メンシアの拝塔と水盤
(めんしあのはいとうとすいばん)松浦藩27代藩主松浦久信夫妻の菩堤を弔うための拝塔
- エリア
- 壱岐
- テーマ
- 歴史・文化財・日本遺産
安国寺境内にある2つの拝塔は松浦藩27代藩主松浦久信夫妻の菩堤を弔うための拝塔と言われています。
松浦久信は壱岐が平戸藩に属してから三代目の藩主で、父である鎮信とともに豊臣秀吉に仕えた武将です。
1602年、京都伏見で病に倒れた後、久信は亡くなり壱岐安国寺住職が平戸で葬儀を行い、その後安国寺に戻り久信の拝塔を建てました。
キリシタン大名大村純忠の五女で、久信の妻であったメンシアは生涯を通してキリシタン信者でした。
向かって左側にあるのがメンシアの拝塔と云われています。
マリアを象徴する三日月とキリストの象徴である太陽を組み合わせた手水鉢(日月水盤)があります。また台石の表面に魚と蟹のような模様が見られます。
Data 基本情報
| 住所 | 〒811-5321 長崎県壱岐市芦辺町深江栄触546 | |
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