アニメ「アンゴルモア元寇合戦記」-1

アニメ「アンゴルモア元寇合戦記」

対馬を舞台に繰り広げられる本格歴史大河ロマン!アニメの情報とともに、対馬のスポットなども紹介します。

©2018 たかぎ七彦/KADOKAWA/ アンゴルモア元寇合戦記製作委員会

【アンゴルモア 元寇合戦記】PV

長崎・対馬を舞台に繰り広げられる本格歴史大河ロマン!

「アンゴルモア元寇合戦記」とは?

KADOKAWAのComic WalkerでWeb連載中の、たかぎ七彦氏による元寇(文永の役・1274年)における対馬での戦いを描いた漫画です。
中世日本を揺るがす大事件「元寇」を斬新な視点で描く本作は、率土の地・対馬で、圧倒的な勢力に対し、逃げ惑い、抗い、奮起し、立ち向かった人々の姿を描いています。

ストーリー

鎌倉武士・朽井迅三郎はある事件により、罪人として対馬へ流刑となる。
島を治める地頭代の娘・輝日は、対馬へたどり着いた流人たちに、蒙古の大軍勢が対馬へ迫っていることを伝え、ある命令を下す。

「さぁ、お前たち。この対馬のために、死んでくれ」

死罪となる代わりに捨て石となれと命じられ、是非もない流人たちは、蒙古軍との戦いへ身を投じる。
怯むことなく対馬勢を率いて立ち向かう迅三郎。
島民を鼓舞し勇気づける宗家一門と輝日。
古来より対馬を守り続ける刀伊祓たち。

大宰府からの援軍が到着するまで、迅三郎たち対馬勢は、蒙古軍の猛攻を防ぎきることができるのか?

全てを失い、流された率土の地・対馬で一所懸命という志のもと、諦めない勇者たちが挑む七日間の戦いが始まる!

LINKS -関連資料-

マンガ「アンゴルモア 元寇合戦記」
舞台となった対馬の主要スポットをご紹介!

漫画のシーンと実際の対馬の風景を見比べてみましょう。

Spot1 小茂田浜

蒙古襲来の地

日本に襲来した蒙古軍の上陸地と考えられています。対馬守護代の宗助国は討死しますが、迅三郎は奮戦し、蒙古軍に反撃します。

Spot2 白嶽

対馬を代表する霊峰

現在の対馬市美津島町にそびえる白嶽は九州百名山のひとつで対馬のシンボル的な名峰です。独自の生態系をもつ原始林は国の天然記念物に指定されています。ここで主人公・朽井迅三郎は意外な人物と出会います。

Spot3 浅茅湾(あそうわん)

複雑な入り江と 無数の島々が織りなす風光明媚な海域

対馬の中央に広がる浅茅湾(あそうわん)は、複雑な入り江と無数の島々が織りなす典型的なリアス式海岸です。本作ではここに進入した蒙古軍と防人(さきもり)の末裔・刀伊祓(といばらい)が対決します。

Spot4 金田城

国防の最前線となった対馬に防人が築いた大要塞

蒙古軍との決戦地金田城は、白村江で敗れた日本が、唐・新羅に対する防衛拠点として667年に築いたとされる国指定特別史跡で、日本遺産第1号の認定文化財です。
山頂からは浅茅湾と朝鮮半島を眺望でき、延長約2.8㎞、最大高7mの壮麗な石塁は1350年前の古代山城の姿を今に伝えています。

Spot5 石積みの建物

対馬で産出される板状の石で屋根を葺いた高床式の建物

今も残る石積の建物として藻小屋と石屋根があります。藻小屋は海岸に漂着した海草を乾燥させ、畑の肥料としたものを保管する倉庫です。石屋根は頁岩の大型厚石板の屋根が特徴的な高床式倉庫です。

・石屋根(長崎県対馬市厳原町椎根) 
・藻小屋(長崎県対馬市峰町木坂)

Spot6 卜亀(きぼく)

古代中国から伝わった占い
亀卜(きぼく)とは古代中国から伝わった占いです。亀の甲を焼いて生じたひび割れの入り方を読み取り吉凶を判断します。

・住所:長崎県対馬市厳原町豆酘
・電話番号:0920-52-1566

Spot7 ツシマヤマネコ

対馬だけに生息する国指定天然記念物
ツシマヤマネコは10万年前に大陸から渡ってきたと考えられており、対馬だけに生息する国指定天然記念物です。胴長短足、耳の後ろに白い斑点、尾が太いなどが特徴です。環境省のレッドリストにおいて、最も絶滅の恐れが高い「絶滅危惧種ⅠA類」とされており、保護や繁殖のとして保護や繁殖のための取り組みが行われています。