富江町山下・狩立のオネオンデ
(とみえちょうおやました・かりたてのおねおんで)お盆の夕方、静かな墓前に鉦と歌声が響く。 オネオンデは、子どもたちによって受け継がれてきた念仏踊りです。
オネオンデは、五島市旧富江町内の2地域(山下地区・狩立地区)に伝わる念仏踊りの一種です。
毎年、お盆の8月13日~15日の夕方を中心に、地区内の寺の本堂前や初盆を迎えた家の墓前などで踊られます。
オネオンデの特徴は2つあります。
一つは、主に夕方の墓前で踊られることです。
五島市には、お盆の夕方に墓場へ集い、提灯を灯して過ごす風習があります。その中で、オネオンデの鉦の音と特徴的な歌声が聞こえてきます。
二つ目は、踊り手が子どもたちであることです。山下地区では中高生、狩立地区では小学生の男子が踊っています。
色鮮やかな衣装を身にまとい、太鼓を抱えて踊る姿は、地域の人々によって大切に受け継がれてきました。
山下・狩立両地区のオネオンデは、1975(昭和50)年に市指定無形民俗文化財に指定されています。
Data 基本情報
| 住所 | 長崎県五島市富江町 | |
|---|---|---|
| 開催期間 | 毎年8月13~14日 |