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【世界文化遺産】長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

  • Spot 1
    【南島原市】
    原城跡

    自らのかたちで信仰をひそかに続けるきっかけとなった地

    禁教初期に島原と天草の潜伏キリシタンが蜂起した「島原・天草一揆」の主戦場となった城跡である。
    この出来事は、幕府に大きな衝撃を与え、2世紀を超える海禁体制が確立されるとともに、残された潜伏キリシタンが、密かに自分たち自身で信仰を続けていく契機となった。
    多数の人骨に伴って出土した信心具は、禁教後も潜伏キリシタンが密かに信心具を保持し、組織的に結びついていたことを示している。

    住所 〒859-2412長崎県南島原市南有馬町
    電話番号 0957-76-1800
    ホームページ http://www.city.minamishimabara.lg.jp/sekaiisan/one_html3/pub/default.aspx?c_id=109
    交通アクセス 島鉄バス:原城前バス停より徒歩15分。
    国道251号線沿い、南有馬町にはいると案内あり
  • Spot 2
    【平戸市】
    平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)

    禁教時代の潜伏キリシタンの集落の様相をとどめる歴史的景観

    安満岳から伸びる尾根に挟まれた谷状の地形と海に囲まれた集落。指導者の家には「納戸」と呼ばれる部屋の中に、密かに潜伏キリシタンの信心具が伝承され、山岳など在来宗教の信仰の場や禁教以前にキリスト教徒の墓地があった丘などを聖地として密かに崇敬した。

    住所 〒859-5373長崎県平戸市春日町
    電話番号 0950-22-4111
    ホームページ http://www.city.hirado.nagasaki.jp/kanko/shizen/shi17.html
    交通アクセス 平戸大橋から生月方面へ車で約35分
  • Spot 3
    【平戸市】
    平戸の聖地と集落(中江ノ島)

    殉教地として潜伏キリシタンから崇敬

    中江ノ島は平戸島北西岸の沖合2キロに位置する長さ400m、幅50mの無人島であり、この島では、禁教時代初期に平戸藩による潜伏キリシタンの処刑が行われた記録がある。
    殉教地として潜伏キリシタンが密かに崇敬した。岩からしみ出す聖水を採取する「お水取り」が行われた聖地でもある。

    住所 〒859-5144長崎県平戸市下中野町
    電話番号 0950-22-4111
    ホームページ http://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/isan/kobetsu/isan_008.html
    交通アクセス 平戸大橋より生月方面へ車で35分
    ※島へは、上陸できません。
  • Spot 4
    【熊本県天草市】
    天草の﨑津集落

    漁村特有の形態で信仰を続けた集落

    禁教期に潜伏キリシタンが組織的に信仰を続ける中で、アワビやタイラギの貝殻内側の模様を聖母マリアに見立てて崇敬するなど漁村独特の信仰を育み、在来宗教と信仰空間を共有した集落であり、キリスト教解禁後は﨑津諏訪神社の隣に教会堂を建築した。

    [集落内の教会] 﨑津教会

    住所 熊本県天草市河浦町崎津574
  • Spot 5
    【長崎市外海】
    外海の出津集落

    聖画像をひそかに拝み信仰を続けた

    禁教期に小規模な潜伏キリシタンの信仰組織が連携し、聖画や教義書、教会暦などを密かに伝承し、自分たち自身で信仰を続けた集落である。
    解禁後は、段落的にカトリックへ復帰し、集落を望む高台に教会堂が建てられた。

    [集落内の教会] 出津教会堂

    住所 〒851-2322長崎県長崎市西出津町
    ホームページ http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=8
    交通アクセス 長崎駅から車で約40分
  • Spot 6
    【長崎市外海】
    外海の大野集落

    神道の信仰を装いながら続けた信仰

    禁教期に潜伏キリシタンが自分たち自身で組織的に信仰を続ける中で、氏子となった神社に密かに自分たちの信仰対象を祀り、オラショ(祈り)を唱えるなど在来宗教と信仰の場を共有していた集落である。
    禁教期の信仰の場であった神社の近くに、解禁後、教会堂が建てられた。

