「青春はロックとエロスとハッタリである。」乾いた空気に情熱の汗がほとばしる。あの時君は若かった…ケンとアダマと仲間達の青春の軌跡を追っていざ行かん、佐世保シティーへ。…って、実は私生まれも育ちも佐世保、生粋の佐世保っ子。しかし、映画の中の佐世保はカッコよかっちゃんね。今回はそんなカッコイイ佐世保を紹介するけん、まかせんね!

佐世保市役所、亀山八幡宮の鳥居を左に見ながらゆるやかな坂を登っていくこと数分、グラウンド、そして学校らしき建物が!!
「おおー!」これが物語の舞台、佐世保北高だ。 堂々とした門構え、威厳を放つ白壁の校舎。アカデミックな香りプンプン。なんだか女子校みたいな雰囲気、と思ったら、その昔ここは女学校だったそうな。やっぱりね。ホント、美女レディジェーンが黒髪をなびかせながら歩いてきそうだもん。汗臭い男子のイメージはないんだけど、ここはまぎれもなくあの事件の現場。なんだか不思議な感じ。ちなみに学校のシーンの撮影が行われたのは戸尾小、日宇中、清水中です。
緑の並木道、ステキ!デートしたーい!
聖地を後にして、今度は坂を下り、中央公園に向かう。
緑の並木道が烏帽子岳に向かってまっすぐ続いていて、芝生の丘や、交通公園、県立武道場、弓道場、佐世保市民会館などが集まっている。
白いワンピースに白い日傘のレディー・ジェーンが子犬を連れてお散歩してるイメージ、とでもいいましょうか、いや実にお上品なエリアなのです。
正統派のデートコース。ケンとアダマもこの公園で女子とデートしたのだろうか、などと考えつつ、芝生に座って一休み。でも、のんびりはしていられない。ロケ地めぐりの旅はこれからなのだ!

アメリカンな雰囲気いっぱいの国際通り。この通りの先に米軍基地がある。
ザ青春、のエリアを後にして向かうは、ザ佐世保、オトナのニオイプンプンの国際通り。
道幅がいきなりどーんと広くなって、視界がぶわーっと開けて、あーら、なんだかいい気分。佐世保川を渡ると左手にレトロな市民文化ホール。昔、ショーボートという名前で劇場、映画館として使用されていたそう。中をのぞくと社交ダンスのレッスンが行われていた。ムーディーな音楽と建物の雰囲気がいい感じ。
店内には実際に撮影で使用されたアダチバーガーの看板が!
さらに歩くとなにやら人と車で賑わっている一角が。「佐世保バーガー」の老舗の一つ、「ログキット」だ。これからの街歩きにそなえて腹ごしらえしとこっと。お店の中には映画の撮影で使われた「アダチバーガー」の看板。
オトコっぽい手書きの文字がイイ感じ。米軍基地へと続く道を眺めながら巨大なバーガーにかぶりつく。
こんなに大きいハンバーガー生まれて初めて…オイシイ!
ログキットのすぐ隣の空き地、かつてここには労働福祉センターがあって、伝説のフェスティバル「朝立祭」はそのホールで行われた。
佐世保のウッドストックっすね。歩くこと数分、道行く人がインターナショナルになってきて、ブルーに白文字の看板が目に付くようになってきたら、そこがニミッツパークの入り口。基地で働く人とその家族の憩いの場所、人工芝が目に鮮やかなグラウンド、ポップな色合いがかわいらしい遊具、BBQのいいニオイもしてきたぞ…、耳をすませば、CREAMのあの名曲が聞こえてきそうだ。
アルバカーキ橋
ニミッツパークの前に架かるアルバカーキ橋。目の前をアメリカ人ファミリーが続々と通り、一瞬アメリカにいるような錯覚に。
ログキット/HANG OUT
佐世保バーガーブームの総本山。絶品のスペシャルバーガーは780円。
DATA 佐世保市矢岳町1−1 0956-24-5034
香港映画とかにも出てきそうな…あやしくてイイ感じ。
米軍基地から赤崎方向に向かって歩くと、左手に赤レンガの倉庫がいくつも見えてきた。
空き地も多い。おおー、「呼び出し」くらったケンとアダマの気分になってきたぞ、イイ感じイイ感じ。
パブ「ブラックローズ」として使用されたレンガハウスは、光海中学校前バス停の目の前にあった。これが驚く事に映画のシーンそのまま!アダチバーガーの車が停められていた、ちょっと荒れた感じの空き地もあるし、ツタのからまる赤レンガの建物の寂れ感が絶妙。中ではなにかすごいこと、やばいことが起こっているんじゃないか、で、スーツにサングラスのムラジュンがカッコイイ車に乗ってさっそうと現れるんじゃないか、とか、勝手に想像しまくって楽しんでしまった。このレンガハウスは当たり前だがヤバイ場所なんかではなく、現在は佐世保市が管理していて、バンドの練習など健全な目的のために市民に開放されている。
入り口のドアにはあのBlack Roseのイラストが!
私が訪れた時も中ではちょうどバンドの練習が行われていて、小窓からギターの音が聞こえてた。中はどんな風になっているんだろう、入ってみたかったなあ。さあ、この後は映画の中でも印象的だった、ケンとアダマが全力疾走するあのシーンを検証。いやー、わくわくしてきたぞ。
佐世保レンガハウス
普段はバンドなどの練習やライブ会場として市民に開放されている。光海中学校バス停すぐ横