壱岐の最北端にある海水浴場、辰ノ島。壱岐対馬国定公園の特別保護地区に指定されており、ダイナミックな大自然の景観を堪能できます。透明度が高いビーチが点在する壱岐の中でも特別美しいエメラルドグリーンの海で、海水浴・釣り・周辺クルージングを楽しめ、陽射しが強い晴れの日の干潮時には、まるで船が宙に浮いたような宙船減少が起こることも。「勝本町漁港観光案内所」でチケットを購入し、専用クルーズ船に乗り約10分でアクセスすることができます（3～11月）。
海水浴が目的で来島する方が多く、特に賑わうのは夏。春・秋は人が少なく、まるでプライベートビーチのような贅沢な空間を楽しむことができます。辰ノ島の周囲をぐるりと観光クルージングしたあとに島に上陸するプランもございます（2名様から運行）。

※辰ノ島にはごみ箱が設置されておりません。ごみのお持ち帰りにご協力ください。

約700年の古い伝統と歴史を持ち、国指定重要無形文化財に指定された「壱岐神楽（いきかぐら）」。
壱岐の神社に奉職する神職にしか奏することができない、極めて神聖な神楽です。譜面などはなく、口頭のみで伝承されています。壱岐神楽には三十三（番外を含むと三十五）の演目があり、演目によっては神楽面という神々の面をかぶり、祈り讃えます。秋から冬にかけて島内では毎日のように神楽が奉納され、わずか二畳の中で舞が奉納されます。その中でも年2回、8月と12月に６～７時間かけて行われる「大大神楽」は最も厳粛・丁重な神楽。
舞人・楽人あわせて12名以上で奏され、辺り一体に張り詰めた厳かな雰囲気に圧倒されることでしょう。

キリスト教の信仰が息づく祈りの島、上五島。青く澄みわたる海で、自然を感じながらクルージングをお楽しみいただけます。
旧五輪教会堂や江上天主堂など、五島列島に点在するキリスト教関連遺産を海上タクシーで巡る「五島列島キリシタン物語」。地元を熟知した観光ガイドが同乗するので、より深くキリシタンの歴史や文化を知ることができます。
「若松瀬戸クルージング」では、船でしか行けないハリノメンドやキリシタン洞窟などを、美しい若松瀬戸の絶景を眺めながら巡ります。
夜には、昼とは打って変わって静まり返った海の上から、無数に広がる星々をゆっくり鑑賞できる「星空観賞クルーズ」も。都会では決して味わえない贅沢なひとときをお楽しみください。
※いずれも事前予約が必要です。

眼下に広がる海を臨む家、緑豊かな庭園に囲まれた家、路地先に佇み静寂が響く家―コンビニエンスストアがない、携帯電話の電波が入りにくいなど普段の生活では当たり前のものがない環境で「何もしない」豊かな時間をお過ごしください。築100年以上の古民家の趣や日本美はそのままに、快適な空間へリノベーションされた古民家で過ごす、小値賀での大人旅。島内にはそれぞれ趣の異なる6つの古民家があり、お好みでお選びいただけます。
宿泊当日は小値賀港ターミナルに迎えがあり、そのままチェックインした後は一人ひとりのしま時間がスタート。
備え付けのキッチンで旬のお野菜・お米を調理するもよし、付近にある飲食店で舌鼓を打つもよし。
島を楽しむための体験プランも充実。夕日の絶景を堪能できる「斑島サンセットツアー」、自分で釣った魚を食べられる「小魚釣り体験・料理づくり体験」や「魚さばき体験」、島人と交流しながらの絶景ゴルフ体験も。ここでしかできない、自分だけのしま時間をお過ごしください。
※いずれの体験も事前予約が必要です。

鬼岳（おにだけ）の麓に位置し、広大な敷地を構える「五島コンカナ王国ワイナリー＆リゾート」には食べて、体験して、宿泊できる施設が満載。
湯に浸かりながら五島の自然を満喫できる鬼岳温泉は、鉄分豊富な褐色の天然温泉で、神経痛・疲労回復などに効能があります。日中は抜けるような青空の下、夜は満点の星を眺めながら至福のひと時をお過ごしください。
園内には長崎県初のワイナリーがあり、なんとブドウの栽培から醸造まで手掛けているから驚きです。事前予約すれば、ワイン造りの工程を見学でき、五島ワインの飲み比べが体験できます。園内のレストランでワインを楽しむことも、お土産用に購入することもできます。完全予約制のエステルームが完備され、五島特産の天然椿オイルを使ったマッサージで日頃の疲れをリフレッシュ。バック・フットなど気になる部分から、贅沢な全身エステまで、多彩なメニューで極上のリラクゼーションをご堪能ください。陶芸館もあり、手びねりや絵付けなどの陶芸体験で旅の思い出を作ることも。夜は五島で水揚げされた新鮮な魚介類や、この地で飼育された五島牛を楽しみましょう。

漢詩の一節｢静如太古(しずかなることたいこのごとし)｣より、悠久の時を湛える海の静謐と、航海の無事への祈りを込めて名づけられたフェリー「太古（たいこ）」。全長94m、旅客定員数350名の大型フェリーは、洗練されたデザインと優れた機能性を兼ね備え、快適な船旅を楽しむことができます。漆黒の海を街の灯が照らす夜景が眺められるプロムナードや展望ラウンジ（※夜間閉鎖）があり、どなたでも楽しめるようキッズルーム・ペットルームも完備、さらにバリアフリー設備を充実させました。追加料金を支払えばスイートルームやファミリールームといったプライベートスペースの利用が可能です。
博多・福江島間を一日一往復します。博多港出発は23:45ですが、2時間前から乗船開始となりますので、早めに乗船してお好きな場所を確保することをオススメします。余裕があれば、乗船前に港そばの博多ポートタワーへ。地上70メートルの展望室から「太古」を見下ろし、その周囲の広がる宝石をちりばめたような夜景は圧巻の一言。
飛行機では味わえない優雅なひとときをお過ごしください。