長崎あじさいまつり(長崎市)5月下旬〜6月初旬
長崎市の花でもある、あじさい。オランダの商館医として出島に赴任したシーボルトが愛した女性「お滝さん」にちなんで、「オタクサ」と名付け、ヨーロッパへ伝えた花です。期間中は眼鏡橋やシーボルト記念館、出島など長崎ならではの、シーボルトとお滝さんにまつわる場所で色とりどり、15種類のあじさいが目を楽しませてくれます。シーボルト記念館では「シーボルトとオタクサ展」を開催。「あじさい遊さるく」ではマップを片手にスタンプラリー(出島〜眼鏡橋〜シーボルト記念館)も楽しめます。
ほたるのふるさと相河川まつり(新上五島町)5月下旬〜6月下旬
遣唐使の風待ちの港として「備前風土記」「続日本記」「続日本後記」にも「合蚕田浦」「相子田浦」として記述がある、新五島町の相河地区。こちらは、中通島の中でも一番の蛍の生息地として知られ、毎年5月下旬から6月下旬頃は手で捕まえられるほどに、蛍の乱舞が見られます。真っ暗な夜の闇に浮かび上がる数え切れないほどの蛍の光は美しく、幻想的です。川の上流では、露店も軒を並べ、初夏の夕べを楽しめます。
四万六千日祭(佐世保市)8月初旬
佐世保の名所・福石観音。8月に行われるこのお祭りは「この日にお参りすれば、四万六千日お参りしたのと同じご利益がある」とされ、昔から「千日祭」の名で地元の人々に親しまれてきたお祭りです。10年分以上のお参りを1日でできるとあってか、毎年大勢の人が訪れます。参道には昔ながらの露店が軒を連ね、懐かしい風情を楽しむことも。特設ステージでは、太鼓や歌などの生演奏も披露されます。
厳原港まつり対馬アリラン祭(対馬市)8月初旬
歴史上、対馬と深い関わりを持つ韓国。現代でも、このお祭りの時は、韓国の人々が対馬を訪れ、交流を深めています。郷土芸能披露や歴史探訪ツアー、花火大会など様々な催しものの中でも注目は、約500名による朝鮮通信使行列の再現パレード。これは、鎖国で途絶えていた国交を回復しようと徳川家康が招いた李王朝の通信使の行列を再現したものです。行列には韓国から招待した舞踏団や対馬の人達と一緒に、観光客もチマチョゴリの衣裳を着て、パレードに参加できます。参加の申込みはお早めに。
チャンココ(五島市)8月中旬
五島のお盆の伝統行事。およそ800年間、島で受け継がれてきたチャンココ花笠に腰ミノをつけ、肩から下げた太鼓と鐘を鳴らしながら先祖を供養する念仏踊りで、初盆を迎えた民家やお墓を回ります。その様子は、どこか南方系の民族的な踊りを彷彿とさせます。印象的なのは、町中に響き渡る哀愁を帯びた鐘の音。この鐘の音が人々の心を清めてくれます。今や五島の夏の風物詩です。
精霊流し(県内全域)8月15日
初盆の霊を船に乗せ、「西方浄土」へ送り出す長崎の伝統行事。遺族が故人の霊を弔うために作った船を曳きながら街中を練り歩きます。夕暮れ時から耳をつんざくような爆竹と鐘の音が鳴り響く中、「チャンコン チャンコン ドーイドーイ」の掛け声とともに、夜遅くまで大小様々な船が列をなします。一見、派手なお祭りのような精霊流しですが、その騒々しさの中に、遺族の悲しみが静かに脈打ちます。長崎独特の夏の風景といえるでしょう。
千灯籠まつり(江迎町)8月下旬
約500年前から続く伝統行事。夕暮れ時になると、街中に飾られた約1万個の灯籠に火が灯され、あたりは幻想的な雰囲気に包まれます。見どころは、子どもたちが地蔵に勢いよく水をかける「水かけ地蔵まつり」と、約3300個の灯籠で飾られた高さ25メートルの日本一のタワー。タワーの周辺では郷土太鼓の演奏などが行われ、最後は夜空に美しい花火も打ち上げられます。輝く灯籠タワーと花火のコラボレーションは、このお祭りならではの演出で、訪れた人々の心を魅了します。
のもざき伊勢エビまつり(長崎市)8月下旬〜9月下旬
風光明媚な海沿いを走るドライブコースとして名高い野母崎半島。こちらは、新鮮な魚介類を使った特産品が多い漁業の町として知られています。「のもざき伊勢エビまつり」では、伊勢エビが格安で振る舞われるとあって、毎年大盛況です。町には伊勢エビ天丼や伊勢エビ料理宿泊パックなども登場。その他、伊勢エビ争奪ジャンケン大会や魚のつかみ取り大会、打ち上げ花火など、楽しいイベントも開催されます。