今日は、「緋寒桜の郷まつり」が開催されている雲仙市国見町神代へ行きました。
天気が良く、最高のドライブ日和となりました。
今回の目的は、まつりの芸能大会で披露される神代の伝統芸能「鳥刺し」。
数日前から、ずっとこの日を楽しみにしていました。

さて、ここ神代地区は鍋島佐賀藩の飛び地で、神代鍋島氏が代々治めた場所です。
龍造寺隆信が戦死した後、有馬氏の所領となりましたが、豊臣秀吉の国割により鍋島直茂の領地となり、直茂の兄である鍋島信房(神代鍋島氏)が治めました。

鍋島氏の陣屋であった鍋島邸は、国指定重要文化財に指定されています。
(上の二枚の写真は、去年の写真を使いました。下の写真からが、今年の写真となります。)

鍋島邸を中心に、当時の区割りのまま石垣や矢竹の生垣や水路が残り、江戸時代の面影を残しています。

この神代小路地区は、国の重要伝統的建造群保存地区に指定されています。

緋寒桜の郷まつりでは、たくさんのイベントが開催されています。
歴史民俗資料館では、島原半島で発掘された出土品を展示していました。

まちなみ交流館では、美しい椿の展示や野点をしていました。

夜には、灯ろう祭りがあり、鍋島邸やまちなみをライトアップするようです。

門の前には、武士の格好をした人が立っていて、祭りを盛り上げていました。

こちらが、260年前から神代に伝わる伝統芸能「鳥刺し」です。
芸能大会には多くの観客が集まっていました。
この「鳥刺し」を目当てに訪れた観光客も、かなり多かったようです。

踊りは、「み〜さいな、み〜さいな〜、鳥を刺して、み〜さいな〜」の口上で始まります。
「鳥刺し」というのは鷹匠の下役として、鷹を訓練する際の獲物を捕獲する仕事のことです。
神代鍋島氏の家臣が、京都にて習って覚えてきたのが始まりと言われています。

最近、鳥刺しの担い手に若い人が2人加わったそうです。
こうやって、伝統芸能が引き継がれていくことは、大事なことですね。
旧中学校校舎では、地元の名産品が売られていました。
また、坂本龍馬の妻である「お龍」が弾いたと伝えられる月琴も展示されていました。
3月にもいろいろとイベントがあるようです。
ぜひ、江戸時代の街並みが残る神代小路を歩いてみられてはいかがでしょうか。
(「坂本龍馬副読本・21世紀長崎県観光便覧」より、一部引用しています。)