島の風土にふれる大人旅・小値賀島

島の風土にふれる大人旅・小値賀島-1
五島列島北端に位置し、赤土の大地と漁師町の懐かしい風景が広がる小値賀島。
ゆるやかな島時間と、会話から人なつこさが伝わる島の人たちに癒されます。
リノベーションした古民家やカフェなどもあり、今あるものを生かしながら風通しの良い雰囲気を漂わせているのも魅力です。
長崎しま旅 わくわく乗船券」を使い、佐世保港から出発するコースをご案内します。

①「長崎しま旅 わくわく乗船券」特設ページで内容と体験メニューを確認。
②船会社へ「長崎しま旅 わくわく乗船券」を予約(佐世保港⇔小値賀港の往復)
③やりたい体験の申込先へ体験メニューを予約(体験クーポン使用の旨を伝えてください)
★予約先は、船会社と体験申込先の2ヵ所 !
★小値賀島内の交通手段(福祉タクシーやレンタサイクル)についても、予約の有無などを確認!
 
※「わくわく乗船券」は日帰りでは利用できません。宿泊先は各自事前にご予約ください。
  • 所要時間:1泊2日
  • 交通手段:高速船、福祉タクシー、レンタサイクル

START

JR佐世保駅より徒歩7分

【1日目】佐世保港

島旅のスタート地点は佐世保港
【1日目】佐世保港-1
佐世保港鯨瀬ターミナル内にある九州商船の乗船券販売窓口で、予約していた「長崎しま旅 わくわく乗車券」を購入して受け取ります。

高速船で2時間10分

【1日目】小値賀港

小値賀港港ターミナル内の観光窓口へ
【1日目】小値賀港-1
小値賀港ターミナル内の「おぢかアイランドツーリズム」へ。
事前に予約していた体験の代金を、「長崎しま旅 わくわく乗船券」に付いている体験クーポンで支払います。
ここには島旅をサポートするコンシェルジュがいるので、過ごし方の相談も気軽にどうぞ!
 
※宿泊先によっては船の時間に合わせて迎えに来て、宿へ送迎してくれます。宿泊予約の際に確認を。
※体験でつくった食品を持ち帰るために保冷バッグ&保冷剤が必要な場合は、港ターミナルの売店で販売しています。
島を出るまで宿泊先で預かってもらえるか、事前に確認しておくと良いでしょう。

徒歩10分

【1日目】カフェ&お菓子の店 tan tan

路地沿いの小さなカフェでひと息
【1日目】カフェ&お菓子の店 tan tan-1
宿に荷物を下ろしたら、さっそく島をさんぽしましょう。
スイーツとドリンクでひと休みしたい人は、2018年8月にオープンしたこのお店へ。
可愛さ全開の店内には手作りのお菓子と雑貨が並び、イートインスペースを併設しています。島育ちの落花生やさつま芋を使ったお菓子、季節のアイシングクッキーなどもあり、旅のおやつにぴったり。
 
すぐそばには、小値賀町の歴史や世界遺産・野崎島について知ることができる「小値賀町歴史民俗資料館」もあります。

【1日目】福祉タクシー

観光客も利用できる「福祉タクシー」
【1日目】福祉タクシー-1
事前に予約していた福祉タクシーに乗車。
島内にはタクシーがありませんが、社会福祉協議会の福祉タクシーは、観光客を含めた来島者も利用できます。
目的地がピンポイントの場合はとても便利です。

※当日の予約も可能ですが、できるだけ利用の1時間前までに予約をお願いします。
※朝夕のフェリーターミナル送迎については、前日までの予約制。

■運送の対価
片道5kmまで/大人・高校生1人300円、小中学生1人150円、未就学児1人無料
片道5km超過/上記料金にプラスして、1km超過ごとに100円加算
※支払いは現金のみ

福祉タクシーで10分

【1日目】古民家レストラン藤松

わくわく乗船券の体験クーポンを使って、島の逸品を使った食体験!
捕鯨や酒造りで財を成した旧藤松家を改装した趣のある「古民家レストラン藤松」
ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版」にも掲載されました。
 
こちらでは、地元漁師が一本釣りした小値賀のイサキ「値賀咲(ちかさき)」を使った「おぢかのイサキ棒寿司づくり」(3月~11月限定)と、
島の赤土で育った落花生のペーストを使った「落花生とうふづくり&ランチ」(通年)の2つの体験メニューを実施しています。
体験でつくったものはレストランでいただき、残りを持ち帰れるので、遅めのランチ+お土産に!
 
小値賀のブランド魚「値賀咲(ちかさき)」は潮の流れの速さから身の締まりが良く、且つ漁師の熟練の技で活〆されるため高品質。
落花生は「小値賀町担い手公社」が手がける特産品。赤土は水はけが悪く栽培に手間がかかりますが、甘くホクホクとした上質な落花生が育ちます。

※保冷バッグ&保冷剤は、港ターミナルの売店で販売しています。

■申込先:NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会 Tel.0959-56-2646
■申込期限:2日前まで ■催行:1名~ ■所要時間:約1時間30分(食事時間含む)
■料金:1人各4,000円(対象:小学3年生以上)
※火曜日、GW、8月、年末年始(12/30~1/4)は実施していません
※先に申込のあったいずれかの体験を実施

福祉タクシー10分

【1日目】集落の散策

島の中心地をぶらぶら歩こう
【1日目】集落の散策-1
体験でつくった料理を宿で保管できる場合は、体験後に一旦宿へ。
 
港周辺には、漁師町の日常を身近に感じられる路地がたくさん。そんな界隈に、どっしりと構える大きな元商家「尼忠東店」があります。無料休憩所として開放されていて、なんと卓球や囲碁スペースが! もちろん館内見学もOKです。
 
別の路地沿いには、100年以上続く活版印刷所「晋弘社」(OJIKAPPAN)があります。
ここでの「ポストカードor貼り箱づくり体験」も、体験クーポンが使える人気の体験です。
 
散策しながら、スーパーや飲食店も確認しておくと便利です。

【1日目】島内の各宿泊施設へ

【1日目】島内の各宿泊施設へ-1
小値賀島に渡る前に、自分のスタイルに合った宿泊先を予約しておきましょう! 
 
