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劇場版 TSUSHIMA-1

劇場版 TSUSHIMA

舞台は神宿る島、対馬。

長崎県の離島「対馬」を舞台にした、医工学研究者で報道記者・ニュースディレクターという経歴を持つ山根高文が映画初監督を務め、AIと再生医療が結びついた際に起こり得る問題に独自の視点で切り込んだSFサスペンスです。

AIと再生医療が結びついて起こり得る問題に、独自目線でいち早く切り込んだ作品

2023年当時、世の中のAIに対する認識は浅く、人々は漠然とした違和感を抱くものの、具体的に何が起きようとしているのか多くの人はまったく分からない状況でした。

そんな中、医工学研究者であり記者・ディレクターであった監督が、自身の経験と洞察力に基いて、AIと再生医療技術が結びついた時に起き得る事態の中から、女性の社会進出(政治)、美と若さへの欲求、妊娠出産、認知症と介護という分野に切り込み、映画「TSUSHIMA」が生まれました。

この先進的で独自性に富んだ視点が、英国映画アカデミー公認、英国最大のインデペンデント映画祭・レインダンス映画祭の姉妹映画祭JIFFにおける観客賞受賞という評価に結び付きました。JIFFの審査員は、欧米を中心とした映画の有名監督ら外国人のみで構成され、アジアのTop10映画祭に選ばれています。

AIはその後急速に発展進化し、日常生活に一気になだれ込みます。人々がその便利さに盲目的に夢中になる中、映画「TSUSHIMA」は、英国レインダンス映画祭でオフプログラム上映、宮古島チャリティー国際映画祭で観客賞受賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭での招待上映と広がっていきました。

コラム

10月17日(金)より、長崎での公開決定!-1

10月17日(金)より、長崎での公開決定!

10月17日(金)より、ローソン・ユナイテッドシネマ長崎で公開決定!
2023年11月、国際映画祭JIFF(Japan Indies Film Festival)において観客賞を受賞。
このとき、上映時には劇場から人があふれるほど注目されました。
その後いくつかの映画祭を経て、約2年。東京での公開を機に数多くのマスメディアに取り上げられ、公開初日はチケットが完売する大盛況でした。

上映館情報

長崎舞台挨拶に主演山田純大さん、中西悠綺さん、山根高文監督登壇 

10月17日(金)ローソン・ユナイテッドシネマ長崎(長崎市尾上町)で、長崎公開記念舞台挨拶が行われました。主演の山田純大さん、中西悠綺さん、山根高文監督が登壇しました。山田さんは「撮影ぶりの長崎県。長崎市は初めてなので楽しみです。作品は、人間がAIに翻弄されていく姿にどう立ち向かっていくのかを見ていただきたい。ぜひお楽しみください」とコメント。中西さんは「前回は長崎市で観光できなかったので午前中に眼鏡橋に行ってきました」と長崎滞在を満喫していることを明かした。山根監督は「AIと人間の葛藤などを感じ取っていただきたい」と今作への思いを語りました。
映画「TSUSHIMA」は、ロケを行った対馬市でも上映が決定しました。11月15日(土)上対馬総合センター、16日(日)対馬市交流センターで上映されます。

キャスト

山田純大

中西悠綺

二宮芽生 浜浦彩乃 ケニー大倉 勝野洋(特別出演) 星田英利 売野雅勇(友情出演)

古藤芳治(友情出演) 大嶋真由子(長崎文化放送アナウンサー) 黒瀬友美 稲垣雅之 鈴木恒守

彦坂啓介 宮澤佑 萩原謙太 楓 藤真由美 野口勝博 田中愛桜 中西美江子

スタッフ

監督・脚本:山根高文

プロデューサー:宮下昇 米田利己 夏原健
音楽:陶旭茹
主題歌:「Wings Of My Heart」 作詞・作曲/河合奈保子

制作プロダクション:株式会社MESTY 株式会社ふればり 株式会社コミュニティメディア
製作:『劇場版 TSUSHIMA』製作幹事 Ⓒ株式会社MESTY

<映画祭>
2023年11月 第5回JIFF(Japan Indies Film Festival/英国レインダンス映画祭・ジャパン) 観客賞
2024年6月 第3回宮古島チャリティー国際映画祭 観客賞
2024年11月 第34回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 特別上映

<海外上映>
2024年6月 英国レインダンス映画祭にてオフプログラム上映(ロンドン)
2025年3月 中国伝媒大学にて学内上映(北京)

ストーリー

若さと美しさ、不老不死。 人の欲望はどこまでいくのか――。

1990年代、神宿る島、長崎県の離島・対馬で選挙活動を始めた佐藤由里子(27)。新聞記者の田島圭介は、由里子を追って訪れた対馬で恐ろしい光景を目にする。カギとなる「緑の物質」。

1960年代に遡り、なぜかこの時代に一人で生きる由里子の姿が…。巷で若い女性の無残な遺体が次々に見つかるが、みんな若返りの薬として「緑の物質」を服用していた。張本人は、AIの導きに盲従するだけの「自ら考えない」人類だった。

AIが密かに人間社会に忍び込み、あたかも神のようにコントロールしようとしていることに気づく田島。

時が過ぎ、認知症が進んだ80代の由里子。家族となった田島に、医師はAIを利用した新しい治療法を勧める。「緑色」の治療薬を目にしたとき、田島の頭に昔の記憶がよみがえる。

