客船は異国情緒あふれる長崎港に一層の輝きを放ちます。
  • 住所 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町7-16
    電話番号 095-801-2210
    営業時間 開館時間/9:00~18:00
    ※イベント等により時間が変更になる場合があります。
    休日 土・日・祝日
  • 詳細ページへ
住所 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町7-16
電話番号 095-801-2210
営業時間 開館時間/9:00~18:00
※イベント等により時間が変更になる場合があります。
休日 土・日・祝日

FINISH

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