家族や友人同士でゆったりと過ごしたいなら、築100年以上経つ古民家を快適にリノベーションした1棟貸切タイプの宿泊施設がおすすめ。
ひとりの時間を過ごしたい人は、手頃な民宿や旅館でのんびりと。
直接島の暮らしを体験したい人は、一般の家庭に宿泊する民泊でお父さんやお母さんと料理をつくったりごはんを食べたり。
 
旅の途中で出会った人たちと気が合えば、夜はみんなで楽しい一杯を。偶然が偶然を呼ぶ奇跡は旅につきものです。
気の向くまま過ごせるのどかな雰囲気が、島旅の良いところです。

【2日目】朝のお散歩

朗らかでのどかな島の朝を楽しむ
【2日目】朝のお散歩-1
漁師町の朝は早く、スーパーや漁協の売店は7:30~8:00頃にはオープンします。
朝夕は、一日の中でもっとも島人の暮らしがわかる時間帯です。スーパーや海産物店で、ご当地土産を探すのも楽しいです。
古くは遣唐使船の行き交った歴史のある小値賀島。島外から訪れた人をもてなす・助け合う精神が今も息づきます。
時おり「どっから来たと?」と声を掛けてくれるのも、そういった歴史から生まれた島人の気質なのかもしれません。
 
天気が良ければ少し早起きして、世界遺産・野崎島の方角から昇る朝日を拝むのもおすすめです。
 
※宿泊先には、チェックアウト後も大きな荷物や冷蔵品を船の時間まで預かってもらえるか、事前に尋ねておきましょう。

レンタサイクル

自転車で小値賀島内をめぐろう!
レンタサイクル-1
小値賀港フェリーターミナル内でレンタサイクルを借り、斑大橋付近で牛の放牧風景を眺めながら斑島へ渡ります。

レンタサイクル40分

【2日目】ポットホール

自然の奇跡が生んだ神秘的スポット
【2日目】ポットホール-1
玄武岩の裂け目、深さ3m口径2mの穴の中に、直径50cmの玉石が入っており、昭和33年に国の天然記念物に指定され、世界第2位の規模を誇ります。大シケの時に玉石が回転すると言われています。

レンタサイクル45分

【2日目】地ノ神嶋神社

世界遺産の島・野崎島を眺める
【2日目】地ノ神嶋神社-1
海に向かって建つ鳥居が印象的な神社。この鳥居は、旧平戸藩の領地内でのみ建てられた「鎮真鳥居」と呼ばれるものです。
鳥居をくぐって海岸へ出ると、対岸は世界遺産の島・野崎島。ここに鎮座する「沖ノ神嶋神社」を望む事もできます。

レンタサイクル10分

【2日目】赤浜海岸

海底火山が生んだ赤い砂浜は必見
【2日目】赤浜海岸-1
白い砂浜ではなく、なんと赤い砂浜の海岸があります。
小値賀島が火山の噴火によってできた島だということが、よく理解できる場所です。
火山岩の砂礫でできた赤い砂浜はとても珍しく、インパクト大!

レンタサイクル20分

【2日目】flour jams(フラワー ジャムズ)

黄色いキッチンカーが「美味しい幸せ」を運ぶ
【2日目】flour jams(フラワー ジャムズ)-1
2019年夏に誕生した移動式飲食店。
小値賀出身のオーナーとスパイスの女王と噂(!?)されるスタッフがつくるのは、ハーブが香る本格的なキューバサンドや小値賀の落花生を使ったピーナッツカレーサンド、小値賀の落花生と魚醤が絡み合うパッタイなど。
各種ソーダをはじめ、ドリンクも充実。役場や港ターミナル周辺、島内イベント会場などに出没します。
  • 住所 長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷
    電話番号 090-5335-3523
    営業時間 11:00~17:00
    休日 不定休( Instagram にて確認)

【2日目】小値賀港

楽しかった島旅!小値賀土産を忘れずに
【2日目】小値賀港-1
ターミナルでレンタサイクルを借りた人は返却。宿でレンタサイクルを借りた人・荷物を預けていた人は宿へ。
ターミナルまで送ってもらいます(要事前確認)
 
乗船時間までフェリーターミナル内の売店でお買い物。海産物をはじめ、甘くてホクホクとした名物の落花生や体験メニュー「落花生とうふづくり」で使用した落花生ペースト、「牛に注意」の文字が眩しい(!?)オリジナルTシャツ&グッズなど、小値賀島の旅を自慢できるお土産が揃います。
  • 電話番号 0959-43-3170(フェリーターミナル内売店)
    営業時間 6:30~15:00
    休日 無休

GOAL

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