    [集落内の教会] 大野教会堂

    住所 長崎県長崎市下大野町26191
    ホームページ http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=9
    交通アクセス 長崎駅から車で約50分
  • Spot 7
    【小値賀町】
    野崎島の集落跡

    神道の聖地で信仰を続ける

    禁教期に移住した潜伏キリシタンが、表向きは海上交通の守り神である沖ノ神嶋神社の氏子を装うことで在来宗教と並存しながら自分たち自身で組織的に信仰を続けた。
    解禁後はカトリックへ復帰し、禁教期に宗教儀礼を司った女性指導者の屋敷の側に教会堂を建てた。

    [集落内の教会] 旧野首教会

    住所 長崎県北松浦郡小値賀町野崎島
    ホームページ http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=17
  • Spot 8
    【新上五島町】
    頭ヶ島の集落

    仏教徒の開拓地の指導によりできた集落

    禁教期に外海の潜伏キリシタンが、仏教徒の開拓指導者のもと、無人島に移住・開拓し、自分たち自身で組織的に信仰を続けた。
    解禁後、カトリックへ復帰し、海に近い谷間の奥にある仮御堂跡に自分たちの教会堂を建てた。

    [集落内の教会] 頭ヶ島天主堂

    住所 長崎県新上五島町友住郷頭ヶ島638-1
    ホームページ http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=16
  • Spot 9
    【五島市奈留島】
    奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)

    人里離れた海の近い谷間に移住

    禁教期に外海の潜伏キリシタンが、海に近い谷間に開けたわずかな平地に移住して固有の信仰形態を続けた。
    解禁後はカトリックへ復帰し、禁教期以来の指導者の屋敷を家御堂としていたが、やがて、湧水があり防風に優れた場所に木造の教会堂が建てられた。
     
    [集落内の教会] 江上天主堂

    住所 長崎県五島市奈留町大串1131-2
    ホームページ http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=15
    交通アクセス 奈留港より車で約20分
  • Spot 10
    【五島市久賀島】
    久賀島の集落

    未開の地で仏教徒との相互関係で守り続ける

    禁教期に外海から移住した潜伏キリシタンが、仏教集落と互助関係を築きながら自分たちで組織的に信仰を続け、「信徒発見」後の厳しい弾圧を乗り越えてカトリックへと復帰し、海辺に教会堂を建てるに至った。

    [集落内の教会] 旧五輪教会堂

    住所 長崎県五島市蕨町五輪
    ホームページ http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=14
  • Spot 11
    【佐世保市黒島】
    黒島の集落

    仏教寺院でマリア観音に祈りを捧げた

    禁教期に外海などから移住した潜伏キリシタンが、仏教寺院から信仰を黙認されつつ、自分たち自身で組織的に信仰を続けた。
    解禁後はカトリックへ復帰し、禁教期に宗教儀礼が行われた指導者の屋敷を仮御堂としていたが、後に島の中心に自分たちの教会堂を建てた。

    [集落内の教会] 黒島天主堂

    住所 長崎県佐世保市黒島町3333
    ホームページ http://www.sasebo99.com/junrei/271/
  • Spot 12
    【長崎市】
    大浦天主堂

    世界の宗教史上に残る劇的な「信徒発見」の舞台

    居留地の外国人のために建設したゴシック調の国内現存最古の教会堂。
    1864年に建設、1865年に献堂され、直前に列聖されたばかりの日本二十六聖人に捧げられた。
    献堂直後に浦上の潜伏キリシタンが訪れ自分たちの信仰を告白した「信徒発見」の舞台である。

    住所 〒850-0931長崎県長崎市南山手町5-3
    電話番号 095-823-2628
    教会
    データ
    建物 レンガ造(創建時は木造)538.9㎡
    竣工 1879年 初代は1864年
    設計 フューレ神父、プティジャン神父
    施工 小山秀之進
    内覧時間 8:00~18:00(拝観受付は閉館15分前に終了)
    拝観料・
    入場料
    大人/1,000円 中高生/400円 小学生/300円
    ※団体割引有(20名様以上)
    ホームページ https://nagasaki-oura-church.jp/
    交通アクセス JR長崎駅前から路面電車(崇福寺行に乗車し新地中華街電停で乗換えて石橋行に乗車し大浦天主堂電停下車)利用20分、徒歩5分