当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。

『夏の砂の上』ロケ地情報
物語は治が暮らす高台の家を中心に展開されており、ロケの約1年前から行われたロケハンでは、「治が暮らす家」のイメージにふさわしい場所として、長崎港が見える高台の住宅地のロケーションを探し回りました。
治が造船所で働いていた設定から、長崎港・造船所のクレーンが見える場所を制作スタッフが見つけ、稲佐山の山すそにある家がロケ地に選ばれました。
撮影車両が入れない細い路地や階段のある場所だったため、毎回の撮影ではスタッフのみなさんが手分けして、照明やカメラなどの重い機材を一つひとつ運び込んでいました。その姿はとても印象的で、現場の熱意やチームワークの強さを感じさせられました。

キャスト
小浦 治 / オダギリ ジョー
治の姪・川上 優子/ 髙石 あかり
治の妻・小浦 恵子/ 松 たか子
治の妹・川上 阿佐子 / 満島 ひかり
治の職場の元同僚・陣野 航平 / 森山 直太朗
優子のアルバイト先の先輩・立山 孝太郎 / 高橋 文哉
陣野の妻・陣野 茂子 / 篠原 ゆき子
治の職場の元同僚・持田 隆信 / 光石 研
治たちの日常、坂道の風景
映画の中では、治たちが坂道を上り下りするシーンが度々登場します。階段が続く道、港が見える道、石畳の道といった様々な道があり、中には個性的な名前の付いた坂道などもあります。
治の家へ向かう道
平戸小屋町
治の家がある、稲佐山の麓にある町。
劇中でこの階段が頻繁に登場しており、治の家での撮影のたびに出演者の皆さんは階段を歩いて現場入りしていました。相生(あいおい)地獄坂
立山と優子が、アパートから出てくる恵子と陣野に遭遇した場所。200段を超える急な階段が続く道ですが、登り切った上にある「大浦展望公園」からは、長崎らしい町並みが見渡せます。
旧スチイル記念学校裏の坂
治がタクシーを見送った坂道。グラバー園の裏側の高台へと続く坂道で、洋館の屋根や造船所の風景などを見渡せます。

階段に引かれた白線
長崎市内の階段の特徴として、一つ一つの段差に白線が引かれています。段差の境目がわかりやすくなり、夜の通行時にも目印になり安全に通行できます。長い階段が続く道には、「休み石」が設置されている場所もあります。
坂道だけじゃない、長崎らしさあふれる街の風景
劇中では、長崎らしい風景の象徴である坂道の他に、路面電車、橋や商店街などでも撮影が行われました。
路面電車が走る風景
魚市橋
治が持田のタクシーを降りた場所や、優子と立山の待ち合わせ場所で登場。橋の隣には眼鏡橋があり、護岸に埋められたハートストーンに一番近い橋です。
江戸町
阿佐子と優子が汗だくになりながらスーツケースを運ぶ道。近くのお店の方が、ロケの合間に訪れた出演者のお二人に驚く一幕もあったそうです。
思案橋横丁
治が再就職した中華料理店のシーンで登場。居酒屋や飲食店が立ち並び、夜には多くの人でにぎわう繁華街です。

路面電車
長崎で撮影される作品には、「路面電車」が度々登場しますが、今回は長崎にやってきた阿佐子と優子が治の家に向かうシーンで使用されました。通常の運行ダイヤの合間を縫って、実際に長崎市内を走行する電車内で撮影が行われました。
【参考情報】路面電車を利用した長崎市街地の観光情報立山が優子を案内した長崎のまち
優子と立山の登場シーンは、劇中で頻繁に登場する坂道や階段といった印象的なロケーションだけでなく、公園やカフェでも撮影されました。どの場所も、映画やドラマのために特別に作られたセットではなく、長崎の日常にあるリアルな風景ばかりです。だからこそ、登場人物たちの感情ややりとりがより自然に感じられます。
あの店で撮影が!地元客でにぎわう店でのロケ
優子と立山のアルバイト先のスーパーマーケットや、持田の再就職祝いの会場になった飲食店など、長崎市内の様々な場所でロケが行われました。
※お店に立ち寄る際は、食事・買物等をあわせてお楽しみください。
割烹 大判
持田の再就職祝いが開かれたお店で、大広間で治が胴上げされたシーンが撮影されました。地元サラリーマンの宴会でも人気。
居酒家 五人百姓
優子が飲み会を飛び出すシーンで登場。メニューには地元の食材がふんだんに使われ、中でも「鯨しゃぶ」が名物メニューです。
エレナ稲佐店
立山と優子のアルバイト先であるスーパーマーケット。象のマークが印象的な長崎県内各地に店舗を構える地域密着型のスーパーです。2人が着用したエプロンは、実際の店舗でも使用されています。
暑さをクールダウン!おすすめのひんやりスイーツ
残暑の厳しい時期に行われたロケでは、アイスクリームなどの冷たい差し入れが何度もあり、スタッフの癒しになっていました。暑さを乗り切る長崎ならではのひんやりスイーツを紹介します。
長崎カステラアイス
長崎名物のカステラでアイスを挟んだ人気スイーツ。定番のバニラアイスの他、チョコや抹茶、長崎名産のビワなど様々なフレーバーがあり、差入れされた際には、どのアイスを食べるか悩むスタッフの姿が印象的でした。
チリンチリンアイス
青い屋台が目印!眼鏡橋や平和公園など観光地で楽しめる冷たいアイス。シャリっとした食感が特徴的で、屋台のスタッフさんが手慣れた様子で、ヘラを使ってコーンに美しく盛り付けてくれます。
ミルクセーキ
長崎のミルクセーキは「食べるミルクセーキ」大正末期から昭和にかけて、暑い夏を乗り切るためにミルクセーキに砕いた氷を入れたことが起源とされており、子どもから大人まで人気のひんやりスイーツです。