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ながさき食物語「茂木びわゼリー」

↑「最初は売れるとは思わなかった」と茂木一○香 6 代目・榎巍さん。北は北海道、南は沖縄まで、その足で全国をまわり、 4 年の歳月をかけて「びわゼリー」を普及させた。

↑「一○香」。空洞部分の壁に、あんがへばりついている。「空っぽ」に驚く人は多い。

 茂木の特産物・びわを丸ごと1個ゼリーで包んだ銘菓「ビワゼリー」は、昭和 53 年に誕生。そのキッカケになったのは、1644年に中国より伝来したお菓子「一○香」。煎餅の饅頭で、パリっとした皮の中が空洞になっているのが最大の特徴。「この逆でやわらかくて中が詰まっているという発想でビワゼリーは誕生した」という。当初はびわを刻んで入れていたが、途中から豪快に丸ごと1個を入れ、1年目はカップに入れて販売。2年目には、「びわを食べるときのように」という遊び心で、紙の袋に入れ、むいて食べるようにした。しかしベタベタして食べにくいという声があがり、3年目にはアルミと紙で包むことで光を遮断。味も色も変わらないまま1?3年はもつお菓子となった。

茂木一○香本家
  長崎市茂木町 1805
095-836-0007
8:00〜 20:00  水曜休