
監督のイメージにぴったり合ったのは、「ホテル・ヨーロッパのスイートルーム」
ケンの妄想シーンに登場するのが、ハウステンボスの中にあるホテル・ヨーロッパのスイートルーム。監督はこのーンに使うホテルの高級感にこだわりました。
福岡のホテルにまで、ロケハンし、最後にたどりついたのがココ。監督強く主張し無理に撮影をお願いしたエピソードも。
クランクアップはここで迎えた!
1ヶ月半の佐世保長期ロケは、ニワトリを飛ばすシーンで終了。スタッフ一堂で記念撮影が行われました。
現在は閉鎖されているこの建物は、かつて佐世保市民の憩いの場だったスポーツレジャー施設。
アジトは桟橋そばにある九州商船ビルの一室
万津町、海の玄関にある商船ビルも昭和テイストいっぱいの建物。その一室に毛沢東などのポスターを貼った北高全共闘アジトが再現されました。
幻想的な白馬シーンは、烏帽子岳の「風と星の広場」が舞台
標高568メートルの烏帽子岳は古くは「佐世保富士」とも呼ばれた街のシンボル的な山。多くの佐世保っ子が、遠足の楽しい想い出を作る場所でもあります。
そこで撮影されたのが、「草原の白馬」というケンが見る夢のシーン。頂上まで登れば、市街地を一望できる大パノラマが広がります。
妻夫木君も安藤君も週3回は通った
宿泊ホテル近くということもあって、映画関係者が連日訪れていた焼肉の店「食道園」「安藤さん、妻夫木さんはマネージャーさんと一緒によく見えてました。
安藤さんは塩、妻夫木さんはタレ。安藤さんは野菜スープが好きで、いつも注文してくれまたよ!」

映画に出てくる「アダチバーガー」は「ログキッド」のハンバーガーを使用。
それを安藤君が気に入ったらしく、後日、美術スタッフと来店。
プロデューサーも食べた!
映画のプロデューサーはじめ、スタッフが訪れた「れすとらん門」注文されたのは、約40年前この「門」で生まれ、今では佐世保の名物となった「レモンステーキ」しょうゆベースの和風ステーキで、目の前のレモンを搾っていただくしずる感がたまらないのです!

私は友人に誘われて、市民エキストラとして参加しました。真夏の撮影だったので、出演者の方やスタッフの皆さんも汗を流しながら撮影に挑まれていました。朝早くから夜遅くまで撮影は続き、一つ一つのシーンに時間がかけられていて、とても大切に作られている事が感じられました。大好きな佐世保がフィルムを通 して多くの人に見て貰える嬉しさ、またそんな作品に少しでも関われたことを誇りに思います。
佐世保出身の作家・村上龍の自伝的小説「69(シックスティナイン)」をクドカンこと宮藤官九郎の脚本で映画化。1969年、佐世保。全共闘、ウッドストック。世界がフリーダムとラブ&ピースを叫んでいた時代、高校生のケン(妻夫木聡)が、仲間のアダマ(安藤政信)、イワセ(金井勇太)らと繰り広げるハチャメチャ青春グラフィティ。
原作/村上龍 脚本/宮藤官九郎 監督/李 相日
出演/妻夫木聡、安藤政信、金井勇太、太田莉菜、柴田恭平ほか