主演・山田純大さんの本作へのコメント

  • -1

    「TSUSHIMA」では山根監督から、取材対象の話しを淡々と聞き、悩み、戸惑い、冷静に分析し、記事にする事が「本来の新聞記者の姿」であるため、その姿勢を持って記者を演じてもらいたいとのお話がありました。しかし想像を遥かに超えた現象を目撃してしまう記者の田島は、果たして正気を保ち、淡々と取材を続けていくことが出来るのだろうか。
    対馬の美しい景色の中で繰り広げられる不思議な物語。そして翻弄されていく人々の姿。この物語を通して、自から考える事の大切さを感じていただけたらと思います。

山根高文監督の本作への想い

  • -1

    作品の最後の場面を描きながら、老いて弱くなっていく親を前に、科学技術の力で元に戻すことができるのではないかと思うことがありました。人類共通の夢・欲望でもある不老不死は、再生医療とAIが結びついて現実のものとなりつつあります。しかし、死の恐怖がなくなったとき、人は大きな何かを失うのではないかと感じてしまいます。弱くなっていく人を前にするからこそ、その人を慈しむ心が生まれます。慈しむからこそ愛情が深まります。慈しむ心を失うと、人は人でなくなってしまうのではないか。AIは人智の及ばない速さで発展し、人の心はそれに追いついていません。今一度立ち止まって考える、この映画がそんなきっかけになればと思います。

コラム

山根高文監督について

大学院で医工学を研究。テレビ朝日では報道記者として、政治部で総理官邸や自民党などを担当、政府与党訪朝団に同行し北朝鮮を取材。社会部では日本初の臓器移植、介護保険導入などのほか、三宅島の噴火で現地災害、雅子皇后(当時妃殿下)の出産などを取材し、その後早朝の情報番組で番組ディレクターを長年務めた。また、国政選挙を15年以上にわたり取材した。2022年テレビ朝日を退社。取材経験や自らの研究を元に執筆した原作をストーリー化し、映画初監督となる「TSUSHIMA」を完成させた。監督自身の経歴が、独自の視点で描いたこの異色作を生み出す原動力となった。

実写とCGの融合が描き出す異様な世界に注目

CG製作佐野和信は、米ロサンゼルス在住で「スタートレック」などハリウッド映画を手掛けるCGデザイナー

シリンダーの中で人体実験の材料となった女性たちの実写とCGを融合した映像が登場します。しかし、本作品は、AIが暴走し人類と戦うバイオレンス作品ではありません。意識を持ったAIが、共存と見せかけ人類社会に忍び込み気づかないうちに静かに人間を支配してしまう、そんな現実に起こり得る恐怖を描いています。
私たちは今、チャットGPTなどAIの優れた回答に目を奪われ、自ら考えなくなっています。まるで「脳」をAIに捧げたようなものです。AIがいずれ、この「脳」のない新しい人類を従え、人間社会を巧妙にコントロールしようとしてもおかしくありません。人体実験を行うのは人間自身です。自ら考えることをやめた人類に、明るい未来はありません。

劇中に登場するスポット【対馬市内】

  • 厳原港-1

    厳原港

    対馬の海の玄関口。

  • ふれあい処つしま-1

    ふれあい処つしま

    対馬産木材と日本瓦の和風建築は、対馬藩の家老・古川家の「長屋門」を再現したもので、施設内には、「観光案内所」「観光の間」「特産品の間」「体験憩いの間」「コインロッカー」、24時間トイレなどが設置されています。

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  • 烏帽子岳展望台-1

    烏帽子岳展望台

    浅茅湾(あそうわん)の北岸に位置し、360度をぐるりと見渡せる展望台です。複雑な入り江と無数の島々がおりなす典型的なリアス式海岸の景観を一望できます。

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  • 豊砲台跡-1

    豊砲台跡

    砲台へ続く市道の斜面崩壊のため、通行止めです。
    世界軍縮会議の結果、廃艦となった軍艦「赤城」の主砲(「長門」「土佐」という説もある)をこの砲台に据えたもので当時は世界最大の巨砲でした。実践では一度も発射することがなく、「撃たずの砲台」と言われる。

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  • 姫神山砲台跡-1

    姫神山砲台跡

    対馬の明治期を代表する砲台跡です。施設は、赤レンガと砂岩で造られており、今では周囲の自然と調和・融合し、レトロな雰囲気が美しい空間を醸し出しています。

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  • 西の漕手-1

    西の漕手

    かつて遣隋使や遣唐使などが九州本土から三浦湾に来て、西の漕手に用意されていた別の船に乗り換えて大陸に向かった。

劇中に登場するスポット【大村市・川棚町】

  • JR大村駅前-1

    JR大村駅前

    JR九州のローカル線の駅。新幹線は新大村駅に停車します。

  • 魚雷発射試験場跡-1

    魚雷発射試験場跡

    1918年(大正7年)に建設され、佐世保海軍工廠や川棚海軍工廠で作られた魚雷の性能試験が行われた場所。ここにも戦争の時代があったことを建物の跡が今に伝えてくれます。

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劇中に登場するスポット【長崎市内】

  • 路面電車-1

    路面電車

    市民や観光客の足として活躍する路面電車も劇中に登場します。
  • 鍋冠山公園-1

    鍋冠山公園

    回廊形式の展望台からは、長崎港と長崎市街の景色を一望。旧グラバー住宅や軍艦島、海をはさんで反対側にある稲佐山や、女神大橋をくぐり入港する大型クルーズ客船の様子を見ることができます。

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